1. なめこを洗う場合
なめこを洗う必要があるかどうかは、販売されている状態によって異なります。特に真空パックで販売されているタイプは、洗うことがすすめられています。
◾️真空パック入りのもの
時間が経つと酸味が強くなることがあり、株付きのものと同じくオガクズや汚れが付着していることもあります。そのまま食べても問題ないケースも多いですが、酸味や汚れが気になる場合は洗ってから使いましょう。なめこ独特のぬめりには香りや旨みのほか、アミノ酸やミネラルなどの栄養も含まれているため(※1)、洗いすぎには注意が必要です。ザルに移し、流水をかけて軽く混ぜるように、サッと洗う程度にとどめましょう。
2. なめこを洗わない場合
真空パックの商品は水洗いしてから調理するのが基本ですが、株付きタイプはなるべく洗わずに使うのがおすすめです。
◾️株付きのもの
以前はスーパーに並ぶなめこの多くが真空パック入りでしたが、包装技術の進歩により株付きタイプも見かけるようになりました。株付きのものはやわらかく崩れやすいため、洗わずに気になる汚れをキッチンペーパーで拭き取って使うのが基本です。汚れがひどく拭くだけでは落ちない場合のみ、石づきを落としてほぐし、ザルに入れて流水でサッと洗いましょう。
3. なめこの美味しい食べ方
正しく下処理をしたら、ぬめりを生かした料理で楽しみましょう。
◾️生食は避ける
きのこ類は食中毒を起こすリスクがあるため生食を避ける必要があり、なめこも例外ではありません(※2)。サラダに使う場合も、必ず加熱してから加えるようにしましょう。
◾️おすすめの料理
汁ものなら、味噌汁にねぎや豆腐を合わせた「なめこ汁」や、とろみを生かした「なめこの中華スープ」がおすすめです。主食なら、そばとの相性がよい「なめこそば」、ナスや大葉と合わせる「なめこの和風パスタ」、納豆やオクラ、山芋と合わせる「ねばねば丼」、卵を加えた「なめこ雑炊」なども楽しめます。おかずには、レタスと豆腐を合わせた「なめこと豆腐のサラダ」、卵焼きや肉、魚にかける「なめこあんかけ」、常備菜になる「なめこの醤油漬け」、バターソテーが美味しい「株なめこの炒めもの」などがあります。
結論
真空パック入りのなめこは洗って使い、株付きのものは基本的に洗わずに使うのがポイントです。洗う際は、ぬめりを落としすぎないようサッと水洗いする程度で十分です。どちらの場合も、必ず加熱してから食べるようにしましょう。汁ものから主食、おかずまで幅広く活用できるので、正しい下処理を押さえておいしく味わってください。
(参考文献)
※1 公益社団法人 日本栄養・食糧学会「栄養と食糧」(第19巻 第5号)「ナメコの粘質物に関する研究(第1報)」(石沢 清)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1949/19/5/19_5_365/_pdf/-char/ja
※2 独立行政法人農畜産業振興機構「奥深いキノコ類の世界~食用性野生キノコの紹介と国内キノコ類栽培の現状と展望~」(鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター 准教授 早乙女梢 教授 霜村典宏)
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/wadai/2102_wadai.html
(参考文献)
※1 公益社団法人 日本栄養・食糧学会「栄養と食糧」(第19巻 第5号)「ナメコの粘質物に関する研究(第1報)」(石沢 清)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1949/19/5/19_5_365/_pdf/-char/ja
※2 独立行政法人農畜産業振興機構「奥深いキノコ類の世界~食用性野生キノコの紹介と国内キノコ類栽培の現状と展望~」(鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター 准教授 早乙女梢 教授 霜村典宏)
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/wadai/2102_wadai.html
