目次
- 1. 足の臭いを一瞬で消す方法|応急処置3選
- 2. 足の臭いの原因
- 3. なぜ足がクサくなるのか?
- 4. 足の臭いを予防する方法|足のケア3選
- 5. 足の臭いを予防する方法|靴のケア5選
- 6. 足の臭いを消すための習慣作り5選
- 7. おすすめ足用デオドラントクリーム2選【PR】
- 8. ケアをしても足の臭いが消えないときは病気かも?皮膚科に相談を
1. 足の臭いを一瞬で消す方法|応急処置3選

今すぐ気になる足の臭いを消したい場合は、消臭スプレーや除菌シートを使ったり、新しい靴下に替えたりするのがおすすめだ。一瞬席を外してサッと対策できるので応急処置として取り入れよう。
消臭スプレーを使う
足用の制汗・消臭スプレーがある。靴下の上からシュッと吹きかけるだけで足の嫌な臭いをシャットアウトしてくれる。ドラッグストアやコンビニでも手に入るので常備しておこう。なお靴用もあるので、間違えないようにご注意を。
除菌シートを使う
なぜ足がクサくなるのか?除菌シートや制汗シートで足を拭くのもおすすめだ。靴下を脱いで足の指の隙間や裏側などを念入りに拭けば、足の嫌な臭いを大幅に抑えられる。除菌シートがなければ水で湿らせたティッシュで丁寧に拭くなどしよう。
替えの靴下を履く
替えの靴下に履き替える手もある。足がクサいと靴下もクサくなっているため、履き替えることである程度の臭いを抑えられるはずだ。消臭スプレーや除菌シートと組み合わせれば、より効果的である。
2. 足の臭いの原因

足の臭いを一瞬で消す方法や臭い対策についてお伝えする前に、そもそも足の臭いは何が原因なのかを知っておくことも大切だ。
雑菌が汗の成分や皮膚片、角質などを分解すると臭いが生じる
足の臭いは、皮膚表面や靴下、靴などの雑菌が汗の成分および皮膚片、角質などを分解することで生じる。したがって雑菌を減らしたり、古い角質を取り除いたりすることが臭い予防につながる。本稿では、さまざまな方法で足の臭いをケアする方法を紹介していく。
3. なぜ足がクサくなるのか?

足の臭いの元はわかったが、ではなぜ、足がそのような環境になってしまうのだろうか?「足がクサい」といわれる人の特徴についても把握しておこう。
足を正しく洗えていない
入浴中に足の指の間など、細かいところまで入念に洗えているだろうか?シャワーで軽く流しただけでは汚れを落とせないことも多い。蓄積されれば悪臭の原因となるため洗い方を見直そう。
毎日同じ靴を履いている
前日の汚れなどが残ったまま同じ靴を履く、といったことを続けていると、徐々に汚れが蓄積されて雑菌が繁殖する。靴はローテーション制にするのがおすすめだ。
蒸れやすい靴下や靴を履いている
厚手の靴下や革靴、ローファーやブーツなどをよく履くという方は、足が蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい。加えてお手入れが不十分であれば、いつまで経っても足の臭いが改善されないおそれがある。
汗をよくかく
こまめにケアしていればよいが、そうでなければ皮脂や皮膚片、垢などを雑菌が分解し、なかなか取れない(落ちない)臭いとなってしまうおそれがある。
角質ケアなどが不十分
爪やかかとなどの古い角質はきちんとケアしているだろうか?これらも雑菌のエサ、すなわち臭いの原因となる。
食生活が乱れている
コンビニや外食など、塩分や脂質が多い食べ物ばかりを食べている方も注意が必要だ。この場合は足だけでなく、ワキなど体臭そのものも臭くなるおそれがある。心当たりの方は、食生活も見直したほうがよいだろう。
4. 足の臭いを予防する方法|足のケア3選

冒頭でもお伝えしたように、足の臭いは雑菌が汗の成分や角質などを分解することで生じる。雑菌を減らしたり、角質を取り除いたりすることが大切だ。
正しい方法で足を洗う
ポイントは石鹸をよく泡立ててから手で丁寧に洗うこと。土踏まず、くるぶし、かかと、指の間などもよく洗い、爪の隙間はブラシなどで洗う。その後は十分洗い流して清潔なタオルでしっかりと拭き取るようにしよう。
爪を適度な長さに切っておく
足の爪が伸びていると爪垢が溜まりやすくなる。洗う際も石鹸が届きにくく、垢が溜まり続けるおそれがある。定期的に足の爪を切るようにしよう。白い部分が1〜2mm程度の台形(スクエアオフ)にしておくとよい。
古い角質を定期的にケアしておく
やすりや軽石などで古い角質を削り落とそう。お風呂上がりの柔らかい皮膚を優しく擦り、保湿クリームでケアをする。皮膚の厚みが気にならなくなるまで数日繰り返せばOKだ。擦り過ぎると皮膚にダメージとなるため、優しく無理のない範囲でおこなおう。
5. 足の臭いを予防する方法|靴のケア5選

足のケアが十分でも、靴がクサければ臭いが移る。靴のケアも重要だ。
靴はローテーションで履くようにする
とくに革靴などは通気性が悪く、連日履き続けると臭いの原因となる雑菌が繁殖する。数足用意しておき、1日履いた靴は数日間休ませるようにしよう。数時間日光に当てると乾燥しやすく、臭いも取れやすくなる。
脱いだ靴の中に10円玉を入れておく
銅には雑菌を取り除く「殺菌作用」と悪臭成分を分解する「消臭作用」がある。帰宅したら靴に10円玉を2〜5枚程度入れておくとよい。ただし入れっぱなしにすると10円玉に臭いが移る場合があるので、財布にうっかり戻さないように注意しよう。
通気性の高い靴下を履くようにする
靴下の素材にはコットンなどの天然繊維と、ナイロンなどの合繊繊維がある。このうち天然繊維のほうが通気性や吸湿性が高く、靴の中が蒸れにくい。銀イオン加工や急速消臭分解繊維といった、機能性の靴下などを選ぶのもおすすめだ。
抗菌・消臭タイプのインソールを使う
靴のインソール(中敷き)を抗菌・消臭タイプに変える手もある。靴に入れるだけで臭い対策になるため、手軽に取り入れたい人におすすめだ。臭いが気になり始めたらインソールを洗ったり、新しいものに交換したりすることもできる。
除湿剤を使って靴箱を乾燥させておく
靴箱(シューケース)もできる限り乾燥させておこう。靴箱に湿気が溜まっていると雑菌やカビが発生するためだ。除湿剤や消臭剤、備長炭などを置いたり、扉を半日程度開放して湿気を逃したりするとよい。また半年に1回くらいは靴箱を掃除しよう。
6. 足の臭いを消すための習慣作り5選

気になる足の臭いを対策したいなら、重曹足湯やミョウバン足湯に浸かるなど習慣作りに取り組むのも重要だ。
重曹足湯に浸かる
弱アルカリ性の重曹は、酸性の悪臭成分である「イソ吉草酸」を中和する作用がある。また古い角質を取り除くのにも役立つ。40℃程度のぬるま湯2Lに対し重曹小さじ1.5〜2杯を溶かして重曹湯を作り、10〜15分程度足を浸ける。数日繰り返せば徐々に軽減されるはずだ。
ただし重曹は弱アルカリ性のため、皮膚に刺激がある。肌荒れなどを招くおそれがある点を踏まえた上でご判断いただきたい。
ミョウバン足湯に浸かる
雑菌作用や制汗作用を持つミョウバンは、足の臭いを消すのにピッタリのアイテムだ。水100mlに対し焼ミョウバン4gを合わせて「ミョウバン液」を作る。次に、お湯2Lに対してそのミョウバン液100mlを加えて足湯を作り、10〜15分程度足を浸けよう。
酢の足湯に浸かる
酢に含まれるクエン酸には除菌効果が期待できる。洗面器にお湯をはり、コップ1杯程度の酢を入れたら、10〜15分ほど足を浸ければOKだ。酢は市販の安価なもので問題ない。なお酢の香りがキツイ場合は、竹酢や木酢などに変えるのもおすすめだ。
疲れやストレスを取り除く
足の臭いの原因が「疲労臭」ということもある。疲れが溜まっている方は、湯船にゆっくり浸かったり睡眠を十分に取ったりするなど、できる限り身体を休ませよう。ストレスを感じやすい方は趣味に打ち込んだり、適度な運動を取り入れたりするのがおすすめだ。
足用デオドラントクリームを使う
足用デオドラント製品を使うのもおすすめである。市販のデオドラント製品にはクリームタイプ、ジェルタイプ、スプレータイプ、シートタイプなどがある。特徴が異なるが、足環境を整えるには日頃からクリームタイプを足に塗るのがよいだろう。
7. おすすめ足用デオドラントクリーム2選【PR】

日中の足の臭いを防止したり、足環境を整えたりするなら、足用デオドラントクリームを使うのがおすすめだ。
ココえがお「ティノン」
「ティノン」は、保湿+殺菌をコンセプトにした足用デオドラントクリーム。足に繁殖した雑菌を除去するだけでなく、ダメージを負った足の保湿もできる。つまり根本的な足環境の改善を目指せるというわけだ。保湿成分配合で伸び感がよく、塗りやすいのも特徴。1日2回、起床後と就寝前に塗って臭いにくい足を目指そう。
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北の快適工房「ノーノースメル」
「ノーノースメル」は殺菌・抗菌作用と防臭作用で臭わない足環境を目指せる足用デオドラントクリーム。雑菌にアプローチするだけでなく、防臭作用も期待できる。その結果、臭いにくい足環境を目指すことができるというわけだ。ベタ付かないサラサラタイプなので塗りやすいのもポイントだ。朝と夜に塗るようにしてみよう。
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8. ケアをしても足の臭いが消えないときは病気かも?皮膚科に相談を

足の臭いは、水虫や多汗症など病気が原因ということもある。対策をしても足の臭いが続く場合は皮膚科に相談してみよう。受診する際は「いつ頃から臭いがするか」「痒みや赤みなどがあるか」「足以外に気になる臭いはあるか」などを伝えるとよいだろう。
気になる症状があれば写真に撮っておくのもおすすめだ。それにより速やかに原因を特定できる可能性もある。
結論
足の臭いを一瞬で消すなら消臭スプレーや除菌シートを使うのがおすすめだ。いずれもなければ、コンビニなどで靴下を購入して履き替えるといった方法がある。また臭わない足環境を目指すなら、足や靴のケアや臭い対策のための習慣作りに取り組もう。対策はさまざまあるが、無理のないところから始めてみよう。