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体臭対策で脱スメハラ!気になる臭いに効果的な予防・改善方法を紹介

体臭対策で脱スメハラ!気になる臭いに効果的な予防・改善方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年10月19日

セクハラやパワハラに続く社会問題として、スメハラと呼ばれる嫌がらせがあることをご存知だろうか。スメハラはスメルハラスメントの略称で、文字通り体臭や口臭など、臭いで周囲を不快にさせることを指す。最近周りの人から避けられることが増えたと感じている方は、ひょっとすると無意識にスメハラをしているかもしれない。そこで今回は、日頃から実践できる体臭対策について紹介していきたい。

  

1. 体臭の原因は何?

体臭の主な原因

日常生活において、体臭が発生する一番の原因は汗や皮脂にある。とはいっても、汗や皮脂自体に元々臭いがあるわけではない。体臭は、皮膚の上にある雑菌が何らかの理由で繁殖し、汗や皮脂を分解・酸化することで起こる。また、そこへ角質や爪垢などが分解されて加わると、別の臭い成分が発生し、さらに体臭がきつくなる。体臭と聞いてよく耳にする、加齢臭・ミドル脂臭・足の臭いなどは、すべてこのような原因で起こるため、予防・改善するには汗や皮脂のケアをこまめに行う対策が必要だ。

汗や皮脂の成分は変化する

加齢臭やミドル脂臭、頭皮や足の臭い、緊張時に出てくる汗の臭いなど、体臭の種類によって発生する臭いはさまざまだ。中には独特な臭いがする体臭もあるが、どれも臭いの発生メカニズムは前述と変わらない。しかし、分泌される汗や皮脂の成分は、年齢や部位、そのときどきの精神状況によって異なる。なお、加齢臭の場合は皮脂のパルミトオレイン酸、ミドル脂臭は汗に含まれている乳酸、緊張時の汗はアポクリン腺から分泌される汗が多いことが原因と考えられている。

疲れやダイエットで内側から臭うことも

体臭は汗や皮脂が雑菌に分解・酸化される以外のことでも起こる。代表的なものとして挙げられるのが、疲労臭とダイエット臭だ。疲労臭とは、過労やストレス過多によって体内にアンモニアが増え、汗や呼気からツンと漂う刺激臭のことを指す。一方、ダイエット臭は無理な食生活によって体内にケトン体が増え、体や口から甘酸っぱい臭いがしてくることが特徴だ。

2. 体臭対策に効果的な方法5つ

対策1.身体を清潔に保つ

体臭を改善していくためには、汗や皮脂をケアして、身体をいつでも清潔にしておくことが一番の近道だ。汗をかいたらなるべく早いタイミングでシャワーをする、シャワーが使えない時は汗拭きシートや濡らしたタオルで体を拭くなど、とにかく臭いの発生源を身体から取り除いていこう。なお、汗をかいてからケアするまでの時間は1時間以内が好ましい。朝は眠っている間にかいた汗で臭いが発生しやすくなっているため、一度シャワーを浴びて汗や皮脂をオフするといいだろう。

対策2.デオドラント製品を使う

雑菌の繁殖を防ぎたい方は、デオドラント製品を使う方法が効果的だ。デオドラント製品には制汗・抗菌成分が含まれているため、身体を洗った後につけておくことで、いつもよりも雑菌の繁殖を抑え、臭いの発生を予防することが期待できる。肌に使うならクリームタイプ、靴に使うならスプレータイプがおすすめだが、ほかにもさまざまな種類があるので、シーンに合わせて選ぶことが重要だ。

対策3.自宅にいる時は汗をかいて汗腺を鍛える

体臭が気になるからといって、エアコンをつけっぱなしの部屋で1日過ごすのはNGだ。汗をかかない生活を送っていると汗腺が弱まり、ベタベタとした臭いのする汗をかきやすくなる。自宅にいる時はなるべくエアコンを使わずに過ごす、お風呂前や入浴中にトレーニングをして汗を流すなど、日頃から良い汗をかくように心がけて汗腺を鍛えていこう。

対策4.食生活を見直す

たんぱく質や脂質の多い肉類・乳製品は、摂り過ぎることで汗や皮脂に含まれる臭い成分を増やしてしまう。同様に、ラーメンやジャンクフード、加工食品も体臭を悪化させる食べ物といえる。これらの食材を過剰に摂取している方は、まず食生活を見直すことから始めてみよう。おすすめとしては動物性脂肪を減らし、野菜や果物などを積極的に摂ることだ。野菜や果物は抗酸化作用があり、脂質の酸化を抑えることができる。加齢臭やミドル脂臭が気になる方にはとくにおすすめの食材なので、ぜひ試してみてほしい。

対策5.ストレスを溜めすぎない

ストレスはアポクリン腺から出る汗の量を増やしたり、疲労臭の原因となるアンモニアをつくったり、皮脂の酸化を進めたりと、体臭にとっては非常に邪魔な存在といえる。体臭を予防・改善したいのであれば、とにかく抱えているストレスを発散していくことが大事だ。自分の好きなことに打ち込む、お風呂に入ってゆったりするなど、工夫をしてストレスを少しずつ取り除いていこう。

3. 体臭対策をしても改善しないなら病気の可能性も

体臭の原因は病気が関係していることもある。体臭対策を行っても臭いが全く改善されない、むしろひどくなっている場合は、何かしらの病気が隠れているサインかもしれない。以下の疾患は体臭を伴うこともあるため、心当たりのある方や、似たような臭いがする方は一度病院を受診してみてほしい。

体臭が発生しやすい病気

脂漏性皮膚炎:脂っぽい臭い
糖尿病:甘酸っぱい臭い
ひどい便秘:便の臭い
痛風:古いビールのような臭い
腎機能の低下:おしっこのような臭い
肝機能の低下...ネズミのような臭い
消化器の不調...酸っぱい臭い・腐った卵のような臭い

また、体臭を発生させる疾患の中には、虫歯・歯周病・水虫など、症状が見た目に出てくるものもある。これらの病気も治療しなくては体臭を改善できないので、気が付いたらすぐに病院へ行ってほしい。

結論

体臭の原因はさまざまだが、病気由来で発生する臭いを除いては、普段の対策で十分予防・改善していくことが可能だ。30~50代にかけてはミドル脂臭、50代以降は加齢臭も出てくるので、今から万全の対策をとって、体臭予防に努めていこう。
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  • 公開日:

    2020年3月30日

  • 更新日:

    2021年10月19日

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