1. AI技術が食品業界に革命をもたらす?

今回ご紹介するのは、わさビーフでおなじみの山芳による「おいしさの科学 ステーキ×コーヒー味」。パッケージの後ろには5味のチャートが示されている。これはAISSY研究所の協力による味覚センサーを参考にしているのだという。AISSY研究所の味覚センサーとはどういうものなのだろうか。
AISSY研究所は、AI技術を応用して人間の味覚に近い味分析を行っている。AISSY研究所で使われているのは、味覚センサー「レオ」だ。慶應義塾大学で開発された装置で、塩味・甘味・酸味・苦味・旨味のいわゆる5味だけでなく、コクやまろやかさまでも評価できるのだという。
レオを用いて、食品同士の相性をパーセンテージで割り出したり、時間の経過による味の変化を評価したりすることも可能だ。商品開発やマーケティング、品質管理への活用が期待されている。
2. コーヒーでビーフの味が引き立つ!

それでは実食。袋を開けると濃厚なビーフが香る。その奥にコーヒーの香りも確かに存在していて、なにやら不穏な雰囲気だ。表面に見える粒はコーヒーなのかステーキなのか。科学を信じる気持ちが揺らぐ。
勇気を出して1枚食べてみると、圧倒的なビーフの旨み。バーベキューで食べる厚切り肉のような、焦げ感すら感じられる深い旨みがある。食べる前の心配はどこへやら、普通に美味しいのだ。コーヒーはどこかに消えてしまった感があるが、味に深みが感じられるのはコーヒーの苦みがなせる業なのだろう。
メーカーが山芳だけあって「わさビーフのわさび抜き」のような感じもするが、トータルでいえば上の上。ガーリックやブラックペッパーが隠し味になっていて、ビールに合う味わいになっている。
3. 商品情報

発売日
2021年8月17日(火)
購入できる場所
セブンイレブン(全国)
価格
153.36円(税込)
栄養表示(1袋55g当たり)
エネルギー:309kcal
たんぱく質:3.2g
脂質:19.7g
炭水化物:29.8g
食塩相当量:0.7g
たんぱく質:3.2g
脂質:19.7g
炭水化物:29.8g
食塩相当量:0.7g
4. 結論
「山芳 おいしさの科学 ステーキ×コーヒー味」は、2021年8月17日(火)よりセブンイレブン限定で発売中。AI技術が生み出した美味しいポテトチップス、店舗でお見かけの際はぜひお試しいただきたい。