ジョギングに適した服装のポイント！昼間や夜間はどうする？

ジョギングは、歩道や道路の路肩を走ることもあるので、ジョギング用の服装を気にする方もいるかもしれない。ジョギングに適した服装はそれほど特別なものではなく、次の通りである。

ジョギングに適した服装はシンプルなので、すぐにそろえられるものばかりだ。タイツにおいては必須アイテムではないのだが、ランニングタイツには、疲れにくくする効果やひざをサポートする効果があるため、使用してみるのもよいだろう。

ジョギング時の服装には、吸汗・速乾性、伸縮性に優れたものがおすすめだ。それぞれの機能とおすすめの理由について解説しよう。

コットン(綿)は、優れた吸水・吸湿性を誇る素材として知られている。しかしコットンには速乾性が低いという欠点があり、コットンだけの素材は生地が汗で濡れるとそのままとなり、不快感が残るうえに汗冷えの原因にもなってしまう。
レーヨンやコットンを混用したものは優れた吸湿性を発揮する。一方、100％合成繊維のものには吸湿性はないが、多量に汗を拡散させたり、蒸発させたりすることができるので、ジョギングなどスポーツ時の服装におすすめである。

ジョギングなどスポーツウエアには、動きやすさや伸縮性も重要だ。伸縮性のある服装の多くは、ポリウレタン繊維が使用されている。ポリウレタンとほかの繊維と組み合わせて使うことで身体の動きに合った、伸び縮みしやすい生地になるといった特徴があるのだ。デザインだけでなく、素材にも注意して選ぼう。

ジョギングに適した服装は、基本的にはTシャツをはじめ、短パン、ソックス、ジョギングシューズでよいが、昼間のジョギングには、さらにランニングキャップやランニング用サングラスを着用することで快適に走ることができる。ここでは帽子やスポーツサングラスの選び方を紹介しよう。

昼間の日差しが強い時期はランニング用サングラスを着用することで、顔への直射日光を遮ってくれ、UV対策になる。選び方のポイントを紹介しよう。

フィット感
ジョギングをしている際に、ランニング用サングラスがズレてしまうと快適に走れないので、自分の顔にしっかりフィットすることが重要だ。

重量
疲労を軽減する意味でも、ランニング用サングラスはできるだけ軽いものを選ぶのがポイントだ。

Tシャツをはじめ、短パン、ソックス、ジョギングシューズを用意すれば、ジョギングはできる。ただし、夜間にジョギングを行う際の服装は、明るいカラーの服装のほうが、自動車などに自分の存在をアピールすることができるので、安全に走ることができる。反射材(リフレクター)が付いた服装であればさらに効果的である。

これからジョギングをはじめようとする方は、まず、Tシャツをはじめ、短パン、ソックス、ジョギングシューズといった服装をそろえよう。吸汗・速乾性や伸縮性といったポイントを参考に選んでほしい。昼間にジョギングを行う場合は、ランニングキャップやランニング用サングラスを着用することで快適に走ることができるだろう。夜間にジョギングを行う場合は、安全のために明るいカラーの服装で反射材が付いた服装が望ましい。