目次
1. 10年ぶり!ヤッホーブルーイングが手がける全国発売のクラフトビール

「裏通りのドンダバダ」は、ヤッホーブルーイングが10年ぶりに全国流通品として発売したクラフトビール。「自分の好きに夢中で生きる」をコンセプトに、20代・30代の若いブルワーが開発を手がけた。ちなみにヤッホーブルーイングは「よなよなエール」「水曜日のネコ」「インドの青鬼」など個性的なビールを世に届けてきた企業だ。
ビール業界では年配のブルワーがレシピを決めるのが一般的だそうだが、ヤッホーブルーイングでは年齢や経験を度外視。今回も「いいビールを世に送り出したい」という情熱をもつ作り手たちが開発したことで、これまでのビールにない個性的な味わいを実現しているのだという。
パッケージに描かれているドンダバダは、ムーンサルトプレスを得意とするメキシコのルチャドールという設定。勝つことよりも美しく決めることにこだわりがあり、「偏愛」の象徴として描かれている。
2. 裏通りのドンダバダはグラス飲みがおすすめ!

それでは早速試してみよう。グラスに注ぐと白ワインのようなフルーティーな香りで、淡色の液体はごく軽めの味わいを思わせる。ベルギー発祥のベルジャンゴールデンエールをベースにシャルドネの香りをまとわせた新スタイルのクラフトビールだ。
飲んでみると味は軽く、さわやかで軽快。だがそれでいてガツンとドライだ。スルッと入ってきたあと、ドスッとヘビーな苦みを残していく。そのジーンとした苦みが消えないうちに料理を食べると、これが最高に合うのだ。今回は揚げたてのメンチカツを合わせてみたが、余分な油分を流して味に深みを与えるので、いつもよりもずっと美味しく感じられる。途中ウッディな香りも漂い、一口でいくつもの味わいを見せてくれる自由なクラフトビールだ。
アルコールは6%とやや高め。軽い飲み口だからとガンガン飲んでいると、想定外に酔うのでご注意いただきたい。製品の特徴であるシャルドネ香をしっかり感じるには、缶のままよりグラスに注いで飲むのがおすすめだ。
3. 商品情報

発売日
2022年3月22日(火)
購入できる場所
ローソン
※店舗により取扱い状況が異なります
価格
294円(税込)
結論
ヤッホーブルーイングが開発した「裏通りのドンダバダ」は、2022年3月22日(火)よりローソンにて先行発売中。ひらりと舞って美しく決めるドンダバダのように、軽くドライな味わいがクセになる。食中酒にもぴったりなので、今宵の1杯にぜひお買い求めいただきたい。