1. すぐに試せる鼻づまり解消法
◾️蒸しタオルで温める
蒸しタオルで鼻を温めると血流が促され、腫れていた粘膜が落ち着くことで、鼻が通りやすくなります。
◾️体操で交感神経を刺激する
背中側で小指と薬指を組み、手のひらを外側に向けます。そのまま息を吐きながら前屈し、腕を後方へ伸ばした状態を20秒ほど保ちます。腕や胸までしっかり伸ばすことで交感神経に働きかけ、鼻づまりの改善につながるとされています。
◾️脇の下にものを挟む
鼻づまりがある側とは反対の脇にテニスボールやペットボトルを挟み、その状態をしばらく保ちます。脇への刺激によって反対側の交感神経が活発になり、鼻の通りがよくなるとされています。
◾️息を吐いて鼻をつまむ
まず息を吐き切って鼻をつまみ、そのまま顔をゆっくり上下に動かします。無理のない範囲で息を止めながら行います。鼻の中に一酸化窒素がたまって気道が広がり、鼻の通りがよくなるといわれています。無理のない範囲で行いましょう。
◾️ツボを押す
小鼻の横にある「迎香」と、鼻の付け根にある「上迎香」が鼻づまりに効くとされています。舌を上あごに押し付けながら、眉間を20秒ほど指で押さえる方法でも鼻づまりが解消するといわれています。
2. 鼻づまりの原因と病院での治療
◾️鼻づまりの主な原因
鼻づまりは、鼻の粘膜がうっ血して腫れることで空気の通り道が狭くなり起こります。原因は風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、肥厚性鼻炎などが多いですが、ストレスや疲労、気温の変化なども関係します。鼻の骨の変形や口呼吸の習慣がある人も、鼻づまりを起こしやすい傾向があります。
◾️病院での治療
症状が慢性的に続く場合は、慢性鼻炎や副鼻腔炎の可能性もあり、病院での治療が有効なケースも多くあります。内服薬や点鼻薬に加え、鼻の膿を吸い出してからネブライザーで薬を注入する治療法もあり、改善しない場合は手術という選択肢もあります。
◾️花粉症には根本治療の選択肢も
花粉症やダニなどアレルギーが原因の場合は、アレルゲンを少しずつ体に投与して慣れさせる「アレルゲン免疫療法」も期待できます。注射による皮下免疫療法と、舌の裏から吸収する舌下免疫療法があり、長期的な治療が必要ですが、アレルギー症状の根治も望めます。
3. 日常生活で気をつけたいポイント
口呼吸はウイルスや細菌が侵入しやすく、鼻づまりの原因になるため注意しましょう。アレルギー性鼻炎が疑われる場合は、こまめな掃除やマスク・メガネの着用でアレルゲンを避けることが大切です。また、アルコールは鼻の粘膜のうっ血を招き、鼻づまりを悪化させることがあるため、飲みすぎには気をつけましょう。
結論
紹介した解消法は一時的に鼻の通りをよくするものであり、根本的な治療ではありません。実践してもすぐに症状が戻る場合や改善しない場合は、慢性鼻炎やアレルギーの可能性もあるため、放置せず病院を受診しましょう。軽い鼻づまりなら、これらの対処法で改善することもあるため、寝苦しいときなどに役立ててみてください。
