目次
1. アサヒ「マルエフ」に込められた意味とは?

1986年当時、ユウヒ(夕日)ビールと揶揄されるまで低迷していたアサヒビール。起死回生のきっかけとなったのがアサヒ生ビール、開発番号マルエフだ。重く苦いビールが主流だった時代に、すっきりのどごしのいいマルエフは衝撃をもたらした。うまみのある味わいは広い世代に受け入れられ、アサヒを復活へと導いたのだ。
マルエフのエフは、フェニックスの頭文字「F」をとったもの。灰の中から甦る不死鳥フェニックスにあやかっている。しかしフェニックスの頭文字は正しくは「P」。間違いに気づいたあとひっそりと「fortune phoenix」に修正された。
マルエフは人気を集めたものの、ほどなくしてアサヒスーパードライが爆発的ヒット。スーパードライの安定供給のため、缶入りのマルエフは販売を中止。一部の飲食店でのみ味わえる幻のビールとなっていたが、ニーズの多様化を受けて2021年9月より缶入りマルエフが復刻発売されている。
2. 驚くほどの飲みやすさ!

それでは飲んでみよう。グラスに注ぐと金色に透き通ったビール。ほの甘い麦芽の香りが漂っている。
一口飲むと、驚くほど飲みやすい。金色のプレミアムな感なのでどっしり重厚なビールかと思いきや、全くの逆。のどごしが非常に軽いのだ。飲みやすいけれどしっかりコクがあって、麦芽の甘みがあって、後味にはキリッとした苦味。仕事終わりに居酒屋で飲むジョッキビールのような、人情味のある味わいだ。
飲みやすいだけではなく、和食洋食どんな料理にも合わせられそうな懐の広さがポイント。一部飲食店でしか味わえなかった幻のビール、この機会にぜひお楽しみいただきたい。
3. 商品情報

発売日
2021年9月14日(火)
購入できる場所
全国のスーパーマーケット・コンビニエンスストアなど
※店舗により販売状況は異なります
価格
217.80円(税込)
※参考価格
栄養表示(100ml当たり)
エネルギー:41kcal
たんぱく質:0.1~0.5g
脂質:0g
炭水化物:3.0g
糖質:3.0g
食物繊維:0~0.2g
食塩相当量:0~0.02g
純アルコール量:12.6g (350ml当たり)
結論
「アサヒ 生ビール マルエフ」は、2021年11月24日(月)より全国小売店にて発売再開。日本生まれのまろやかなビール、今夜の食卓でぜひお試しいただきたい。