1. スーツの測り方とは?アルファベットと数字の組み合わせの意味
スーツにはそれぞれ、アルファベットと数字を組み合わせたサイズ表記がある。その意味をしっかり理解している人としていない人とでは、スーツ選びに大きな差が出てしまう。大人としてカッコよく着こなすためにも、自分の体型に合うスーツであることは大前提となる。ジャケット、ワイシャツ、パンツそれぞれのサイズの測り方を覚えておくと便利だ。
ジャケットの測り方
ジャケットは、ウエストと身長を基準に選ぶ。タグなどに表記されているアルファベットと数字は、日本国内の「JIS規格」によって定められたサイズ表記で、アルファベットがウエスト、数字が身長を表している。どのブランドもこのサイズ表記を元に作っているので、自分の体型に合うジャケットを見つけるには自分のウエストと身長を知るところから始めなければいけない。
一例を挙げると、身長170cmウエスト78cmの人は「Y6サイズ」、身長170cmウエスト82cmの人は「A6サイズ」となる。アルファベットは6種類に分けられていて、細身体型は「Y体」、標準体型は「A体」、ぽっちゃり体型は「AB体」、ゆとりのある人は「BB体」、そして大きいサイズは「E体」、キングサイズは「K体」で示されている。ウエストが分からない場合は、体型から選ぶのもよいだろう。
一例を挙げると、身長170cmウエスト78cmの人は「Y6サイズ」、身長170cmウエスト82cmの人は「A6サイズ」となる。アルファベットは6種類に分けられていて、細身体型は「Y体」、標準体型は「A体」、ぽっちゃり体型は「AB体」、ゆとりのある人は「BB体」、そして大きいサイズは「E体」、キングサイズは「K体」で示されている。ウエストが分からない場合は、体型から選ぶのもよいだろう。
ワイシャツの測り方
ワイシャツのサイズは、「衿回り(えりまわり)-裄丈(ゆきたけ)」の順で表記されていることが多いが、衿回りのサイズ表記しかされていないこともある。この場合、メーカーによって多少の違いはあるものの裄丈は決まった長さになっているので、衿回りのサイズのみで選ぶこととなる。
ちなみに衿回りとは首回りのこと。測り方としては、喉仏の下あたりの首回りを測っていくとよい。実寸にプラス2cmのサイズが好ましいが、タイトな首回りが好みの人はプラス1cm、ゆったりめが好みの人はプラス3cmがおすすめだ。
また、裄丈とは首の付け根の中心から手首の付け根の骨(くるぶし)までのこと。測り方としては、首の後ろの付け根から肩先、ひじ、手首の順に測り合算する。ちなみに綿100%のワイシャツは洗濯やクリーニングで縮むことが多いので、実寸よりも2~3cm長めにするとよい。
ちなみに衿回りとは首回りのこと。測り方としては、喉仏の下あたりの首回りを測っていくとよい。実寸にプラス2cmのサイズが好ましいが、タイトな首回りが好みの人はプラス1cm、ゆったりめが好みの人はプラス3cmがおすすめだ。
また、裄丈とは首の付け根の中心から手首の付け根の骨(くるぶし)までのこと。測り方としては、首の後ろの付け根から肩先、ひじ、手首の順に測り合算する。ちなみに綿100%のワイシャツは洗濯やクリーニングで縮むことが多いので、実寸よりも2~3cm長めにするとよい。
パンツの測り方
既製品のパンツはウエストのサイズで区分されている。ちなみに正しいウエストの測り方は、おへそから約5cm上をメジャーでぐるっと一周して測る。しかし、ウエストのサイズだけでは自分の体形に合っているかどうかは判断できないので、パンツは試着が必須となる。
- ウエストに指1本入るほどの余裕はあるのか
- ポケットが開きすぎていないか
- ヒップ部分にシワやたるみができていないか
- 立った状態で太もも周りの生地をひとつまみできるか
試着では、上記4項目は必ずチェックしておきたい。
2. スーツのサイズ直しはどこまで可能?
基本的にスーツのサイズ直しは小さくするのみで、大きくすることは難しいといわれている。しかしそれはあくまでも既製品のスーツであり、オーダーメイドのスーツであれば、多少のサイズ直しは十分可能だ。
そもそも既製品のスーツは、コストを抑えるため縫い代に余りがほとんどなく、1着に使用する生地の量が少ない。そのため、大きくするほど生地の量に余裕がないので、小さくすることしかできない。しかしオーダーメイドのスーツはサイズ調整ができるよう、縫い代に余裕を持たせていることが多い。オーダーメイドなら既製品では難しい、大きくするサイズ直しが可能だ。
そもそも既製品のスーツは、コストを抑えるため縫い代に余りがほとんどなく、1着に使用する生地の量が少ない。そのため、大きくするほど生地の量に余裕がないので、小さくすることしかできない。しかしオーダーメイドのスーツはサイズ調整ができるよう、縫い代に余裕を持たせていることが多い。オーダーメイドなら既製品では難しい、大きくするサイズ直しが可能だ。
3. 理想のスーツ選びはオーダーメイドがおすすめ
体型に合ったサイズが分かれば、スーツをカッコよく着こなすことができる。しかし、体型は十人十色のように、なで肩の人もいれば肩幅が広い人、腕が長い人や短い人などさまざまだ。もし既製品スーツで納得できるサイズが見つからなかった場合は、オーダーメイドをおすすめする。
オーダーメイドというと高額なイメージが強いかもしれない。しかしお店によってはリーズナブルな価格帯で作ってくれるので、既製品を購入してサイズ直しをするよりもおすすめだ。さらにオーダーメイドは、サイズ以外にも生地選びができるので、自分だけのスーツが手に入るところもおすすめするポイントだ。
オーダーメイドというと高額なイメージが強いかもしれない。しかしお店によってはリーズナブルな価格帯で作ってくれるので、既製品を購入してサイズ直しをするよりもおすすめだ。さらにオーダーメイドは、サイズ以外にも生地選びができるので、自分だけのスーツが手に入るところもおすすめするポイントだ。
結論
持っているスーツが自分の体型に合っているのか、体型が変わってスーツがきつくなったり緩くなったりしていないかなど、今一度確認することをおすすめする。サイズの合っていないスーツはどんなにハイブランドものでも、ダンディな男性が着ていてもカッコよくは見えないものだ。スーツ選びの基本を知り、試着してみて納得できるものだけを着こなそう。