目次
1. 新宿中村屋のインドカリーとは?

新宿中村屋は、明治34年に創業した老舗の食品メーカー。最初はパン屋としてスタートし、その後は和菓子や洋菓子、レストランと次々に事業を展開している。時代の先端をいく独創的なメニューが多く、現在の日本の食文化を大きく支えたといっても過言ではない。たとえば昔から親しまれているクリームパンや中華まんも、元はといえば新宿中村屋が開発、もしくは日本人の口に合うよう改良したものだ。
日本のカレーにも新宿中村屋が影響している。その昔、日本で食べられていたカレーはイギリスのレシピを元に再現されたもので、小麦粉が多く味が良くなかった。そこで新宿中村屋の創始者夫妻は、インド人のラス・ビハリ・ボースの協力を得ながら、新設したレストランでスパイスのきいたインドカリーを紹介。ラス・ビハリ・ボースはインドから亡命した革命家で、新宿中村屋のアトリエに匿われた恩義があったのだ。新宿中村屋のインドカリーはたちまち評判となり、日本におけるカレーの歴史を鮮やかに塗り替えたのである。
2. チーズたっぷり!玉ねぎとチキンの旨み溶け込む印度カリー

今回ご紹介するのは、新宿中村屋総料理長が監修する「チーズ印度カリーまん」だ。中華まんとカレー、どちらも日本で親しまれるきっかけを作ったのは新宿中村屋。元祖が生み出す味とは一体どんなものなのだろうか。
カットしてみると、中にはとろっとしたチーズとまろやかなチキンカレー。スパイスがふんわり香り、食欲を刺激する。食べてみると、ほろほろになるまで煮込まれたチキンの旨み、じっくり炒めた玉ねぎの甘みがスパイスと絡み合って、実に美味しい。辛さレベルはそこまでではなく、激辛が苦手な人でも問題なく食べられる程度だ。チーズが予想以上にガッツリ入っていて、味わいはマイルド。とろんと伸びのよいチーズにコクのあるカレーが合わさって、非常に満足できるカレーまんだ。
ご自宅で温めなおし、バターのかけらを加えるアレンジもおすすめ。元祖の味を体感できる新宿中村屋の印度カリーまん、この機会にぜひお試しいただきたい。
3. 商品情報

発売日
2021年12月7日(火)
購入できる場所
セブンイレブン(全国)
価格
151.20円(税込)
栄養表示(1包装当たり)
エネルギー:200kcal
たんぱく質:7.0g
脂質:6.8g
炭水化物:28.3g
糖質:26.9g
食物繊維:1.4g
食塩相当量:0.7g
結論
「新宿中村屋料理長監修チーズ印度カリーまん」は、2021年12月7日(火)よりセブンイレブンにて発売中。野菜とチキンの旨み溶け込むチーズ印度カリーまん、冬の帰り道にぜひお買い求めいただきたい。