1. カツオのたたきににんにくを添える理由とは
もともと土佐ではカツオを生で食べる習慣がありましたが、土佐藩主・山内一豊が食中毒を防ぐために生食を禁じたという説があります。
その結果、表面だけを焼いて食べるたたきのスタイルが生まれ、当時は、食中毒への対策や臭み消しなどを期待して、にんにくや薬味が添えられるようになったとされています。
にんにくの香りによって、カツオ特有の臭みを感じにくくすることもできます。
現在でも高知には、塩とたっぷりのにんにく・薬味で楽しむ「塩たたき」という食べ方が受け継がれています。
2. にんにくを使った食べ方の例
◾️ 高知流・塩とにんにくスライスで食べる「塩たたき」
カツオのたたきは、藁焼き・炭火炙り・炙った後すぐ氷水で冷やすなど、さまざまな作り方があります。
塩たたきには、釣ったカツオを皮つきのまま表面だけ焼く「焼き切り」という方法で作ったものがよく合います。
粒の粗い天日塩と生にんにくのスライス、ネギなどをたっぷり添えて食べるのが高知ならではのスタイルですよ。
◾️ しょうがにんにく醤油で食べる
しょうがとにんにくはカツオとの相性がよく、香りによってカツオ特有の生臭みを感じにくくしてくれます。
作り方はとても簡単で、しょうがとにんにくをそれぞれみじん切りにして醤油に混ぜ合わせるだけです。
清潔な保存容器に醤油を入れ、スライスしたにんにくとしょうがを加えて漬け込むと、カツオのたたきなどに使いやすい調味料になります。
カレーや野菜炒めなど、さまざまな料理にも活用できるので、作り置きしておくと便利です。
◾️ 香ばしいにんにくチップで食べる
生にんにくの代わりに、揚げたにんにくチップを使う食べ方もとても美味しいですよ。
①にんにく1片を薄切りにして、油でこんがりと揚げてチップを作ります。
②玉ねぎのスライス・ミョウガ・細ねぎのみじん切りなどの薬味を用意しましょう。
③カツオのたたきの上に薬味とにんにくチップを散らし、ポン酢醤油など好みのタレをかければ完成です。
3. にんにくなし!薬味たっぷりで食べる
にんにくが苦手な方や、いつもと違う味わいを楽しみたいときにおすすめの食べ方です。
みょうが・白ネギ・しょうが・エシャレット・パプリカ・きゅうり・三つ葉など、お好みの野菜を組み合わせましょう。
①野菜は食べやすい大きさの細切りや薄切りにして、水にさらします。
②水気をしっかり切り、冷蔵庫で10分ほど冷やしておきましょう。
③カツオのたたきの上にたっぷりと盛り付け、ポン酢醤油をかけたら完成です。
冷やしておくと、ひんやりとした野菜の食感を楽しめます。
結論
カツオのたたきににんにくを合わせる食べ方には、歴史的な背景があり、カツオの風味を楽しむうえでも相性のよい組み合わせです。
塩たたき・しょうがにんにく醤油・にんにくチップ・薬味たっぷりなど、食べ方のバリエーションも豊富です。
初ガツオのシーズンは意外と短いので、旬のうちにぜひいろいろな食べ方で楽しんでみてください。
塩たたき・しょうがにんにく醤油・にんにくチップ・薬味たっぷりなど、食べ方のバリエーションも豊富です。
初ガツオのシーズンは意外と短いので、旬のうちにぜひいろいろな食べ方で楽しんでみてください。
