1. 香水の持ち運び方法とメリット・デメリット

香水の香りは、一定の時間が経つと消えてしまうものだ。香水に含まれる香料の濃度によって持続時間に差があるが、濃度が高いパルファムで5~7時間程度、薄めのオードトワレで3~4時間、オーデコロンでは1~2時間程度だ。
外出前に家で香水をつけても、時間が経った外出先では香りが消えてしまう。したがって、香りを継続させるためには香水を持ち運び、香りが消えたらつけ直せばよいのだ。そこで、香水の便利な持ち運び方法と、それぞれのメリット・デメリットを見てみよう。
外出前に家で香水をつけても、時間が経った外出先では香りが消えてしまう。したがって、香りを継続させるためには香水を持ち運び、香りが消えたらつけ直せばよいのだ。そこで、香水の便利な持ち運び方法と、それぞれのメリット・デメリットを見てみよう。
持ち運び方法1【香水瓶をそのまま】
香水の持ち運びは、香水瓶そのままというのが最も簡単だ。しかし、大きなボトルはバッグ内で邪魔になり、重さも気になる。また、容量が大きい香水瓶は、中身がもれたり瓶が割れたりした場合、被害も大きくなってしまう。
持ち運び方法2【ミニボトルを購入】
ミニボトルの香水なら小さくて軽いので、バッグに入れても邪魔に感じず、持ち運びもラクだ。ただ、ミニボトルが存在しない香水もあるほか、大きいサイズの香水にくらべて購入頻度は増え、コストも割高になってしまう。
持ち運び方法3【香水アトマイザーに移し替え】
香水アトマイザーは、香水瓶から香水を移し替えて使う、持ち運び用の容器である。移し替える手間は必要だが、小さくて軽い容器は持ち運びに便利で、少量ずつ入れて短期間で使うので香水が劣化する心配も少ない。外出先や旅先に香水を持参するなら、香水アトマイザーを使うのがおすすめだ。
2. 持ち運びに便利な香水アトマイザーの選び方

香水アトマイザーには、有名ブランドのおしゃれなものや、手軽に購入できる100均のものなど、いろいろなタイプがある。デザインはもちろん、容器の大きさや容量、詰め替えやすさ、持ち運びやすさなども香水アトマイザー選びのポイントだ。さらに重要なのが、香水のつけ方と容器の素材である。つけ方と素材の種類を次で解説しよう。
香水のつけ方の種類
香水のつけ方はスプレータイプとロールオンタイプの2種類。使う香水の香料濃度に合わせて選ぶのがおすすめだ。
- スプレータイプ
シュッとスプレーすることで、香水を広範囲に広げてまんべんなくつけることができる。プッシュの回数でつける量を調整できるが、ロールオンタイプよりも量が多くなりやすいので、オードトワレやオーデコロンのような香料濃度が低めの香水に向いている。 - ロールオンタイプ
先端のボールを肌に当てて動かすことで香水をつけるロールオンタイプは、つける範囲や量をコントロールしやすいので、つけ過ぎる心配が少ない。香料濃度が高くてつけ過ぎると香りが強くなる、パルファムやオードパルファムにもおすすめだ。
容器の素材の種類
香水アトマイザーの多くは、ガラス製かプラスチック製だ。それぞれの特徴を知って、自分に合うものを選ぶとよい。
- ガラス製
ガラス製は中身が空気にふれにくく、劣化しにくいというメリットがある。小さいのでそれほど気にならないが、プラスチック製にくらべると少し重い。また、ガラスなので、強い衝撃で割れる可能性もある。衝撃や光による劣化から守れる、アルミでカバーされたタイプがおすすめだ。 - プラスチック製
軽くて割れる心配がないプラスチック製は、扱いやすくて便利だ。しかし、香水が劣化しやすく、香水の成分で容器が変形する可能性もある。香水を長く入れておくことには不向きなので、少量ずつ入れて短期間で使ったほうがよいだろう。
3. おしゃれに持ち運び!香水アトマイザーのおすすめブランド4選

さまざまなブランドが香水アトマイザーを扱っている。そのなかから、おしゃれな男性におすすめのブランドを4つ紹介しよう。
TRAVALO(トラヴァーロ)
イギリスのアトマイザーブランドで、シックなデザインがおしゃれなトラヴァーロ。ボトルにバルブが内蔵されていて、道具を使わずに香水を移し替えることができる。
ヤマダアトマイザー
さまざまなデザインの香水アトマイザーを扱うヤマダアトマイザー。シンプルな角びんのハンドメイドアトマイザーは、大人の男性にもおすすめだ。
JACMARCS(ジャックマルクス)
道具不要で補充ができる機能性と、魅力的なデザインで人気のジャックマルクス。ヘキサゴナルシェイプは、六角柱のフォルムとクールなカラーがスタイリッシュだ。
ShopXJ
品ぞろえが豊富で、好みに合う香水アトマイザーがきっと見つかるShopXJ。使いやすいロールオンタイプや、シンプルなメンズアトマイザーが人気である。
結論
香りのおしゃれを一日中楽しむには、外出先でも香水をつけ直せるよう、香水の持ち運びが必須である。香水の持ち運びには、便利な香水アトマイザーがおすすめだ。種類やブランドを検討して、ぜひ自分に合った香水アトマイザーを手に入れよう。