1. 3枚刃・4枚刃・5枚刃はどう違う?髭剃りの道具選び

髭剃りに使うのはどんな道具だろうか。自分に合う使いやすい道具は人によって違ってくる。
T字カミソリと電気シェーバーの特徴
家庭での髭剃りの道具といえば、T字カミソリか電気シェーバーだろう。それぞれの特徴を解説しよう。
・T字カミソリ
刃と本体が一体化した使い捨てタイプと、刃を付け替えられる替刃タイプがある。どちらも電気シェーバーにくらべると安価だが、カミソリ自体や刃を定期的に変えたり、シェービング剤も必要なため、継続して費用は発生する。
深剃りしやすく、細かい部分も剃りやすいので剃り残しが少ないが、刃が直接当たるため肌への負担は大きく、時間もかかる。
深剃りしやすく、細かい部分も剃りやすいので剃り残しが少ないが、刃が直接当たるため肌への負担は大きく、時間もかかる。
・電気シェーバー
往復式、回転式、ロータリー式の3タイプがある。往復式は外刃で髭を立たせ、高速で往復する内刃でカットするもので、深剃りができ、短時間で剃れる。回転式は3つの円形の外刃が髭をとらえ、中の内刃が回転してカットするもので、動作音が静かで、肌への負担を抑えられる。ロータリー式は往復式に似た見た目だが、外刃が髭をとらえて内刃が回転してカットするという回転式の動きをし、静かでありながら深剃りもしやすい。
どれも肌への負担が小さく、刃の寿命も長いが、高額であり電源も必要である。また、深剃りがしにくく剃り残しも多くなりやすい。
どれも肌への負担が小さく、刃の寿命も長いが、高額であり電源も必要である。また、深剃りがしにくく剃り残しも多くなりやすい。
3枚刃・4枚刃・5枚刃の違い
T字カミソリも電気シェーバーも刃の枚数の違いがある。1枚目の刃で髭を引っ張り次の刃が剃るという、刃の枚数が増えるほど深剃りができる仕組みだ。髭が少ない方は刃が少ないタイプで充分、髭が濃い方は刃が多いタイプがおすすめだ。
また、刃の枚数が多いほど圧力が分散され、1枚にかかる圧力は少なくなり、肌へのあたりがやさしくなる。肌が弱い方は5枚刃などの刃が多いものがよいだろう。
また、刃の枚数が多いほど圧力が分散され、1枚にかかる圧力は少なくなり、肌へのあたりがやさしくなる。肌が弱い方は5枚刃などの刃が多いものがよいだろう。
2. 上手に剃れる!正しい髭の剃り方

肌を傷めたり髭を剃り残したりしないためには、正しい剃り方で髭を剃ることが重要だ。T字カミソリと電気シェーバーのそれぞれの剃り方を紹介しよう。
T字カミソリでの剃り方
剃り方の手順 1.髭をやわらかくする
肌をぬるま湯で濡らし、シェービング剤を付ける。
剃り方の手順 2.T字カミソリで髭を剃る
もみあげ部分や頬などの凹凸が少ないところから始め、口元などの細かい部分を最後に剃る。基本は順剃り(髭が生えている方向)で、剃り残しを逆剃り(髭が生えている方向と逆方向)で剃り、難しいところは空いた手で肌を少し引っ張りながら剃る。力を入れすぎず、やさしくあてて軽く動かすことが大事だ。刃を頻繁にすすぐことも忘れないようにしよう。
剃り方の手順 3.洗顔して保湿する
水で洗い流したら、肌をアフターシェーブローションなどでケアする。
肌をぬるま湯で濡らし、シェービング剤を付ける。
剃り方の手順 2.T字カミソリで髭を剃る
もみあげ部分や頬などの凹凸が少ないところから始め、口元などの細かい部分を最後に剃る。基本は順剃り(髭が生えている方向)で、剃り残しを逆剃り(髭が生えている方向と逆方向)で剃り、難しいところは空いた手で肌を少し引っ張りながら剃る。力を入れすぎず、やさしくあてて軽く動かすことが大事だ。刃を頻繁にすすぐことも忘れないようにしよう。
剃り方の手順 3.洗顔して保湿する
水で洗い流したら、肌をアフターシェーブローションなどでケアする。
電気シェーバーでの剃り方
剃り方の手順 1.プレシェーブローションを塗る
肌にプレシェーブローションを塗ることで、電気シェーバーの滑りがよくなる。
剃り方の手順 2.電気シェーバーで髭を剃る
肌に直角にあてて適度な力でゆっくりと動かし、剃りやすいところから剃っていく。順剃りでも逆剃りでも大丈夫だが、何度も往復することがないように動かす。
剃り方の手順 3.洗顔して保湿する
水で洗い流したら、肌をアフターシェーブローションなどでケアする。使用後は電気シェーバーの手入れも大切だ。
肌にプレシェーブローションを塗ることで、電気シェーバーの滑りがよくなる。
剃り方の手順 2.電気シェーバーで髭を剃る
肌に直角にあてて適度な力でゆっくりと動かし、剃りやすいところから剃っていく。順剃りでも逆剃りでも大丈夫だが、何度も往復することがないように動かす。
剃り方の手順 3.洗顔して保湿する
水で洗い流したら、肌をアフターシェーブローションなどでケアする。使用後は電気シェーバーの手入れも大切だ。
3. 髭剃り後も大事!カミソリ負けを防ぐ方法

髭をきれいに剃れても、肌がボロボロでは意味がない。カミソリ負けをしない髭の剃り方とはどんなものだろうか。
髭をやわらかくする
かたい髭は刃の抵抗が生じやすく、肌が引っ張られて負担になるので、髭に水分を含ませてやわらかくしよう。ぬるま湯で髭を濡らし、シェービング剤を付けて少しおくとやわらかくなる。
切れ味のよい刃
切れ味が悪い刃だと、何度も同じところを剃ったり必要以上に力を入れ、肌への負担が大きくなるので、刃は早めに変えよう。道具が清潔であることも重要だ。T字カミソリは、使用前後はもちろん、使用中も頻繁にすすいできれいな状態を保とう。
順剃りが基本
髭が生えている方向に剃る順剃りは、肌への負担が少ない剃り方である。逆剃りは剃り残しを剃るときなどピンポイントで使おう。
髭剃り後の洗顔
タオルでふくだけではシェービング剤などがきれいに取れず、肌荒れの原因になる。髭剃り後は水でよく洗い流そう。
肌のアフターケア
髭剃り後はアフターシェーブローションなどで肌のケアをしよう。乾燥する時期は乳液もおすすめだ。
結論
髭剃りは男の身だしなみである。剃り残しなくしっかりと髭を剃って、カミソリ負けをしないきれいな肌をキープすることが大切だ。自分に合った道具を選び、正しい髭の剃り方と肌のケアで、清潔感のある男を目指そう。