1. 家事の時短における心得とポイント
一人暮らしや共働きの家庭では、1日24時間では足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。仕事や通勤の時間は削れず、睡眠やプライベートの時間も大切なため削りたくありません。そこで見直したいのが「家事」です。ここでいう時短化とは、すべてを完璧にこなすことではなく、あくまで効率化を意味します。
◾️時短化への考え方
家事は完璧にこなす必要はなく、効率化を図るためのものです。家事は、家族が快適に暮らすために必要なものです。時短化が実現できれば、時間を有効に使えるようになります。「面倒」「もったいない」と無理に完璧を目指すと、負担が大きくなってしまいます。効率よくこなせている実感が持てれば、家事自体が楽しくなり、家庭や仕事、プライベートの人間関係にもよい影響を与える可能性があります。
◾️時短化のポイント
まずスケジュールを作成すると「今すべきこと」「今日中にすべきこと」「週末でよいこと」が見えてきて、気持ちにも余裕が生まれます。家族の協力も欠かせない要素で、子どもでもできる家事を任せるなど、家族にも協力してもらいましょう。また、家の中に物が多いと片付けに時間を取られてしまうため、要る物と要らない物を分別し、不用品は処分しておくことも大切です。
2. 洗濯と掃除の時短テク
まずは洗濯と掃除の効率化アイデアを紹介します。
◾️洗濯のコツ
洗濯機の設定時間は短縮しにくいため、それ以外の部分で工夫しましょう。全自動の洗濯乾燥機に任せる、衣類は各自で畳んでもらう、ハンガーに掛けて干しそのまま収納する、干す前にシワを伸ばしておく、といった方法が有効です。ハンガー干しのまま収納すれば畳む手間が省け、干す前のひと手間でアイロンがけの頻度も減らせます。
◾️掃除のコツ
掃除は範囲が広く大変な家事です。改めて時間を取るより、「〜のついでに」「〜しながら」行うのがポイントです。ロボット掃除機に任せる、水回りは使うたびに少しずつ掃除する「ついで掃除」、テレビを見ながらハンディモップを使う「ながら掃除」、動線にフロアワイパーを置いておく、生ごみは新聞紙やキッチンペーパーに包んで捨てるといった工夫が効率化につながります。キッチンも調理しながら洗い物をするなど、汚れをためないことが時短のコツです。
3. 料理の時短テク
掃除と並んで時間がかかりやすい料理にも、効率化のポイントがあります。電子レンジや自動調理器、食洗機を活用する、1週間分のメニューを事前に考えておく、キッチンツールを使いやすい場所に収納する、週末など時間があるときに作り置きをする、といった方法がおすすめです。
自動調理器は初期費用がかかりますが、火加減の調整などを任せられるため、調理中の手間を減らせます。メニューを先に決めておけば買い物もスムーズになり、考える時間も省けます。作り置きは「1食分」「朝食用」「お弁当用」など小分けにパックしておくと、さらに使いやすくなります。
4. 収納の時短テク
収納の効率は、ほかの家事全体の効率にも影響します。
◾️収納を効率化する工夫
まず物を減らすことが基本で、必要な物だけを残して定位置を決めれば、家族の誰でも元の場所に戻しやすくなります。コンロの近くに鍋を掛けるなど、使う場所の近くに収納するのも効果的です。衣類は透明な衣装ケースに収納し、細々した物はラベリングして中身がわかるようにしておきましょう。また、翌日も使うバッグなど、いちいち収納すると非効率な物のために一時保管場所を作っておくのもおすすめです。
結論
家事の時短化には、「干す前にシワを伸ばす」「別の作業をしながら掃除をする」といった、ちょっとしたひと手間を加えることが大切です。1日のうち10分でも15分でもほっとひと息つける時間を作れるよう、家事の効率化を目指してみてください。
