1. ガガンボとは
蚊に似た姿で、体が大きく足がとても長い昆虫です。大きさは種類によって異なり、体長数mm〜数cmほどの種類がいます。成虫には2枚の翅があります。ガガンボ科には世界で多数の種類が知られており、日本にも多くの種類が生息しています。体はもろく、少し触れただけで足が取れてしまうほどで、成虫の寿命は種類によって異なりますが、比較的短い期間であるとされています。
◾️発生時期
発生時期は3〜10月です。幼虫は湿った土を好み、植物の根を食べて成長します。種類によっては多くの卵を産むものもありますが、家庭内で大量発生するケースは一般的ではありません。
◾️健康被害はない
成虫のガガンボは、人を刺したり吸血したりすることはありません。ただし見た目が不快感を与えやすく、家に入り込んで驚く方も多いでしょう。また、工場での異物混入や、一部の種類の幼虫による農作物への食害が問題になることもあります。キリウジガガンボの幼虫は稲、ヒメガガンボの幼虫は生姜の害虫として知られています。
2. ガガンボはどこから入ってくる?
家の中への侵入経路を確認しておきましょう。
◾️光に集まる習性
ガガンボは光に誘引されることがあり、夜間に明かりのある場所へ飛来することがあります。夜間は光に誘引されて、明かりのある窓や建物の周辺に飛来することがあります。屋外の照明も虫を誘引する原因になるため、不要な照明は消しておくとよいでしょう。
◾️わずかな隙間からの侵入
主にドアや窓の開閉時に入り込みますが、注意していてもわずかな隙間から侵入することがあります。どこから入ったかわからない場合は、侵入経路になりそうな場所をチェックしておきましょう。
3. ガガンボを侵入させない方法
ガガンボの侵入を防ぐための対策を3つ紹介します。
◾️遮光カーテンで明かりを遮る
夜に窓を開ける場合は、網戸を閉め、室内の明かりが屋外に漏れにくいようカーテンなどを利用しましょう。玄関の屋外ライトなど、使っていない照明もこまめに消すことがおすすめです。窓や網戸の状態を確認し、必要に応じて補修したり、虫が集まりにくい照明を利用したりする方法もあります。
◾️隙間をふさぐ
侵入経路を特定したら、窓やドアなどに隙間がある場合は、隙間テープなどでふさぎましょう。網戸に穴が開いている場合は、専用の補修シールで簡単に補修できます。
◾️忌避剤を設置する
虫よけ用の吊り下げタイプやスプレータイプなどがあります。虫よけ剤を使用する場合は、ガガンボへの適用が表示されている製品を選び、表示された場所・方法で使用しましょう。効果には期限があるため、使用期限や効果の持続期間を確認し、必要に応じて交換・再使用しましょう。
4. 侵入してしまったガガンボの駆除方法
入り込んでしまった場合は、次の方法で対処しましょう。
◾️叩いて落とす
人を刺したり噛んだりすることはないため、手で触れずに対処したい場合は、容器などをかぶせて紙を差し込み、屋外へ逃がす方法もあります。手で触れたくない場合は、新聞紙やハエ叩きを使いましょう。ただし体がもろく、叩くと足がバラバラになりやすいため、死骸の処理にはホウキや掃除機を使うと便利です。
◾️殺虫剤で駆除する
近づきたくない場合は、不快害虫用のスプレーを使いましょう。近距離から大量に噴射すると、死骸が飛び散ることがあるため、製品の使用方法を確認したうえで適切な距離から使用してください。電撃殺虫器を使用する場合は、対象となる虫や設置場所、使用上の注意を確認しましょう。使用する場合は、製品の対象となる虫や設置場所を確認してください。
結論
ガガンボは光に集まる性質があり、家の明かりに引き寄せられて侵入することがあります。まずはどこから入ってきたのか、侵入経路を確認することが大切です。隙間をふさぎ、気になる場所には忌避剤を設置しましょう。遮光カーテンなどで室内の明かりが外へ漏れにくくする方法もあります。それでも入ってきてしまった場合は、叩くか殺虫剤で駆除してください。
