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気になるサンダルの臭いは、除菌アイテムと足裏のケアで解決しよう!

気になるサンダルの臭いは、除菌アイテムと足裏のケアで解決しよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月13日

通気性のよいサンダルは、夏に欠かせないアイテムの1つであり、お気に入りの素材やデザインのものがあるという方も多いのではないだろうか。素足で履くサンダルは気持ちがよいものだが、嫌な臭いが発生しやすい場所でもある。そこで今回は、サンダルにつく嫌な臭いのメカニズムから、臭いの取り除き方、予防対策まで解説する。すでに、サンダルが臭いという方もチェックしてみよう。

  

1. サンダルの臭いはアルコールで消せる?

サンダルの臭いの原因

汗を出す汗腺は足裏から頭まで全身に分布しており、体の部位の中でも汗腺の数が多い足裏は、1日に約コップ1杯分の発汗があるといわれている。サンダルの臭いはこの足裏から出た汗が原因と考える方もいるが、実は汗腺から出たばかりの汗は無臭に近い。サンダルには、汗が混ざった足裏の厚い角質や皮脂、垢などが付着しているのだが、これらをエサにする雑菌が分解した際に「イソ吉草酸」という物質を作るため、嫌な臭いが発生してしまうのだ。サンダルについた臭いを取り除くには雑菌の除去と一緒に、エサになる角質や皮脂汚れを落とすことがポイントになる。

アルコールで殺菌する

今履いているサンダルの臭いを何とかしたいという方には、アルコール(エタノール)や、イソプロピルメチルフェノールなどの成分が入った靴用の消臭スプレーの使用をおすすめする。なぜならこれらの成分には殺菌作用があり、イソ吉草酸の臭いに効果があるといわれているからだ。

自宅にアルコール除菌剤や消毒用エタノールがあるという場合は、布に含ませてサンダルを拭いてみよう。アルコールには油を溶かす作用もあるので、サンダルの皮脂汚れも一緒に取れてくる。また、揮発性が高いアルコールを主成分にしているため、除菌成分がサンダルに残らず、水洗いや二度拭きなどの手間がない。ただし、サンダルの素材によってはアルコール除菌剤の成分がシミになる場合があるので、目立たない場所につけて確認してから使用したほうがよいだろう。
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2. ゴム製サンダルの洗い方

ゴムやポリウレタンなどの合成樹脂で作られたサンダルには、ビーチサンダルなどがある。角質などの汚れを落とすための洗い方をチェックしてみよう。

洗剤を使ったサンダルの洗い方

ゴム(ラバー)やポリウレタンなどの合成樹脂を素材にして作ったサンダルは、基本的に水洗いで十分である。しかし、今回は臭いの元になる角質などの汚れをしっかり落としたいので、中性洗剤(おしゃれ着洗い用洗剤など)を使った洗い方をご紹介する。中性洗剤は素材にダメージを与えずに汚れを落とす効果があるため、ゴム製サンダルにも安心して使えるだろう。中性洗剤がない場合は、中性に近い弱酸性洗剤(ボディーソープなど)でもよい。

準備するもの

・バケツ、洗い桶がない場合は、洗面台のシンク
・中性洗剤または、弱酸性洗剤
・タオル
・靴洗い用のブラシなど
・細かい部分を洗うための歯ブラシ

1.サンダルについた泥や砂、ホコリなどの汚れを水洗いするか、手やブラシで払い落とす。
2.バケツなどに溜めた水やぬるま湯に、数滴の中性洗剤を入れて洗浄液を作り、30分程度つけ置きする。
3.サンダルをブラシで軽く擦りながら、サンダル全体の汚れを洗い落としていく。サンダルの鼻緒など、ブラシで洗えない細かい場所は、歯ブラシを使って丁寧に擦り落とそう。
4.洗剤が残らないように流水でサンダルをすすぐ。洗剤が残るとサンダルが傷む原因になるので気を付けよう。
5.風通しのよい場所にたてかけて陰干しする。直射日光に長時間当てると、ゴム製サンダルにひび割れなどの劣化を招くので注意しよう。
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3. サンダルの臭いが取れないと悩む前の予防策

3つの予防策

お気に入りのサンダルの臭いが酷くてなかなか取れないとなると、最悪の場合は処分も考えなくてはならなくなる。そこで、臭いが取れないと悩む前にやっておきたい、3つの予防策をご紹介しよう。

1.足のケア
サンダルを履く前には、除菌効果のある制汗剤で足裏の汗を抑えたり、足ふきシートでこまめに汗を拭きとったりしておこう。また、日頃から足裏や足指の間を丁寧に洗うなど、汚れが溜まらないようにこまめにケアすることも大切である。

2.サンダルの汚れ・臭い防止対策
抗菌効果つきのインソールを使い、サンダルの汚れや臭いを予防しよう。1日履いたサンダルは汗や汚れを拭き取り、風通しのよい場所で干しておくとよい。1足のサンダルを履き続けずに、複数のサンダルをローテーションで履くことも臭い防止に効果的である。

3.アルコール除菌アイテムの選び方
靴や足用の消臭スプレーやデオドラント剤を選ぶ際には、殺菌効果のあるイソプロピルメチルフェノールや、アルコール(エタノール)成分などが配合されたアイテムを選ぼう。これらの成分が入っていない消臭スプレーは、靴や足の臭いを紛らわす効果はあるが、臭いの元である雑菌を殺菌する効果はないため、サンダルについた酷い臭いは取れないのだ。

アルコール成分のほかにも、抗菌効果のある銀イオンや防カビ効果のある成分が入っている消臭スプレーは、除菌効果がさらに長持ちする。長時間除菌効果を持続したいときにはおすすめのアイテムだ。

結論

サンダルの臭いは足汗そのものではなく、雑菌が原因である。そのため、殺菌や除菌効果のあるアイテムを活用して臭いを防止する必要がある。ちなみに、除菌消臭スプレーの缶タイプは、逆さまや横にしてスプレーできるので、サンダルの隅々に成分を行き届かせることができる。除菌アイテムの活用や足のケアをこまめに行って、臭いのない清潔なサンダルで外出しよう。
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  • 公開日:

    2019年9月12日

  • 更新日:

    2021年8月13日

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