1. 桂花ラーメンはマー油が決め手!

熊本ラーメンの老舗・桂花は、東京にとんこつラーメンを広めたことで知られている。東京で食べられるラーメンといえばそれまでは醤油・味噌ラーメンが主流だったが、昭和43年に桂花が東京進出を果たしたのち、徐々にとんこつラーメンのブームが巻き起こった。
熊本ラーメンは、いわゆる博多のとんこつとは異なる。最大の違いがマー油だ。マー油とは、にんにく・香味野菜・ラードを材料とする調味油のこと。香味野菜を揚げて焦がしつけるため、黒っぽい色をしている。「魔法のように美味しくなる油」というのがマー油の由来で、熊本ラーメンではこのマー油を豚骨鶏ガラスープに加え、絶妙なコクや深みを出しているのだ。
店舗メニューでは、太肉(ターロー)と呼ばれる豚肉の角煮を載せた「ターロー麺」も人気。東京で長く愛され続けたとんこつラーメンは、現在も新宿・渋谷・池袋で営業している。通販サイトでも販売されており、常温・冷凍の2つのタイプを選ぶことが可能だ。
2. コク旨とんこつなのに臭みなし!あっさりした味わいも魅力

本商品は、熱湯を注いで5分待つ。トッピングのかやくは細長くカットされたねぎとチャーシューだ。注意したいのが後入れの液体スープと調味油で、これらは麺をほぐしてから入れる。調味油のマー油を投入すると、焦がしにんにくの香ばしい風味がいかにも美味しそうだ。
まずはスープを1口。コクがあって濃厚なとんこつスープの旨みが押し寄せる。ここにマー油の香ばしさが相まって、実に深みのある味だ。トゲトゲ感は一切なく、まろやかで落ち着く味わいにホッとする。細麺はもっちりシコシコ、スープの旨みをほどよく吸収してこれもまた美味しい。とんこつなのにくどくなく、どこかすっきりした後味も本品の魅力となっている。
具が少なめでシンプルだが、逆にそれがいい。麺とスープで勝負する実直なラーメンだ。ふっと夜中にとんこつラーメンが恋しくなったときは、ぜひともお試しいただきたい。
3. 商品情報

発売日
2021年5月4日(火)
購入できる場所
セブンイレブン(全国)
価格
232円(税込)
※参考価格
※参考価格
栄養表示(1食123g当たり)
エネルギー:417kcal
たんぱく質:10.5g
脂質:13.6g
炭水化物:63.2g
食塩相当量:7.9g (めん・かやく2.3g スープ5.6g)
たんぱく質:10.5g
脂質:13.6g
炭水化物:63.2g
食塩相当量:7.9g (めん・かやく2.3g スープ5.6g)
4. 結論
「名店の味 桂花熊本マー油豚骨」は、2021年5月4日(火)より全国のセブンイレブンにて発売中。東京にとんこつブームを巻き起こした桂花のマー油入りラーメン、この機会にぜひご堪能いただきたい。