1. ビアンコとは?
ビアンコ(Bianco)とは、イタリア語で「白い」「白色」を意味する言葉です。
ボンゴレビアンコやピッツァビアンコ、モンテビアンコといった料理名や菓子の名前だけでなく、ワインや大理石、建物などさまざまな名称にも使われています。
山梨県で育成された白ブドウ品種「ロザリオビアンコ」にも、ビアンコという言葉が使われています。
また、イタリアには「ビアンコ」という名称の自治体もあります。
2. ビアンコとロッソの違い
イタリア料理には、ビアンコと同じくらいよく耳にする「ロッソ(Rosso)」という言葉もあります。
ロッソは「赤い」「赤色」を意味し、料理名では、トマトなどを使った赤い色の料理を表す際に使われることがあります。
イタリア料理といえばトマトのイメージが強いですが、トマトがヨーロッパに伝わったのは16世紀半ばごろとされています。
その後、ヨーロッパで栽培や食用利用が広がっていきました。
3. 「ビアンコ」が付く料理
先ほど紹介したとおり、ビアンコには「白い」「白色」という意味があります。
この言葉は、パスタやピッツァ、スイーツなど、さまざまな料理名としても使われています。
ここでは、それぞれの料理の特徴を見ていきましょう。
◾️ボンゴレビアンコ
「ボンゴレ」は、イタリア語でアサリなどの二枚貝を指す言葉です。ボンゴレビアンコは、二枚貝を使ったパスタ料理の一種です。トマトやトマトソースは使わず、オリーブオイルや塩、魚介から出るだしで味付けをするのが特徴です。そのため、トマトソースなどによる赤い色がつかないパスタに仕上がります。生クリームなどを使ったクリーム仕立てのボンゴレもあります。
◾️ピッツァビアンコ
ビアンコは、ピッツァにも使われることがあります。マルゲリータのような一般的なピッツァはトマトソースを使いますが、ピッツァビアンコはトマトソースを使わずに作られるのが特徴です。その代わりに、オリーブオイルやチーズなどを使って仕上げることが多いです。ちなみに、トマトソースを使わず、モッツァレラチーズとバジルを組み合わせたピッツァを「マルゲリータ・ビアンカ」と呼ぶ場合もあります。
◾️モンテビアンコ
モンテ・ビアンコ(Monte Bianco)は、フランス語の「モン・ブラン(Mont Blanc)」に相当するイタリア語です。もともとは「白い山」という意味で、アルプス山脈にあるモンブラン山を指す言葉です。この山をイメージした菓子が作られるようになり、その見た目から「モンブラン」と呼ばれています。イタリアでは、ホイップクリームを山のように盛り付けたケーキを「モンテビアンコ」と呼んでいます。
4. 美味しいボンゴレビアンコの作り方
ビアンコと付く料理の中でも、特に定番といえるのがボンゴレビアンコです。ここでは、家庭でも作りやすい基本の材料と手順をご紹介します。
【材料(2人前)】
・パスタ:180g
・お湯:適量
・塩:適量
・あさり:200g
・水:200ml(砂抜き用)
・塩:小さじ1(砂抜き用)
・オリーブオイル:大さじ1
・ニンニク:1片
・鷹の爪:少々
・白ワイン:大さじ4
・塩コショウ:少々
・乾燥パセリ:適量
【作り方】
①あさりを塩水につけて砂抜きをし、殻同士をこすり合わせて洗います。
②ニンニクはみじん切りに、鷹の爪は輪切りにします。
③鍋にたっぷりのお湯を沸かし、パスタを表示時間より1分ほど短くゆでます。
④フライパンにオリーブオイルを入れて温めます。
⑤ニンニクと鷹の爪を加え、香りが立つまで炒めます。
⑥あさりと白ワインを加えてフタをし、蒸し焼きにします。あさりの口が開いたら、一旦ソースから取り出しておきましょう。
⑦茹で上がったパスタを加え、ソースと絡めます。パスタの茹で汁を大さじ1ほど加え、パスタとソースをよく混ぜ、ゆで汁とオリーブオイルをなじませます。
⑧あさりを戻し入れ、塩コショウで味を調えます。
⑨お皿に盛り付け、乾燥パセリを振りかけたら完成です。
結論
イタリア料理でよく耳にする「ビアンコ」には、「白い」「白色」という意味があります。
料理ではトマトソースを使わない白い料理を表す際などに、ワインでは、白ワインを指す言葉として使われます。
「赤い」を意味する「ロッソ」とあわせて覚えておくと、イタリア料理をより楽しめるでしょう。
料理ではトマトソースを使わない白い料理を表す際などに、ワインでは、白ワインを指す言葉として使われます。
「赤い」を意味する「ロッソ」とあわせて覚えておくと、イタリア料理をより楽しめるでしょう。
