1. 面長に似合うメガネの選び方

面長の方の悩みといえばやはり「顔が長く見えてしまう」ということだろう。この悩みを打ち消すメガネの選び方には、重要な法則ある。また、フレームやリム(レンズの縁)といった細かい形状にもこだわって選んでみよう。
面長の方は天地幅の広いメガネを選ぶべし
面長の方のメガネの選び方のポイントはただひとつ、「レンズの天地幅(縦幅)の広いメガネを選ぶ」ことだ。天地幅の広いフレームを選ぶことで、メガネが顔の縦の長さをカバーしてくれるので、面長に見えにくくなるメリットがある。逆に天地幅が狭いメガネは、より面長に見せてしまうので避けるほうが無難である。この法則はどんなメガネにも当てはまるので覚えておこう。
おすすめはウェリントンやボストン
面長におすすめのフレームは、台形型の「ウェリントン」や丸みのある逆三角形の「ボストン」だ。どちらも天地幅があるタイプなので、面長の方がかけると丁度よいバランスになる。その他のフレームの場合でも、とにかく天地幅が広いものを選べば似合うものを見つけやすい。
面長はアンダーリムと相性◎
アンダーリムはレンズの下部分だけをフレームで支えたタイプだ。顔の真ん中近くにポイントができるので、顔の縦の長さを短く見せる効果があり、面長の方と相性がよい。
ブリッジとテンプルが下側に付いていると◎
耳にかける部分であるブリッジと、左右のレンズをつないでいるテンプルの位置は実はメガネによって違う。面長の方はブリッジとテンプルが下側に付いているものを選ぶと、重心が顔の中心に集まり顔の縦の長さをカバーしてくれる。
2. 面長を強調するメガネの形は?

前述したように、面長を強調してしまうメガネは「天地幅が狭いメガネ」である。顔の狭い範囲しかカバーできないので、余った部分の長さが余計に目立ってしまうのだ。具体的には、横に長い楕円形の「オーバル」長方形の「スクエア」などは、あまりおすすめできないフレームといえる。また、上部にだけフレームのある「ハーフリム」もフレームの下が間延びして見えるので面長の方には向いていない。
しかし三角顔や四角顔の方なら丸みのあるオーバルが似合い、丸顔の方は直線的なスクエアやハーフリムが似合う。つまりどんな方でも、メガネは「自分の顔の輪郭と真逆のフレームを選ぶ」と相性がよい傾向にあるのだ。
しかし三角顔や四角顔の方なら丸みのあるオーバルが似合い、丸顔の方は直線的なスクエアやハーフリムが似合う。つまりどんな方でも、メガネは「自分の顔の輪郭と真逆のフレームを選ぶ」と相性がよい傾向にあるのだ。
3. 面長でメガネをかける方に似合う髪型をチェック

似合うメガネを見つけても、面長を強調するような髪型をしていては勿体ない。そこで最後に面長でメガネをかける方に似合う髪型についても紹介しよう。
前髪はある方がいい
面長の方がおでこを出していると顔の縦の長さが強調されて見えてしまう。前髪を下ろすことで縦の長さを短く見せるのがおすすめだ。まっすぐに下ろすより流して下ろしたほうが顔の横幅を強調できる。
サイドにボリュームを持たせ「ひし形」に
サイドにボリュームを出し、横幅を際立たせるのもポイント。パーマやワックスなどを活用してサイドのボリュームアップを狙い、縦長⇒ひし形のシルエットに近づけるよう意識しよう。
アップバングやセンター分けはNG
面長でメガネをかける方にNGなのが、前髪を立たせる・または額の真ん中で分けてしまうことだ。おでこが見えることで顔の縦の長さが目立ち、より面長に見える危険がある。前髪を分けるなら、7:3くらいの割合だとバランスがよく見えるはずだ。
結論
面長の方のメガネ選び方で最も重要なのは「天地幅の広いメガネを選ぶ」ことだ。レンズの天地幅が広いメガネは、顔の長さをカバーしてバランスよく見せてくれる。この法則を知っていれば、フレームに関わらず似合うメガネが見つかりやすいはず。似合うメガネがない...とあきらめず、いろいろと試してメガネをおしゃれに楽しんでみてはいかがだろうか?