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箱に入った黒い香水アトマイザーのイメージ写真

香水アトマイザーとは?移し方と選び方やお手入れ方法まで徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月30日

香水をアトマイザーに移す方法を3パターン紹介する。そもそも香水アトマイザーとはどんなアイテムなのか、種類や選び方などを解説するとともに、洗浄方法もお伝えする。香りは人の印象を左右する。「ここぞ」というタイミングで香らせるためにも、お気に入りの香水はアトマイザーに移して持ち運ぶことをおすすめする。

  

1. 香水のアトマイザーへの移し方

スポイトで香水をアトマイザーに移しているところのイメージ写真
さっそく、香水をアトマイザーへ移す方法を紹介しよう。

詰替えノズルを使った移し方

詰替えノズルとは、香水を購入した際に付属してくるノズルである。香水のボトル本体に取り付けて、アトマイザーへプッシュして移すといった使い方をする。まずは香水ボトルに最初から付いているプッシュボタンを取り外し、詰替えノズルを取り付けよう。あとはアトマイザーの中へ向かってプッシュして移していけばよい。

シリマーを使った移し方

袋状の部分と細い管が一体になったものをスポイトというが、シリマーは注射器型をしたスポイトの一種である。香水ボトルのプッシュボタンを取り外せる場合に使える。香水ボトルにスポイトやシリマーの管を差し込んで香水を吸い上げ、アトマイザーに移すといった使い方をする。

ろうと(じょうご)を使った移し方

傘を逆さにしたような、口が広く先端に向かって細くなる道具を「ろうと」または「じょうご」という。これがあれば、詰替えノズルやシリマーが使えない香水ボトルでもアトマイザーに移すことができる。ろうとの細い部分をアトマイザーに差し込み、広い口に香水をスプレーして移していこう。

2. そもそも香水アトマイザーとはなにか?

白い香水アトマイザーのイメージ写真
香水アトマイザーとはどういったアイテムなのかもおさらいしておこう。

香水を移し替えるためのボトルが「香水アトマイザー」

香水を本来のボトルから移し替えるためのボトルが「香水アトマイザー」である。多くは手のひらサイズなどコンパクトで、香水の保存ではなく持ち運びを目的としたアイテムだ。本来アトマイザーは噴霧器を意味し、医療分野で使われてきたのだが、1970年代終盤・フランスの高級香水メーカーが採用したことから香水用としても使われるようになった。

香水アトマイザーを使うメリット

香水をアトマイザーに移すことで手軽に持ち運べるようになる。香水は時間の経過とともに効果が薄れてしまうが、つけ直すにしても本来のボトルごと持ち歩くのは破損といったリスクもあるし大変だ。アトマイザーに移しておけば出先でつけ直せるし、旅行にも携帯できる。3〜15mlなど容量も小さいので、万が一破損したり漏れたりしてもダメージは少なく済むだろう。

香水アトマイザーを使う際の注意点

注意点というほどでもないが、アトマイザーはあくまで持ち運び用であり保存用ではない。移した香水が「腐る」といったことは考えにくいが、劣化することは想定される。できる限り速やかに使い切ることが大切だ。逆をいえば必要以上に移さないように心がけよう。

3. 香水アトマイザーの種類と選び方

香水アトマイザーのイメージ写真
香水アトマイザーにはいろいろな種類があるため、選ぶ際のポイントを押さえておくことも大切だ。

香水のつけ方で選ぶ

【スプレータイプ】

香水アトマイザーの中でも一般的なのがスプレータイプである。ノズルつきのポンプがセットされており、プッシュして香水を噴霧する。広範囲にミストが拡散され、香りをまんべんなく広げられる仕組みだ。ロールオンタイプよりも噴霧量が多くなるので、香料濃度が低めのオードトワレやオーデコロンに向いている。

【ロールオンタイプ】

先端にボールがついており、肌の上で転がして香水をつける仕様になっているのがロールオンタイプだ。ピンポイントでつけられるといったメリットがあるほか、肌に直接塗るので周りに香水が飛び散ることもない。量をコントロールしやすいので、香料濃度が高めのパルファムやオードパルファムにも向いている。

容器の素材で選ぶ

【ガラス製】

ガラス製のアトマイザーであれば香水が空気に触れにくいため、劣化もしにくい。だがプラスチック製よりも重さがあり、衝撃で割れるおそれもある。アルミでカバーされているタイプを選べば衝撃から守られやすくなるほか、光による劣化も防ぎやすくなるだろう。

【プラスチック製】

プラスチック製のアトマイザーは軽量で、割れる心配もなく扱いやすい。ただしガラス製と比べると香水が劣化しやすいといわれている。また香水の成分によってはボトルが変形することもあるため、少量に留めるなど短期間で使い切る工夫が必要かもしれない。

まずは「お試し」なら100均のアトマイザーもおすすめ

とりあえずアトマイザーがどんなアイテムなのか、使い勝手はどうなのか、外出先などでどれくらい使用するケースがあるのかなどを把握したいだけなら、お試しとして100均で手に入るアトマイザーを購入するのもよいだろう。安価なのでガラス製とプラスチック製を購入して比較するといったこともできる。

4. 香水アトマイザーの洗浄方法

紫色の香水アトマイザーのイメージ写真
基本的に新品であれば洗わなくてもOKだが、使い続けたアトマイザーや、しばらく使わないときなどは香水を抜いて洗浄しよう。ただしよく洗っても香りは完全に消えないため、別の香水を入れると混ざる可能性がある。香水を複数お持ちなら、アトマイザーもその分だけ用意するのがおすすめだ。

無水エタノール(アルコール)を使って洗浄する方法

まずは香水アトマイザーの中に無水エタノールを注ぎ、よく振ってボトルの中を洗う。次に、何度もプッシュしてスプレーとノズル内部を洗う。これを何度か繰り返したら、8分目まで無水エタノールを入れてそのまま数日放置しよう。あとは無水エタノールを捨てて自然乾燥させれば完了だ。

酢を使って洗浄する方法

まずは香水アトマイザーをボトルとスプレーに分解し、それぞれ食器用中性洗剤などで洗ってよく乾かしておく。次に、ボトルは酢を入れて1週間ほど放置、スプレーは酢と水を1:3の割合で混ぜたものに一晩浸け置きする。あとは水でしっかりすすぎ自然乾燥させれば完了だ。

5. アトマイザーでお気に入りの香水を手軽に持ち運ぼう

ブルーの香水アトマイザーのイメージ写真
香水の匂いは時間の経過とともに変化し、やがて消えてしまう。たとえば外出時に「このタイミングで香らせたい」と思ったときはつけ直す必要がある。そんなときにあると便利なのが今回の香水アトマイザーだ。移し方は難しくないので、ぜひこの機会にひとつ手に入れてみてはいかがだろうか?

結論

アトマイザーがあれば香水を持ち運びしやすい。普段の外出時はもちろん、出張先や旅先に香水を持参したいときも便利なアイテムだ。100均で購入できるものや有名ブランドのオシャレなものなど種類は豊富にある。お好みのアトマイザーを選んで、お気に入りの香水を一緒に持ち運ぼう。
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  • 公開日:

    2020年4月24日

  • 更新日:

    2022年4月30日

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