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足袋型靴下に期待できる5つの効果とは?選び方と種類もご紹介!

足袋型靴下に期待できる5つの効果とは?選び方と種類もご紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月 6日

足袋は和装の際に履くぐらいで、あまり馴染みがないという方も多いのではないだろうか。草履の形状に沿って作られた足袋は、つま先が2つに分かれることから重心位置が体の中心にくるようになり、健康面でもさまざまな効果が期待されている。近年では足袋と靴下を融合させた商品が販売され、海外からも注目を集めている。そこで今回は、足袋型靴下の種類や履き方、期待できる効果などを紹介する。

  

1. 暖かいだけじゃない!足袋型靴下の特徴

足袋が再注目されている理由とはなんだろうか。新しい足袋型靴下の種類と機能などもあわせて解説する。

足袋の基礎知識

和服を着用する際に必要となる足袋は足の保温やおしゃれアイテムという点で重要な意味がある。足袋の特徴は指の部分が2つに分かれていること、かかとから足首にかけて「こはぜ」と呼ばれる留め具がついている点である。

絹、化繊(ナイロンなど)、木綿が主な素材で、白い足袋は礼装用で、色付きの足袋は普段着に使用できる。

足袋型靴下が注目される理由

本来、5本の足の指それぞれが地面をしっかりと踏みしめることで、足裏全体に負荷がかかって筋肉が鍛えられ、アーチ型の土踏まずが自然に形成される。しかし、一般的な靴下はつま先が筒状になっているため、足の指同士が自由に動かずほとんど機能していないので、足裏も鍛えられない。

そして土踏まずが機能しなくなり偏平足になると、体全体を支えられなくなりバランスが悪くなる。これが、姿勢の悪さ、足の疲れ、足腰の痛みを引き起こしてしまうのだ。一方、つま先が2つに分かれている足袋は、比較的自由に指が動くため、地面を踏み返し足裏も鍛えられる。このような理由から足袋のメリットを取り入れた靴下が注目されているのだ。

2. 子供から大人まで期待できる足袋型靴下の効果

足の疲れや痛みの軽減と姿勢の改善

上記でも述べたように、足裏全体で体を支えやすくなるため、足の疲れや痛みの軽減、姿勢の改善が期待できる。

外反母趾の予防

扁平足になると体全体の重心が土踏まずに集中するため、親指側にも負担がかかってくる。この状態が続くと親指が「くの字」に変形する外反母趾の一因になってしまう。しかし、足裏全体で体を支えられる足袋型靴下は、外反母趾の予防につながるのだ。

冷え性の改善

足の指と指の間の付け根は「八風」と呼ばれる冷え性改善のツボがある。足袋型の靴下はこのツボを刺激するので、毎日履くことで冷え性改善の効果が期待できるのだ。

子供の成長・発達を促す

昔の子供は草履や足袋を履いていたため、自然と足の指が鍛えられていた。しかし、一般的な靴下を履きなれている現代の子供たちは、足の指を鍛える機会がほとんどない。そして、足裏全体の筋肉が発達しないため、土踏まずが発達せず、体幹も安定しない。

その結果、姿勢の悪化や運動能力の低下などの影響が出てしまうのだ。また、正しい姿勢は集中力を向上させる効果も期待されている。成長過程の子供の集中力向上のためにも、足袋タイプの靴下がおすすめなのである。

足指と土踏まずの機能を継続させる

足の指と土踏まずは、鍛えないと機能が低下していき偏平足になってしまう可能性がある。そこで、足袋型靴下を履いて足裏全体を鍛え、偏平足を予防するのだ。

3. 高機能・滑り止め付き・おしゃれな足袋型靴下

機能付き足袋型靴下

スポーツもOKの高機能靴下

激しい運動の際に足にかかる負担を軽減するサポートタイプの足袋型靴下が販売されている。靴下の長さや生地の厚さ、素材もさまざまな種類がある。サポート・着圧効果が優れた足袋靴下は、足への衝撃を和らげて土踏まずを自然に発達させる効果も期待できるので、スポーツをする子供や大人におすすめである。

滑り止め付き

歩くたびに靴の中で靴下がずれると、不自然な歩行になったり思い切り運動できなかったりする。このような状態を防ぐには、靴下の足裏に滑り止めが付いた靴下を選んでみよう。仕事で歩行時間が長い方や、スポーツをする方にもよいだろう。

メンズ向けに消臭機能付き

メンズ向けの足袋靴下には消臭機能付きもある。足汗をかきやすい、足のにおいに悩んでいる方におすすめだ。

綿・ウール・シルク・パイル素材

綿は吸水性と通気性、ウール素材は保温性、シルク素材は通気性や肌触りがよいという特徴がある。パイル生地はタオルによく使用される素材で、吸水性が高い。これらの素材を使ったレディース・メンズ・子供向けの足袋靴下が販売されているので探してみてほしい。

白だけじゃない・おしゃれな柄の足袋型靴下

足袋というと白をイメージしがちだが、紺や黒無地のビジネス向けからオレンジやブルー、ボーダーなどの色柄物などの普段着用もある。また、和風テイストの古典柄を選んで楽しむのもよいだろう。

サイズの選び方

普通の靴下のサイズと同じものを選んでよいだろう。サイズ展開はメーカーや店舗によって異なるが、1センチ刻みで13~29㎝まである。

結論

足袋型靴下には姿勢の改善、足の疲れや痛みの軽減、外反母趾の予防などの効果が期待されている。これらの効果を得るには、日常生活で履き続けることが大切だ。足袋型靴下にはスポーツ向けや滑り止め付きなどの機能が付いているもの、無地・色柄物のほかにも古典的な柄などさまざまな足型靴下がある。機能や柄を選んで楽しみながら履きたいものだ。
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  • 公開日:

    2019年8月 6日

  • 更新日:

    2021年8月 6日

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