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足のマッサージにはどんな効果がある?おすすめメニュー5選も紹介!

足のマッサージにはどんな効果がある?おすすめメニュー5選も紹介!

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月18日

足のマッサージに期待できる効果や、ご家庭でも簡単にできるメニュー5つを紹介する。仕事や家事、育児など日常生活で使い続ける足は疲労やむくみなど悩みの多い部位だ。ぜひマッサージのやり方を覚えて、少しでも日々の疲れを癒してほしい。

  

1. そもそも足に疲労が蓄積する原因とは?

足のマッサージの前に、足に疲労が溜まる原因から簡単に解説しておこう。

歩きすぎや走りすぎ

買い物や旅行などで歩き回りすぎた、スポーツやトレーニングで走りすぎたなどで疲労の原因物質が溜まり、疲れを感じることがある。

疲れやすい靴を履いていた

サイズの合わない靴や不慣れな靴、高いヒールなどを長時間履いていると疲れが溜まりやすい。

運動不足

普段から歩いたり走ったりする習慣がない方は、運動不足によって足の筋肉が衰えている場合がある。少し歩いただけなのに疲れたという方は、筋力不足が原因かもしれない。あるいは運動不足で血行が悪いことにより、老廃物がうまく排出されないといったことも考えられる。

2. 足のマッサージで得られる効果とは?

足のマッサージにはどういった効果が期待できるのだろうか?

冷えやむくみの改善効果

足のマッサージをすることで血流がよくなれば、冷えなどの症状が緩和される可能性がある。また老廃物は下半身に溜まりやすく、むくみとなって現れることがある。足のマッサージによって溜まった水分や老廃物の排出が促されれば、むくみの改善にもつながるであろう。

疲労回復や基礎代謝の向上効果

足のマッサージで血流やリンパの流れが改善されれば、疲れが取れやすくなる、あるいは筋トレなどと比べると微々たるものかもしれないが、わずかでも基礎代謝が向上するといった効果も期待できる。このように足のマッサージは全身に好影響をもたらしてくれるというわけだ。

3. 自分でできる足のマッサージ5選

足のマッサージは自分でも手軽にできる。プロにやってもらう気持ちよさはあるが、揉み返しや費用面などを考えるとなかなか通えない、という方もいるだろう。ご家庭でできる簡単な足のマッサージを紹介するので、ひとつの参考にしてほしい。

足裏のマッサージ

  • 手の指を使い、足裏全体をランダムにもみほぐしていく
  • 足の指を根元からクルクル回したり、手でつまんだりしてほぐす
  • 足の甲は指先を使って、体内の老廃物を上に流す要領でさする
  • 手の関節などを使い、くるぶし周りに刺激を与える

足首のマッサージ

  • 足の指と指の間に、手の指を差し込む(足の親指の外側に手の親指がくるように)
  • 足首をゆっくり回す

ふくらはぎのマッサージ

  • ふくらはぎを両手で包み、老廃物を流すように下からひざまで数回さする
  • 手の指を使い、ひざ裏を揉みほぐす

太もものマッサージ

  • 太ももを両手で挟み、ひざ裏から太もも上部にかけてさすり上げる
  • 握りこぶしをつくって関節を膝上に当てる
  • 下から上へ流すように太ももの付け根まで引き上げる
  • 太ももの付け根を軽く数回さすりリンパ節をほぐす
  • 足首から太ももの付け根まで、老廃物を流すように両手で数回さすり上げる

太ももの付け根のマッサージ

  • 足をまっすぐ伸ばした状態で座ったら、片膝を立てる
  • 内ももが自分のほうを向くよう、立てた膝を外側へ倒す
  • 両手を重ねて倒した内ももの付け根に添え、軽く体重をかけて押し込む

足裏から太ももまで一連の流れでおこなうと効率的

足のマッサージは足裏、ふくらはぎ、太ももなど部位別におこなうのもよいが、可能であれば足裏・ふくらはぎ・太ももを1セットとして流れでおこなうとよい。足裏から徐々に上のほうへ老廃物や水分を流していけるので効率的だ。

4. 足のマッサージ効果を高めるためのコツ

マッサージの効果をより高めるためのコツをお伝えしておこう。

体を温めておく

足のマッサージは入浴後など体が温まっている状態でおこなうとよい。血行がよくなっているため効果をより感じやすい。

クリームやオイルを使う

足のマッサージをおこなう際はクリームやオイルを活用しよう。滑りがよくなりスムーズにマッサージできるほか、摩擦が弱まり肌への負担も軽減される。

力を込めすぎない

足のマッサージに強い力は必要ない。「刺激を与える」程度で十分だ。力を込めすぎると筋肉が緊張し、痛みやストレスなどを溜めてしまうおそれがあるので気をつけよう。

水分補給で老廃物の排出を促す

足のマッサージがおわったあとは血流やリンパの流れが改善されているはずだ。このタイミングで水分を補給し、老廃物の排出を促してあげよう。

5. 足のマッサージを控えたほうがよいケースとは?

足のマッサージは全身によい効果をもたらすが、ときには控えたほうがよいこともある。たとえば次のようなケースだ。

足のマッサージを控えたほうがよいケース

  • 満腹時、飲食あるいは飲酒後
  • 体調がすぐれないとき
  • 心臓あるいは循環器系の疾患をお持ちの方
  • 静脈瘤があると診断された方
  • 妊娠初期の(またはその可能性がある)方 など
やや大げさかもしれないが、こうしたケースでは思わぬ体調不良を招くといったおそれがあるため、できれば控えたほうがよいだろう。疾患をお持ちの方や妊娠中の方は、念のため担当医師に確認しておくことをおすすめする。

6. リンパマッサージに関する基礎知識

「リンパマッサージ」という言葉をよく見聞きするという方も多いだろう。具体的にどんなマッサージであり、どんな効果が期待できるのだろうか?最後にちょっとした基礎知識を解説しておこう。

リンパとは

血管から漏れ出た黄色い液体がリンパだ。体内には血液の通り道である「血管」のほかにリンパ液が通る「リンパ管」がある。リンパ管にはリンパ液と一緒に体内で不要になった老廃物を運ぶといった重要な働きがある。リンパ管を通るリンパ液は、全身に300〜600箇所あるという「リンパ節」に到達する。リンパ節はフィルターの役割を担っており、体内に侵入した細菌やウイルスを食い止める働きがある。

リンパマッサージの効果

リンパ液は血管と違い「筋肉が収縮すること」で全身に送られる。したがって筋肉の収縮が弱まるとリンパ液の流れも滞るおそれがある。リンパ液の流れが悪くなると老廃物が停滞し、むくみなどの症状として現れやすくなる。

そのリンパ液の流れをスムーズにするために効果的なのが物理的なマッサージである。手などで刺激を与えることで筋肉が収縮しリンパ液の流れが促進されるというわけだ。リンパマッサージも強い力は必要はない。優しくなでたりさすったりすることでも十分効果が期待できる。体内の循環を正常に保つためにもリンパマッサージはおすすめだ。

結論

疲労やむくみなど足の悩みにはマッサージが効果的だ。足のマッサージついでにリンパを刺激することで老廃物の排出が促され、冷えやむくみが改善されたり、基礎代謝が向上したりといったさまざまな効果が期待できる。足のマッサージはご家庭でも手軽におこなえる。この機会に習慣にしてみてはいかがだろうか?
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  • 公開日:

    2020年1月19日

  • 更新日:

    2021年10月18日

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