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簡単!おうちパーティーピッタリの【ホットプレートかわらそば】

簡単!おうちパーティーピッタリの【ホットプレートかわらそば】

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年11月 2日

オリひと倶楽部メンバーによる企画、第1弾は料理インフルエンサー「おりひこ」氏によるレシピをご紹介しよう。最近某人気ドラマの影響により耳にする人も多くなったであろう瓦そばを韓国風にアレンジしたメニューとなっている。ホットプレート料理がマンネリ化してきたら、ぜひ家族でわいわい作ってみてほしい一品だ。

  

1. 山口県名物!『瓦そば』とは?

瓦そばとは

皆さんは瓦そばを食べたことはあるだろうか?昨今、キャッチーなダンスとともに人気を博した某ドラマ作中にて、山口県出身の主人公の思い出の食べ物として出てきたことで初めて知った人も多いだろう。
発祥の地である山口県下関市では、熱々に熱した瓦の上に茶そばと具材を盛り付けたものをツユでいただくのが本場流。見た目のインパクトもさることながら、その美味しさあってこそ地元の家庭で親しまれてソウルフードとなっている。

瓦を使う理由は?実はおいしいメリットも

瓦が使われるようになった理由は実に合理的な歴史的背景がある。1877年(明治10年)の西南戦争の際に、熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話に参考にして、1961年(昭和36年)に川棚温泉で旅館を営む高瀬慎一が宿泊者向けの料理として開発したとされている。
現在では塗料の懸念もあり実際の屋根瓦ではなく瓦食器が使用されているが、瓦(瓦食器)には遠赤外線効果があり、保温性に優れるので少々時間がたっても熱々の状態で食べられるのだ。まさに現代でいうホットプレート代わりであったのであろう。

基本の具材と薬味は?

瓦そばは、味わい深い茶そばの香りがポイントだ。上層のモチモチとコシのある麺と、下層の瓦で焼けてパリパリとした麺のそれぞれの食感を楽しめる。また上に乗せる具材の基本は錦糸卵に牛肉のしぐれ煮、薬味でネギに海苔、レモンに紅葉おろし等を彩り鮮やかに盛り付けるのが本場流。とはいえ自宅で作る際には、お好みにアレンジしてもきっと楽しめるだろう。

2. 人気料理研究家おりひこ氏『瓦そば』の簡単レシピ

おうちパーティーぴったり!ちょい辛な韓国風瓦そば

料理インフルエンサーとして人気を集めているおりひこ氏。和食から洋食まで名もなきレシピを作り出してきたが、今回は山口県名物瓦そばの王道レシピを紹介しよう。

その名も『おうちパーティーぴったり!ちょい辛な韓国風瓦そば』だ。

【材料(1人前)】

  • 茶そば(乾麺):4把~
  • 牛肉うすぎり(肩ロース、バラなど):200g程度
  • しょうゆ:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • コチュジャン:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • たまご:2個
  • 砂糖:小さじ2
  • 塩:ひとつまみ
  • 韓国のり:4枚
  • レモン輪切り:4枚~
  • 大根:お好きな量
  • 小ねぎ:お好きな量
  • 瓦そばのつゆ(めんつゆ):50cc×4程度

【作り方】

1.そば茶そばをゆでる。たっぷりの湯をわかし、表示時間より短めに固めにゆでる。通常5分ならば、3分程度。茹で上がったらざるにあげて流水でしっかり洗い、できれば最後は氷水でしめ、水気をきっておく。これをすることによりふやけにくくなる。
2.具材を用意する。まずは錦糸卵だ。調味料を入れた薄焼き卵をつくり、さましておく。卵液に水溶き片栗粉を少し加えて作ると破れにく作りやすい。冷めたら細切りにしておこう。

次に牛肉のしぐれ煮を作る。先ほど使用したフライパンをふきとって熱し、肉を炒める。調味料と水40ccで煮る。15分ほど煮詰め、照りがでたらOKだ。

レモンを輪切りに、大根はおろして水気をきり、ねぎは小口きりにして用意しておく。
3.ツユを用意する。普通のめんつゆを使うときはみりんを30ccくらい足し、少し煮立たせる甘めのあたたかいつゆにしよう。

最後に軽く調理と盛り付けをする。ホットプレート、もしくはフライパンを熱し、サラダ油大1(分量外)をひき、そばをかるく炒める。

そばをプレート全体に広げて、錦糸卵、肉、のり、レモン、大根おろし、ねぎの順にトッピングする。好みで大根に一味をふるといい。そばが少しこげるくらいまで弱火で4分程度待とう。かりっとしたところと、少ししっとりしたところの両方があった方が美味しいぞ。

3. 『瓦そば』をもっと楽しむために

瓦そばはアレンジ無限大

瓦そばの美味しさのポイントは、食感と薬味のハーモニーだ。薬味についてもできれば全部揃えると理想的だが、大葉やミョウガなど好きな薬味でアレンジしても楽しい。瓦そば発祥の老舗『たかせ』さんでは、牛肉の味付けは塩コショウのみとの情報もあり、アレコレ試して具材の幅が広がるのも魅力かもしれない。

おりひこ氏のワンポイントアドバイス

個人的に瓦そばの魅力は茶そばの風味だと思います。ふわっと香るお茶の香りを活かせるような薬味をあわせたり、薄めの味つけにすると飽きずに最後まで美味しく食べれると思います。ご家族で楽しむ際にはバイキングのように、おのおの自分の器に好きな薬味を入れる形式にしても楽しそうですね。

結論

大人数でわいわい食事できるのがホットプレート料理の魅力であるが、メニューがどうしてもマンネリ化しがちだろう。山口県の郷土料理『瓦そば』のように、その地に行かなければお店でもなかなか食べられない料理に、ホットプレートで挑戦してみればその物珍しさと美味しさに食卓が盛り上がること間違いなしだろう。まずはオリジナルから、そうしてアレンジまで、ホットプレート瓦そばを作っておうちで旅行気分を味わってほしい。
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  • 更新日:

    2020年11月 2日

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