1. シーツの干し方で押さえるべきポイント
効率よく乾かすためには、意識しておきたい大切なポイントがあります。
◾️風通しのよい場所を選ぶ
サイズの大きいシーツは乾くまでに時間がかかるため、生乾きの状態が長く続きやすくなります。雑菌は生乾き臭の原因にもなるため、できるだけ早く乾かすことが大切です。家の中でもとくに風通しのよい場所を選んで干しましょう。
◾️生地が重ならないようにする
とくに狭いスペースに干す場合は、生地同士が重ならないよう注意しましょう。物干し竿を複数使ってM字に干すなど、風がまんべんなく当たるように工夫することが、早く乾かすコツです。
◾️紫外線に当てすぎない
直射日光は乾燥を促せますが、長時間当てると生地が傷んだり色あせたりする恐れがあります。強い日差しに長時間さらさないよう注意しましょう。
2. ︎干し方の前に知っておきたい洗い方
干す前の洗濯方法も重要です。
◾️洗濯の手順
①表面や四隅の内側などのホコリを取り除きます。
②シミがある場合は、洗濯表示や洗剤の使用方法を確認し、適切な方法で前処理をします。
③洗濯表示を確認し、必要に応じて蛇腹状に折って洗濯ネットに入れます。
④中性洗剤を使い、洗濯表示に従って洗濯します。
⑤洗濯が終わったらすぐに取り出します。蛇腹状に折ってネットに入れることで、洗濯機の中で扱いやすくなり、ネットに入れるとほかの洗濯物との絡まりやシワを防げます。洗剤は、シーツの素材と洗濯表示に合ったものを使用しましょう。脱水後に放置すると頑固なシワが付く原因になるため、すぐ取り出すよう心がけてください。
3. シーツの干し方いろいろ
干し方にはいくつかのパターンがあります。
◾️M字干し
物干し竿を2本使い、シーツを間に垂らすように干す方法です。「M」の字のように見えることからこう呼ばれ、布団を干す際にも応用できます。ただし、それなりのスペースが必要なため、マンションのベランダでは難しいこともあります。
◾️複数のハンガーを使った干し方
物干し竿が1本しかない場合は、複数のハンガーをかけてその上にシーツを被せる方法がおすすめです。直接被せるより生地同士の間隔が広がり、乾きやすくなります。
◾️ピンチハンガーを使い、シーツをジグザグに留める方法
ピンチハンガーを使い、3つ折りや4つ折りにしたシーツをジグザグに留めていく方法です。生地が重なる分やや時間はかかりますが、狭いスペースでも干せます。
◾️三角干し
シーツを対角線で2つ折りにし、物干し竿にかける方法です。四角に2つ折りするより生地が重なりにくく、乾きやすくなります。
◾️ハンガー干し
パンツ用のバーが付いたハンガーを使う方法です。ハンガーのバーにかけられるよう、シーツを3つ折りまたは4つ折りにし、物干し竿にかければM字干しのような状態になります。ハンガーが動かないよう、洗濯バサミで留めておくと安心です。
◾️室内干しのコツ
天気が悪い時期や花粉の季節は、室内干しが便利です。風通しが期待しにくい分、扇風機やエアコン、サーキュレーターで空気の流れを作り、シーツに直接風を当てて乾燥を促すと、生乾きの状態を短くしやすくなります。
4. 干し方に困ったときの便利グッズ
狭いスペースでも使いやすいアイテムを紹介します。
【ekans 伸縮式多機能ふとん干し ダブルバータイプ】
布団干し用のバーですが、シーツにも使えます。高さ94〜130cm、幅121〜200cmまで伸縮し、シーツだけでなく、一般的な洗濯物にも使えます。
【下村企販 シーツゆったりのびのびハンガー3枚掛け】
3枚のシーツを同時に干せるハンガーです。両端のフックを物干し竿にかけるだけの手軽さが魅力で、使わないときはコンパクトに折りたためます。
結論
シーツを上手に干すコツは、風通しのよい場所を選び、生地同士が重ならないようにし、紫外線に当てすぎないことです。これらのポイントを踏まえながら、ご家庭の環境に合った干し方を見つけてみてください。
