1. 入浴剤ってどんな効果があるの?

入浴剤は、配合されている成分によって6つのタイプに分かれ、効果や形状も異なる。6つの入浴剤がどんなものか解説しよう。
無機塩類系入浴剤
【効果:保温など】
【形状:粉末】
成分に含まれている塩類(ミネラルなど)が、肌の表面のタンパク質と結合して膜を形成する。この膜による保温効果で、風呂から出たあともポカポカが続くのだ。
【形状:粉末】
成分に含まれている塩類(ミネラルなど)が、肌の表面のタンパク質と結合して膜を形成する。この膜による保温効果で、風呂から出たあともポカポカが続くのだ。
炭酸ガス系入浴剤
【効果:血行促進・疲労回復・肩こり・腰痛・保温など】
【形状:錠剤】
シュワシュワと炭酸ガスの泡を出して溶けていくタイプ。炭酸ガスが血管を拡張させ、血行がよくなって新陳代謝が活発になり、老廃物や疲労物質が体外に排出されるのである。
【形状:錠剤】
シュワシュワと炭酸ガスの泡を出して溶けていくタイプ。炭酸ガスが血管を拡張させ、血行がよくなって新陳代謝が活発になり、老廃物や疲労物質が体外に排出されるのである。
薬用植物系入浴剤
【効果:リラックス・血行促進・肩こり・腰痛・肌荒れなど(生薬によって違う)】
【形状:粉末、液体】
商品によって配合されている生薬が違い、その生薬によって期待できる効果も変わってくる。生薬についてはまだ研究中のものもあるが、長年使われてきた生薬の効果にはさまざまな種類がある。
【形状:粉末、液体】
商品によって配合されている生薬が違い、その生薬によって期待できる効果も変わってくる。生薬についてはまだ研究中のものもあるが、長年使われてきた生薬の効果にはさまざまな種類がある。
酵素系入浴剤
【効果:清浄・美肌・デトックス効果など】
【形状:粉末】
消化剤や洗浄剤などに使われる酵素は、タンパク質や脂肪などを分解して消化や洗浄を助ける働きがある。入浴剤に配合することで、肌に過度な刺激を与えず汚れや角質を清浄するのだ。
【形状:粉末】
消化剤や洗浄剤などに使われる酵素は、タンパク質や脂肪などを分解して消化や洗浄を助ける働きがある。入浴剤に配合することで、肌に過度な刺激を与えず汚れや角質を清浄するのだ。
清涼系入浴剤
【効果:清涼など】
【形状:粉末、錠剤】
メントールなどの清涼成分を配合することで、入浴後の肌にひんやり感やさっぱり感を得られるタイプ。暑い夏でもさわやかに入浴できる入浴剤である。
【形状:粉末、錠剤】
メントールなどの清涼成分を配合することで、入浴後の肌にひんやり感やさっぱり感を得られるタイプ。暑い夏でもさわやかに入浴できる入浴剤である。
スキンケア系入浴剤
【効果:乾燥肌・敏感肌・保湿など】
【形状:液体、粉末】
保湿成分がたっぷりと配合されていて、入浴しながら肌の潤いを補ってスキンケアできる入浴剤。入浴中のやわらかい肌は成分が浸透しやすい状態で、保湿成分が角質内部まで浸透するのだ。
【形状:液体、粉末】
保湿成分がたっぷりと配合されていて、入浴しながら肌の潤いを補ってスキンケアできる入浴剤。入浴中のやわらかい肌は成分が浸透しやすい状態で、保湿成分が角質内部まで浸透するのだ。
2. 粉末タイプ・錠剤タイプ・液体タイプの効果に違いはある?

入浴剤は、形状によって大きく3つのタイプに分けられる。タイプによって違う使い方や効果について解説しよう。
粉末タイプ
粉末タイプは、よく見かける一般的な入浴剤の形状だ。保温効果が期待でき、冷えが気になる方におすすめである。大きな容器に入ったものや、1回分ずつ包装されたものなど、さまざまな種類がある。大きな容器のものは、湿気が多い風呂場に置くと、ふたの開閉がしづらくなったり、粉末がかたまったりすることがあるので、ふたをきっちり閉めたり風呂場以外で保管したりといった対策が必要である。
固形タイプ
粉末状の入浴剤をかためて作られている固形タイプ。疲労回復効果が期待でき、疲れたときにおすすめである。1回分が個包装されていることが多いので保管がしやすく、お湯にポンと入れるだけで炭酸ガスが発生して溶けるので使いやすい。完全に溶けると、炭酸ガスがお湯に溶け込んだ状態になるので、溶けきってからの入浴がおすすめだ。
液体タイプ
液体洗剤や柔軟剤のような、計量できる専用ボトルに入っていることが多い液体タイプ。潤い成分が配合されているものが多く、保湿効果が期待できる。お湯の量に合わせて使う入浴剤の量を調整しやすく、湿気が多い風呂場でも問題なく保管することができる。また、詰め替え用が販売されていることも多いため、決まった入浴剤を使う方には経済的で便利である。
3. こんな人に入浴剤はおすすめ

入浴剤にはさまざまなタイプがあり、入浴後の湯冷めを防いだり、肌への刺激をやわらげたり、リラックスできるといったことが効果がとして考えられる。そのほかにも期待できる効果は豊富にあって、悩みに合わせて使い分けできるのだ。以下のような悩みがある方には、入浴剤の使用がおすすめである。
- 冷え性
- 乾燥肌
- 敏感肌
- 肌荒れ
- 疲労
- 肩こり
- 腰痛
4. 入浴剤のおすすめベスト3

数ある入浴剤のなかから、おすすめの入浴剤を3つ紹介しよう。
大山「薬用風呂」
粉末タイプの入浴剤。「肩こり・腰痛」や「疲労回復・神経痛」など、悩みに合わせて選べる。お得なボトルタイプと便利な分包タイプがある。
TWO「BARTH 重炭酸入浴剤」
錠剤タイプの入浴剤。中性重炭酸泉のシャンパンのようなキメの細かい気泡で、疲れた身体をいやす。肌の乾燥や冷えが気になる方にもおすすめ。
アユーラ「メディテーションバスα」
液体タイプの入浴剤。お湯に入れた瞬間に乳白色に変化する。肌をしっとりと保湿し、安らぎの香りで身体も心もリラックスできる。
結論
しっかり温まって、肌がしっとりスベスベし、リラックスもできるなど、さまざまな効果が期待できる入浴剤。毎日の入浴をワンランクアップさせるために、ぜひ取り入れたいバスグッズだ。自分の好みに合う入浴剤を見つけて、至福のバスタイムを楽しもう。