1. ベルトの長さを調整するための道具

ベルトの長さを調整するには、ベルトを短く切るという方法が一般的である。ベルトの長さ調整に必要となる道具は以下の通りだ。
マイナスドライバー
バックルを外す時に使う。ハサミでの代用も可能だが、バックルの裏に傷をつけてしまう場合もあるので、先の細いマイナスドライバーがおすすめだ。
ハサミ
ベルトをカットする時に使う。一般的なハサミで問題ないが、ベルトはとても固いため、よく切れる大きめのハサミを使うと良いだろう。
メジャー
どれくらいの長さを切るのか確認するために使う。定規でも代用できるが、折れ曲がるメジャーを使うと便利である。
ペン
どこを切るのかしるしをつけるのに使う。シャープペンシルの先などで跡をつけて、しるしをつけてもいいだろう。
このように、ベルトの長さを調整するのに特別な道具を購入する必要はなく、最低でもハサミとマイナスドライバーがあれば調整可能である。長さを測るためのメジャーと、しるしをつけるためのペンまで揃えればベルトの長さ調整の準備は完璧だ。
2. ベルトの長さを調整する方法

自分でベルトの長さを調整する方法を順番に解説していこう。
- パンツのベルトループにベルトを通し、ちょうどいいサイズの位置に合わせる
- バックルから真ん中の穴(3番目の穴)までの距離を測り、メモしておく
- マイナスドライバーをバックルの隙間に入れる
- テコの原理でバックルの金具を開ける
- バックルとベルトを取り外す
- 取り外したベルトに、先ほど測った距離の位置にしるしをつける
- しるしをつけた場所をはさみでまっすぐに切る
- 取り外したバックルに、切ったベルトをしっかりと差し込む
- バックルにベルトを挟み、しっかりと留める
- 試着してみる
サイズが合わないようなら、もう一度同じ工程で繰り返す - サイズが合わないようなら、もう一度同じ工程で繰り返す
3. ベルトの長さを調整する際の注意点

ベルトの長さを調整する際に、気をつけるべき注意点をいくつか紹介しよう。
1.ハサミで切るときにはまっすぐカットする
ベルトの裏にペンでまっすぐにしるしをつけておけば、カットしやすくなるだろう。
2.バックルにベルトを挟むとき、奥まで入れすぎない
ベルトを無理矢理、奥まで入れすぎてしまうと金具の破損の恐れがあるため、金具の手前ぴったりの所に合わせて挟みこもう。
3.ぴったりよりも大きめのサイズに合わせて微調整する
切りすぎてしまわないように、少し大きめのサイズに合わせて長めに切り、試着を繰り返しながら何度も微調整するようにしよう。
結論
バックルの取り外しが可能なベルトなら、自宅で簡単に長さを調整することができる。ベルトをスマートに着用するには、常に真ん中の穴で着用することが大切だ。ベルトの長さを適切に調整し、長すぎず、短すぎない長さで使うようにしよう。体型の変化などであちこちの穴を使っていると、ベルトの穴に跡が残ってしまうため、だらしがない印象を与えてしまうことにもなりかねない。ベルトは意外と人の目につくので、しっかりと真ん中の穴に通して、スマートな着用を心がけよう。もしご自宅にサイズの合わないベルトがあったら、今回の記事を参考にしてベルトの長さ調整にチャレンジしてみてはいかがだろうか。