1. サングラスの種類を知ろう【フレーム編】

サングラスの選び方のひとつに、フレームデザインがあるだろう。まずはサングラスのフレームの種類を見てみよう。
ウェリントン
逆台形型のウェリントンは、サングラスの定番ともいえる。シャープな男らしさが漂うフレームだ。
スクエア
角ばった長方形の形をしたスクエアは、シャープな印象を演出できる。デザインの幅が広く、好みに合わせて選べる。
ラウンド
きれいな円形のレンズを使ったラウンドは、レトロな雰囲気がある。個性的でミステリアスな印象もありつつ、かわいらしさも演出できる。
オーバル
卵を2つ並べたような、楕円形デザインのオーバル。日本人の顔にもなじみやすく、知的でスタイリッシュな印象に仕上がる。
ボストン
アメリカのボストンで流行したことから名付けられたボストン。丸みのある逆三角形が、やさしさと知的さを印象付ける。
フォックス
サイドがつり上がった、きつね目のような形のフォックス。個性的な印象で、セクシーでエレガントな大人の雰囲気に仕上がる。
ティアドロップ
パイロットが飛行中の太陽の光から目を守るために作られたティアドロップ。涙のしずくのような形をした大きなレンズで、ワイルドで男らしい印象だ。
サーモント
眉が薄いために威厳がなく見えたモント将校のために作られたサーモント。フレームデザインが眉のように見え、メリハリのある顔立ちに仕上げてくれる。
ボスリントン
丸みのある逆三角形のボストンの形状に、ウェリントンの台形をミックス。シャープさにやさしさをプラスしたような、知的な印象がのボスリントンだ。
ワンレンズ
1枚のレンズでできているスポーティーな印象のワンレンズ。顔に沿った流線形のデザインがかっこよく、アクティブな印象になる。
2. サングラスの種類を知ろう【レンズ編】

サングラスの選び方には、レンズも大きく関わってくる。ファッションアイテムとしてのサングラスなら色で選ぶのもよいし、目の保護のためならUVカット率が重要になるのだ。
色付きレンズ
色で光を暗く感じるようにしたレンズで、比較的安価である。目に入る光は軽減されるが、暗く感じると瞳孔が開くため、余計に紫外線を取り込んで目に負担がかかることもある。
偏光レンズ
偏光膜というフィルムを入れて、乱反射のギラギラした光をカットするレンズ。アウトドアや車の運転には向いているが、角度によってスマートフォンなどの液晶画面が見づらくなることがある。また、温度変化や水分に弱く、品質が劣化しやすい。
調光レンズ
紫外線の量に反応して色の濃さが変化するレンズ。紫外線が多い屋外では濃くなり、少ない室内では通常の眼鏡のようにクリアになる。温度によっても色の濃さに違いが生じ、夏よりも冬のほうが濃い。
3. サングラスの基本の選び方

自分に似合うサングラスは人それぞれ。基本的なサングラスの選び方を紹介しよう。
基本の選び方 1【フレームのサイズ】
サングラスのフレーム幅は、顔の幅と同じくらいのものが自然に見える。フレームの長さは、眉からあごまでの長さの3分の1に収まるくらいのバランスがよい。
基本の選び方 2【眉との関係】
サングラスの上のラインと眉のラインが合うと、顔になじみやすい。また、眉はサングラスから見え隠れするくらいがベストだ。
基本の選び方 3【輪郭との関係】
丸顔の人が丸いフレームのサングラスを着けると、顔の丸さが強調されてしまう。サングラスのフレームは、顔の形と違う形を選ぼう。
4. 自分の輪郭に合うサングラスの選び方

輪郭との相性は、サングラスの選び方の重要な要素である。輪郭別のサングラスの選び方と似合うフレームを紹介しよう。
輪郭別の選び方【丸顔編】
顔の縦横の比率が少なく、やわらかな雰囲気の丸顔は、角や直線が感じられるフレームが似合う。
- スクエア
- サーモント
- ウェリントン
- フォックス
輪郭別の選び方【逆三角顔編】
シャープな印象の逆三角形顔は、小さめのフレームがバランスがよい。丸みのあるものならやさしい印象になるだろう。
- オーバル
- ボストン
- ラウンド
- ウェリントン
輪郭別の選び方【四角顔編】
直線的な凛々しい印象の四角顔は、丸みのある曲線的なフレームでやわらかさをプラスするのががおすすめ。
- ラウンド
- オーバル
- ボストン
- ティアドロップ
輪郭別の選び方【面長顔編】
面長顔の縦の長さをカバーできるのは、丸みを感じるフレームだ。縦幅のあるタイプのフレームで、バランスを取ろう。
- ウェリントン
- ティアドロップ
- ボストン
- ラウンド
結論
サングラスの選び方は、デザインと機能が自分に合うことが大事である。自分に似合うフレームはどのタイプなのか、どんなレンズを選ぶべきなのか、よく検討して選ぼう。似合うサングラスを手に入れて、ワンランク上のオシャレを楽しんでもらいたい。