1. 髭を整えるときに必要な道具は?

カミソリ
髭を深剃りできるカミソリは、髭が濃い人やメリハリのある髭に整えたい人にぴったりの道具だ。基本的にはT字カミソリだけでデザインできるが、細かい部分のデザインのためI字カミソリも用意しておくといいだろう。
シェーバー
肌に直接刃を当てるカミソリに比べ、シェーバーは肌にかかる負担を抑えて髭を整えることができる。広い範囲を一気に剃ることができるため、短い時間でササっと髭を整えたい人に適した道具といえるだろう。また、トリマー機能付きのタイプを選べば、髭のカットとシェービングをまとめて行うことができるので、初心者でも扱いやすい。
髭トリマー(バリカン)
髭トリマーは髭を一定の長さにカットできる道具だ。長さを調節できるアタッチメントがついており、髭の長さを自由自在に選ぶことができる。商品によって調整できる長さは異なるが、大体2mm~15mmぐらいまでの長さで髭をカットすることが可能だ。
ハサミ
髭トリマーがない場合は、ハサミを代用して髭をカットしよう。紙などを切る一般的なハサミ可能だが、髭用ハサミを用意しておくのがおすすめだ。コーム付きタイプのハサミは髭の長さを整えるだけではなく、髭を薄くしたいときにも使うことができる。
2. カミソリを使った髭の整え方

髭を整える前に必ず行うこと
カミソリで髭を整えるときは、まず洗顔を忘れずに行おう。顔の角質や髭についた汚れをオフすることで、カミソリの刃のひっかかりを防ぐことができる。また、カミソリは使用前に替刃の状態やスムーサーを確認するのがおすすめだ。替刃の交換時期の目安は大体2週間だが、替刃が白くなっていたり、スムーサーが減っていたりしている場合は刃を新しいものに交換したほうがいいだろう。また、交換時期を知らせるインディケーターがついている場合は、それを目安に交換しよう。
上手な髭の整え方
- ハサミやトリマーで長さを整える
- シェービング剤を塗って髭をやわらかくする
- デザインしたい髭の形に合わせて、外側から髭を剃っていく
- 冷たい水で洗顔を行い、アフターローションで肌のお手入れをする
髭を剃り残しを防ぐコツ
カミソリの切れ味が悪い場合は肌トラブルを招きやすいだけでなく、髭の剃り残しも出やすくなる。髭が替刃にひっかかる感覚があったら、交換時期に差し掛かっていなくても刃を新しいものにしよう。また、カミソリで剃り残しを防ぎたいのであれば、替刃をフリップ式トリマーやデザインカッターなど、専門的なものに変えてみるのもおすすめだ。
3. シェーバーを使った髭の整え方

シェーバーの替刃の交換時期
カミソリ同様、シェーバーも替刃の状態が悪くなると、髭がちゃんと剃れなかったり、肌トラブルが起こったりしやすくなる。シェーバーはカミソリより刃の持ちが長いが、半月~1ヵ月に1回は交換を行った方がいいだろう。
上手な髭の整え方
シェービング剤を使わずにシェーバーで髭を整える際は、刃を直角にして肌に当てるときれいに剃ることができる。剃る順番はカミソリと同じく外側からが鉄則だが、トリミングに関してはシェービングの後に仕上げとして行っても問題ない。髭を整え終わったら、化粧水や乳液などでしっかりと肌を落ち着かせよう。
髭の剃り残しを防ぐコツ
シェーバーはカミソリよりも剃り残しが目立ちやすい。青髭は剃りきれないことが多いため、手で肌を引っ張って髭を起こしたり、逆剃りをしたりと工夫したほうがいいだろう。また、起きてすぐは顔がむくんでおり、根本から髭を剃ることができない。少しでも青髭を深く剃りたい人は、起きてから20分以上時間が経つのを待ってお手入れを行おう。
結論
髭を整える際は、カットやシェービングの方法だけではなく、自分に似合った髭スタイルを事前に見つけておくことも大切だ。特に髭は輪郭との相性が重要で、似合わない形を選ぶとおしゃれに整えても微妙な印象を与えてしまいかねない。また、お手入れの行き届いた髭でも、肌トラブルを起こしてしまっては本末転倒だ。髭を整えるときは肌のケアも丁寧に行おう。