1. 日焼け止めを落とすタイミングとは

男性は女性に比べて皮脂の量が多いため、男性用の日焼け止めはさっぱりとしたタイプが一般的だ。しかし、日焼け止めの成分は肌の負担になりやすいため、使用感が軽くても長時間肌につけておくことはおすすめできない。帰宅したら、できるだけ早く落とすよう心がけよう。肌荒れ・ニキビがある人なら、顔の日焼け止めだけでも早めに落とすのがおすすめだ。
2. 体に塗った日焼け止めの落とし方

体に塗った日焼け止めは、細かな部分を洗い忘れたりして完全に落とし切れていないことも多い。まずは、日焼け止めを落とすための適切なアイテムを選ぶのが大切だ。
日焼け止めの落とし方は、日焼け止めのタイプごとに変える
日焼け止めには、お湯や石鹸で落とせるタイプと、メイク用のクレンジングを使って落とすタイプがある。ウォータープルーフ処方など高密着のタイプであれば、専用のクレンジングが必要な場合もある。日焼け止めのパッケージには必ず「推奨される落とし方」が記載されているので、まずはそちらを確認しよう。
お湯や石鹸での落とし方
お湯・石鹸で落とせるタイプであれば、シャワーやボディソープを使って普段通りに体を洗えばOKだ。ただし肌に残っていると肌荒れの原因にもなるので、お湯で落とせるタイプでもボディソープでしっかり洗い落とすのがベターだ。
クレンジングでの落とし方
クレンジング料が必要な場合は、顔用のクレンジングを使う。広範囲に使用するため、基本的にはドラックストアなどのプチプラ製品でも十分だ。
手のひらにクレンジング料をとり肌になじませて、日焼け止めが浮き上がったら洗い流す。ゴシゴシとこするのはNGだ。その後ボディソープなどで通常通り体を洗う。肘や首回りまでしっかり落とすよう意識しよう。
手のひらにクレンジング料をとり肌になじませて、日焼け止めが浮き上がったら洗い流す。ゴシゴシとこするのはNGだ。その後ボディソープなどで通常通り体を洗う。肘や首回りまでしっかり落とすよう意識しよう。
3. 顔に塗った日焼け止めの落とし方

ニキビや吹き出物の原因とならないよう、顔の日焼け止めを落とすときは体以上に気をつかいたい。
お湯や石鹸での落とし方
お湯・石鹸で落とせる日焼け止めなら、身体の場合と同じように、シャワーや洗顔料を使って落とせばOKだ。落とし残りを防ぎたいならお湯洗いのみは避け、洗顔料をよく泡立て、きめ細かな泡で洗うとよい。
クレンジングでの落とし方
クレンジング料を適量手にとり、日焼け止めとよくなじませるように顔全体に伸ばす。小鼻など日焼け止めが残りやすい場所は、指の腹を使ってクルクルとマッサージするようになじませよう。しっかり落とそうとしてゴシゴシこすらず、やさしく日焼け止めを浮かすのがコツだ。W洗顔が必要なクレンジングの場合は、その後洗顔をする。
顔の日焼け止めをしっかり落としたいなら、洗浄力の強いオイルタイプのクレンジングがおすすめだ。ただ、専用クレンジングが指定されていればそれを使うのがベターである。
顔の日焼け止めをしっかり落としたいなら、洗浄力の強いオイルタイプのクレンジングがおすすめだ。ただ、専用クレンジングが指定されていればそれを使うのがベターである。
4. 日焼け止めを落とさなかった場合の肌への影響は?

肌を守るために塗る日焼け止めだが、しっかりと落とすことまで考えておかないとかえって肌に悪影響を及ぼすこともある。
ニキビや乾燥の原因になる
日焼け止めの落とし方が足りないと、毛穴に残ってニキビや吹き出物、黒ずみなどの原因となってしまう。また、紫外線を肌に通さないための紫外線散乱材や紫外線吸収剤といった成分も、長時間の使用で肌にダメージを与えることがある。さらに日焼け止めは水を弾くため、肌に残っていると化粧水などの浸透を妨げ、乾燥させてしまう危険もある。
保湿ケアも忘れずに
1日中日焼け止めを使い、さらに洗顔料やクレンジングで洗浄された肌は、乾燥が進んでいる。日焼け止めを落とした後は、化粧水やボディローションなどでしっかり保湿をすることも、キレイな肌を保つためには重要だ。
結論
肌の老化を招く紫外線をカットする日焼け止めは、今や男性にとっても必需品だ。しかし、日焼け止めを塗ったからと安心して、夜しっかりと落とさないのはNG。日焼け止め自体がかえって肌の負担となってしまうからだ。日焼け止めのパッケージには、「適切な落とし方」が書かれているので、よく確認してほしい。お湯や石鹸で落とせるタイプもあるが、クレンジングが必要な場合は顔用のクレンジング料を使ってしっかりと落とすようにしよう。