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オリーブオイルは食べるだけじゃもったいない!肌にも塗ってみよう

オリーブオイルは食べるだけじゃもったいない!肌にも塗ってみよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年11月22日

オリーブオイルは香りがよく健康にもよいとされているため、料理には欠かせないオイルであるが、そのほかの用途として肌に塗ることもできるのをご存知だろうか。保湿効果がとても高く、スキンケアにもおすすめのオイルなのである。そこで今回は、オリーブオイルを肌に塗る場合の効果や使い方について紹介していこう。

  

1. オリーブオイルの肌への効果

いろいろあるオイルの中でも、オリーブオイルが肌によいといわれる理由は、オレイン酸が主成分だからである。オレイン酸は人の皮脂にも含まれている成分なので、肌なじみがとてもよく保湿効果が高いのだ。

肌を乾燥から守る

肌になじみがよいということは、皮脂の働きをサポートし、潤いが失われないよう乾燥しやすい肌を守る効果が期待できるということだ。

肌がべたつきやすい人は、皮脂が多い原因が乾燥にある場合が多い。肌が乾燥しているがために、肌を潤そうとして過剰に皮脂が出てしまうのである。オレイン酸が豊富なオリーブオイルを使えば、潤いをキープしながら肌を健やかな状態にすることができるだろう。

肌を柔らかくし弾力を与える

肌に足りない皮脂を適度に補ってくれるオリーブオイルは、自然に肌になじみ、乾燥してごわごわしていた肌も柔らかくする効果が期待できる。肌内部の角質層の水分を逃さないようにキープしてくれるから、肌に弾力も出てくる。使うほどに肌の手触りも変わってくるだろう。

ビタミンEが肌を若々しく保つ

オリーブオイルの最も注目すべき点は、抗酸化作用の高いビタミンEが豊富に含まれているということである。

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、活性酸素を除去する効果に優れている。年齢を重ねるほどに活性酸素が増え、それが細胞を傷つけてしまうためにシミやシワなどができやすくなるが、オリーブオイルには老化の原因となる活性酸素を除去する働き(=抗酸化作用)があるので、肌を若々しく保つサポートもしてくれるのだ。

2. オリーブオイルを肌に塗る方法

オリーブオイルを肌に塗るときの注意事項とやり方を紹介する。

必ずパッチテストをしよう

オリーブオイルは食べ物だから安心だと思うのは間違いだ。天然=安全、安心ではない。どんなに健康によいものでも、肌質によって合わない場合がある。したがって肌に塗る前には、必ずパッチテストをしてほしい。
  • 腕や脚の内側など、肌の柔らかい部分に少量のオリーブオイルを塗る。
  • 絆創膏で保護する。
  • 一晩放置し、赤みやかゆみなどの肌トラブルが出ないかどうか確認する。

オリーブオイルで洗顔

いつもの洗顔にオリーブオイルを加えてみる。
  • オリーブオイルをティースプーン1杯ほど手に取る。
  • 手のひらでよく温めてから顔全体に塗る。
  • 優しくマッサージをする。
  • ティッシュで軽く拭き取ってから、いつものように石鹸や洗顔フォームで洗顔をする。
顔を洗う前に蒸しタオルを使って顔を温めておくと、毛穴が開いてオリーブオイルがよくなじみ、毛穴に詰まった汚れなども気持ちよく落とすことができる。

洗顔後、オリーブオイルを塗る

石鹸で洗った後は、保湿のためにオリーブオイルを塗ってみよう。化粧水で水分を与えてから、ほんの数滴手のひらにオリーブオイルを出して、手のひらでよくなじませてから顔全体に塗るとよい。これで水分を閉じ込めて潤いをキープできるのだ。

ボディケアに塗る

お風呂上がりのまだ肌が温かいうちにオリーブオイルを塗ってみよう。肘や膝、かかとなど、肌がごわつきがちなところに塗っておくと、肌がしっとりして柔らかくなる。

3. 肌に合わない場合も!オリーブオイルを使う時の注意

食べられるものなら肌に使っても問題ないと思われがちだが、食用だからこそ肌に合わない場合もある。

食用のオリーブオイルは使わない

食用のオリーブオイルは絞ったそのままの「一番搾り」が人気だが、このオイルは不純物を含んでいる場合が多い。

それは絞ったときに出る果肉などであるため、食べるには全く問題がないが、肌に塗ると果肉が刺激になってしまい、肌に合わないと感じる場合がある。肌に塗る方法で使う場合には、食用のオリーブオイルよりも美容用とされているオリーブオイルの方が安心だろう。

ただし、丁寧に濾過されているエキストラバージンオリーブオイルであれば、肌に使っても大丈夫な場合がある。なぜなら、不純物などが徹底して取り除かれているからだ。パッチテストをしてみて、何もなければ食用と併用しても問題ないだろう。

ニキビができているときは使わない

オリーブオイルは、ニキビには合わない場合がある。ニキビは皮脂が過剰に分泌された状態で、毛穴にアクネ菌が繁殖してしまうことでできるものだ。オリーブオイルに限らず、油脂類の使い過ぎはニキビを悪化させることがあるので、ニキビができているときには使用を控えておこう。

酸化したオイルは使わない

オリーブオイルは比較的酸化しづらいオイルではあるけれど、一般的にオイルはふたを開けた瞬間から酸化が始まる。使っているうちににおいが変わって来たら、それは酸化した証拠だ。劣化しているので、肌には使わないようにしよう。

結論

オリーブオイルは食べるだけでなく、肌に塗ることもできる。髭剃り後に塗ってもよいし、肌の乾燥が気になるときにほんの数滴使うだけでしっかり保湿ができる便利なアイテムだ。年齢、性別問わず使えるオイルなので、食用とスキンケア用、両方常備しておきたいものだ。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2019年11月22日

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