2021年12月31日目次
1. 未来を救う代替肉（人工肉）とは？なぜ今話題になっているの？
最近スーパーやコンビニで「ベジミート」「大豆ミート」という言葉を目にすることが多くなった。これらは大豆を主原料とするいわゆる代替肉（フェイクミート）で、肉に近い食感と味を再現するものだ。アメリカでは食品テクノロジー企業の「ビヨンド・ミート」や「インポッシブル・フーズ」が競争に乗り出しており、世界の投資家からも将来性の高い分野として注目を集めている。
なぜ今代替肉が注目されているのか。きっかけとなったのはFAO(国連食糧農業機関)の試算発表だ。FAOによると、2050年までに世界の食肉生産量を2億トン増やさなければ「たんぱく質クライシス」に陥るおそれがあるのだという。たんぱく質クライシスになれば、世界中の人々が必要なたんぱく質を賄えなくなり、深刻な栄養不足に悩まされることになる。
だが、畜産には大量の飼料が必要だ。飼料増産のための農地確保は不可能に近く、2億トンの畜肉増産は現実的ではない。そこで植物肉を使ったいわゆる代替肉が脚光を浴びているのだ。今回ご紹介する「あぁカルビ」も代替肉のひとつで、主原料は大豆。ピリッと辛いコチュジャン風味に味付けされ、お酒のおつまみにぴったりの一品となっている。
2. 肉とは違うけどおつまみにはGOOD！
それでは実食してみよう。袋から取り出してみると、見た目はビーフジャーキーそっくり。つまんでみると、本物のビーフジャーキーより若干軽い。
口に入れると、コチュジャンベースの甘辛い味にビーフの旨みが寄り添う。カルビそのもののジューシーさはないが、添加されたビーフエキスとポークエキスでそれなりに肉っぽい味わいだ。食感はジャーキーよりやわらかく、どちらかというとするめのような食感。「蒲焼さん太郎」を彷彿とさせる味で肉とは違うけれど、ビールのおつまみとしても合う印象だ。
同社からは「あぁ牛タン」も発売されているが、個人的には甘辛味に仕上げた新作のほうが食べやすく感じられた。1袋あたり79kcal、たんぱく質8.0g。高たんぱく低カロリーなので、ダイエット中のおつまみにはちょうどよさそうだ。
3. 商品情報
発売日
2021年12月7日(火)
購入できる場所
セブンイレブン(全国)
価格
227.88円(税込)
栄養表示(1袋30g当たり)
エネルギー：79kcal
たんぱく質：8.0g
脂質：0.7g
炭水化物：11.1g
糖質：9.2g
食物繊維：1.9g
食塩相当量：0.8g
結論
「クラシエ あぁカルビ」は、2021年12月7日(火)より全国のセブンイレブンにて発売中。世界中が注目する代替肉、店舗にお立ち寄りの際はぜひチェックしていただきたい。
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