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浴衣の帯は正しく巻けますか?代表的な角帯の結び方【貝の口】編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年12月 1日

普段から習慣的に着る人でなければ、浴衣や着物の正しい着方や帯の結び方を把握している人は少ないだろう。また、ビジネスホテルに頻繁に泊まるなどして浴衣に触れる機会が多くても、室内のみでしか着ないのであれば自分なりの着方をしている人も少なくない。そこで今回は浴衣の帯の基礎知識とともに、代表的な帯の結び方について解説しよう。

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1. 浴衣に合わせる男性帯の種類

帯の正しい結び方を解説する前に、まずは浴衣において重要なパーツとなる男性帯の基礎知識を触れておこう。女性の浴衣の帯には袋帯、名古屋帯、半幅帯をはじめ実に数多くの種類があるが、男性帯に限っては2種類しか存在しない。それは角帯(かくおび)と兵児帯(へこおび)だ。それぞれの違いはどのようなものなのか。

角帯

礼装用などのカッチリとしたフォーマルから普段着としてのカジュアルまで、さまざまなシーンで浴衣に合わせられる。

兵児帯

角帯より柔らかい素材で作られていることがほとんどで、角帯よりもカジュアルであり部屋着やリラックスする場面で浴衣に合わせられることが多い。普段着が洋服であれば浴衣を着る機会はないものの、どのシーンにどの男性帯が適しているかを知っておこう。あまり着ないものだからこそ、あえてしっかりと記憶しておくとよいだろう。

2. 浴衣の帯の結び方【貝の口】編

帯の基礎知識をマスターしたところで、本題である結び方に移ろう。浴衣の帯に種類があるように、結び方にもいろいろなパターンが存在する。浴衣の着方をさらりとこなすべく、数あるパターンの中でも、さまざまなシーンで利用できる角帯の一般的な結び方「貝の口」について解説しよう。

角帯「貝の口」の結び方

  • 帯の端を右手でつかみ、長い方を左側に流す。
  • 右手でつかんだ帯の端から30cmほどを帯が細くなるように半分に折り、開いている側を上にして、長い方を左手で反時計回りに腰骨よりも少し下に巻き付ける。
  • 巻き付けるとき、右端から30cm以降は少しずつ幅を広げていき、1周巻いて帯が重ったら、右端側を高くキープしながら、2周目にさしかかる前にしっかりと帯を締めなおして、1週目の帯に2週目を重ねて巻く。
  • 帯の長さや体形によって3周目が必要である場合は、再度帯を締める。
  • 左側の余りは帯を重ねるように内側へ折りこみ、細く半分になっている右端を下方向へ落とす。
  • 右端の上から左端をクロスさせ、ここで一旦グッと結び、右端右手は下へ左端左手は上へ締めあげ、さらに左端左手を下へ折り曲げ、さらにその半分を内側から右上方向へ折る。
  • 折ってできた左端のスペースに、細く折った右端をくぐらせて締めれば、「貝の口」の出来上がりだ。
百聞は一見に如かずではないが、動画で帯の結び方を見たほうがより分かりやすい。時間に余裕があるときに、インターネットで浴衣の角帯「貝の口」の結び方を検索して練習してみよう。

3. 浴衣の着方には要注意!ホテル内でくつろぐ前に

今は旅館だけでなくホテルでも浴衣が置かれていることが多いが、帯の結び方をマスターしたからといって安心するのはまだ早い。ホテルのものも含む浴衣全般には、帯を結ぶ前に重要な着方の手順がある。それは「右前」の習わしであるり、洋服と違って浴衣や着物では襟を右前に、つまり右襟が下になるように着ることが習慣となっている。

これは亡くなった人が着る死装束と区別するためであり、死装束は左前で着るものである。それと区別するように男女とも浴衣や着物は襟を右前に着ることが昔から正しいとされているのだ。ホテルの浴衣でひと息入れる前に、自分の浴衣の着方や帯の結び方が間違っていないか再度確認してみよう。

結論

今回は数ある浴衣の帯の結び方でも、角帯の貝の口について解説した。さまざまなシーンで迷うことなく帯を結べるまで上達できれば、大人の男性としてステップアップしたと言えるだろう。また、これを機に貝の口だけでなくいろいろな結び方にチャレンジしてみることで、さらに浴衣を着ることが楽しくなるに違いない。TPOに応じて使い分けられるように、帯の結び方のバリエーションをどんどん増やしていこう。

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