1. トレーニングマットを使うメリットとは?

メリット1.筋トレに集中することができる
トレーニングマットを敷かずに筋トレを行うと、床と接している部分に負荷がかかりやすい。中には筋トレを続けているうちに、肘や膝に痛みを感じる方も多いのではないだろうか。一方でトレーニングマットは程よいやわらかさがあるため、体への負担を減らして筋トレに臨むことができる。痛みでフォームが崩れる心配もないので、より効果的に筋トレが行えることだろう。
メリット2.床の汚れや傷を気にする必要がない
トレーニングマットは汗で床が汚れたり、器具で床を傷つけたりする心配がないのもメリットの1つだ。とはいえ、強い衝撃を与えると床に傷がつくこともあるため、器具を使う場合は高い位置から落とさないように気を付けてほしい。
メリット3.防音効果が期待できる
全てのトレーニングマットが該当するわけではないが、厚みのあるマットの場合だと、防音効果も期待することができる。一軒家での筋トレならともかく、アパート・マンション・集合住宅でのトレーニングは下の階まで音が響いている場合が多い。近所に迷惑をかけないためにも、下の階に誰かが住んでいる場合はトレーニングマットを使って筋トレを行おう。
2. トレーニングマットの選び方

素材
トレーニングマットに使われている素材にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なる。以下の3つは、トレーニングマットに使われることが多い素材だ。特徴を確かめた上で、自分に合った素材のマットを選ぼう。
ポリ塩化ビニル
手頃な価格でカラーバリエーションが豊富。初心者でも扱いやすいというメリットがある。ただし、素材が水に弱いため、お手入れは水拭きまたは乾拭きが基本だ。
可塑性エラストマー
弾力性が高く、薄めのマットでも床の硬さが伝わりにくい。さらに軽量で環境の変化にも強いなどメリットが多い素材だ。価格は高いが、満足度の高いマットを求めている方には一番のおすすめといえるだろう。
天然ゴム
強度と摩擦力が優れている素材で、トレーニング中に足が滑るのを防ぐ効果が高い。ただし、重さがあるため、持ち運びには不向き。自宅での筋トレに使うのがおすすめだ。
厚さ
トレーニングマットは素材だけでなく、厚さも様々だ。販売されている商品の多くは6mmの厚さとなっているので、まずはそちらを選んで使用感を確かめてみるといいだろう。硬さを感じる場合はさらに厚いものを選んでもOKだが、あまり厚いと収納するときに大変なので注意が必要だ。
収納方法
使わないときにマットを片付けておきたい方は、収納方法もチェックしておこう。トレーニングマットは丸めて収納できるロールタイプと、折りたたみ式タイプが多い。どちらもコンパクトにまとめることができるが、持ち運んで使う可能性がある場合は、ロールタイプが便利でおすすめだ。
3. タイプ別、トレーニングマットのおすすめ5選

ここではロールタイプ・折りたたみ式タイプ、それぞれのタイプ別におすすめのトレーニングマットを紹介しよう。
ロールタイプ
inFIT(インフィット)ヨガマット YKB350
初心者におすすめしたいのがインフィットのヨガマットだ。機能性はあまり高くないが、他のトレーニングマットに比べ安価で手に入れることができる。4mmと薄型でかなり軽量なので、持ち運びも楽ちんだ。中級者以降にはあまりおすすめできないが、手軽にトレーニングを行いたい方にはぴったりの商品といえるだろう。
LICLI(リクライ)ヨガマット
リクライのヨガマットは厚さ10mmなのに800gと軽量、さらに滑りづらいエンボス加工が施されていることが特徴的なマットだ。ヨガ用につくられたマットだが、筋トレにも使うことができる。また、収納ケースがメッシュ素材になっており、衛生的に保管できるのも嬉しい。男女兼用で大人から子供まで使えるので、家族でトレーニングに励みたい方におすすめだ。
adidas (アディダス) トレーニングマット ADMT-12235
優れた弾力性と10mmの厚さで体への負荷を軽減してくれるアディダスのトレーニングマットは、中級者以上におすすめの商品だ。ニトリルゴム素材で耐久性が高く、激しい運動にも対応することができる。デザインもシンプルでおしゃれなので、持っていると一目置かれること間違いなしだ。
折りたたみタイプ
KaRaDaStyle(カラダスタイル) トレーニングマット
発砲ポリエチレンで出来ているカラダスタイルのストレッチマットは、防音性に優れているのが特徴だ。厚さが5cmもあり、衝撃もしっかり吸収してくれるので、マンションや集合住宅に住んでいる方にぴったりといえる。
ニシ・スポーツ エクサマット MAT-6
ニシ・スポーツのエクサマットは環境に優しいEVA素材を使っており、クッション性に優れているのが特徴だ。厚さ15mm、重さ700gと他の折りたたみ式マットに比べて軽量で、持ち運びもしやすい。また、6つに折りたたむことができるので、部屋が狭くてもコンパクトに収納しておくことができる。
結論
トレーニングマットは必ずしも用意しなくてはいけないわけではないが、筋トレの効果を高めたいのであれば、やはり1つは持っておくのがおすすめだ。使う場所やどんなトレーニングを行うかによって適したマットが変わってくるので、まずは自分の筋トレを振り返ってみて適したマットを選んでいこう。