1. 毛穴が汚れたり、黒く見える原因は?
毛穴が黒く目立ってくる原因は複数ある。まずは自分がどのタイプなのかを判断しよう。
皮脂や汚れが詰まっている
洗顔で落とせなかった皮脂や汚れ、古い角質が毛穴に残り角栓として詰まってしまうと、毛穴は目立つ。この汚れが酸化すると黒く変色しさらに目立つようになる
毛穴の開き・たるみ
過剰な皮脂や肌のたるみによって毛穴が開いている場合も、毛穴は大きく見えてしまう。影ができ黒ずんでみえることもある。
色素沈着
紫外線ダメージやニキビの炎症でメラニンが発生し、毛穴に色素沈着を起こしてしまうケースもある。角栓をピンセットなどで抜いてしまうことで炎症が起こり、黒い毛穴を生み出す場合もある。
2. 毛穴の汚れの洗顔方法
男性の顔の皮脂量は女性の2倍以上になるため、洗顔を怠っていると皮脂と汚れがどんどん詰まり、毛穴が目立つ原因になる。ガンコな毛穴の汚れを落とすために、正しい洗顔方法をマスターしよう。
1.ぬるま湯で顔を軽く洗う
乾いた顔を直接洗顔料で洗うより、ある程度肌を湿らせてから洗顔することで泡がなじみ、汚れ落としやすくなる。
2.洗顔料をていねいに泡立てる
水分を少しずつ加えながら、洗顔料をしっかりと泡立てる。逆さにしても泡が落ちないくらいの固さが理想だ。きめ細かく弾力のある泡は洗浄力が高く、肌にダメージを与えにくい。自分で泡立てるのが苦手な方は、泡立てネットを活用するのもおすすめだ。
3.泡の弾力を利用して洗う
洗うときは、泡をクッションにして転がすように洗おう。指で強くこすっても汚れは落ちにくく、肌ダメージの原因にもなるので注意が必要だ。皮脂の多いTゾーン(鼻・おでこ・あご)から洗い、頬や目の周りは残りの泡で軽く洗うようなイメージでよい。
4.ぬるま湯ですすぐ
洗顔料が残らないよう、ぬるま湯で念入りにすすぐ。生え際やあごのラインなども忘れずに洗い流そう。
3. メンズ洗顔フォームの選び方
「水だけ洗顔」では、皮脂汚れは6割ほどしか落とせないといわれている。毛穴目立ちを防ぐためにも洗顔料は必ず使うようにしたい。洗顔料には、洗顔フォーム、石鹸、泡タイプなどがあるが、選ぶときのポイントは、「毛穴汚れを吸着する成分が入っているか」だ。
毛穴の汚れを落とす代表的な成分は、「クレイ(泥)」「炭」「酵素」などだ。毛穴が気になる場合は、こういった成分が配合されているタイプを選ぶと洗顔の効果も高まる。また、皮脂をしっかり洗浄することで、開き毛穴の予防にもなる。
毛穴の汚れを落とす代表的な成分は、「クレイ(泥)」「炭」「酵素」などだ。毛穴が気になる場合は、こういった成分が配合されているタイプを選ぶと洗顔の効果も高まる。また、皮脂をしっかり洗浄することで、開き毛穴の予防にもなる。
4. 男性にオススメの洗顔料
毛穴汚れにアプローチする成分が配合された、男性におすすめの定番洗顔料も3つ紹介しよう。
ミスターフェイシャルクレンザー(オルビス)
洗浄成分としてモロッコ溶岩クレイと炭を配合しており、毛穴詰まりや皮脂をしっかり吸着して落とす洗顔フォーム。乾燥肌にも配慮した低刺激な使い心地なので、スッキリなのに潤った洗い上がりになるのも特徴。「脂っぽいのにカサつく」男性の肌にぴったり。
ロゼット洗顔パスタ 海泥スムース(ロゼット)
海泥成分入りの濃密な泡が、毛穴汚れをからめとり洗浄する洗顔フォーム。植物エキス配合で肌に優しく、ローズフルーツエキスが毛穴を引き締める効果もある。ドラックストアなどで買えるプチプラ商品だが、男女ともに根強い人気がある。
ダヴ クリーンコンフォート 泡洗顔(ダヴメン)
乾燥しやすい大人の男性の肌のために開発された、泡で出てくるタイプの洗顔料。マイクロモイスチャー(保湿成分)が肌の潤いを守りながら、ボリュームのある泡で毛穴の汚れや皮脂をしっかりと吸着する。泡タイプなので、洗顔初心者にもおすすめだ。
結論
正しい洗顔を心がけることで、毛穴の詰まりや黒ずみを徐々に目立たなくすることができる。ただし、過剰な洗顔で肌の潤いを奪い過ぎてしまうと、乾燥を防ぐために逆に皮脂分泌が活発になってしまうので注意してほしい。洗顔は朝・夜の2回を基本とし、洗った後はしっかりと保湿することも忘れてはいけない。