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腕時計のバンドの調整はどこに頼めばいい?自分で調整する方法も紹介

腕時計のバンドの調整はどこに頼めばいい?自分で調整する方法も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月22日

ネットショッピングで購入したり、プレゼントでもらったりした腕時計は、試着をしていないため、バンドの長さが合わないことがある。しかし、長さを調整するとなると、どこに頼んでいいのかわからないという方も多いのではないだろうか。そこで今回は、腕時計の長さ調整を依頼できる場所や料金相場、所要時間についてや、自分で調整する方法を紹介する。

  

1. 腕時計のバンド調整はどこに依頼できる?

メーカー

メーカーでは、自分で長さを調整できるタイプ以外の腕時計であればバンド調整を引き受けてくれるが、カスタマーセンターに問い合わせたり、商品を送料負担で送ったりしなくてはならなかったりと手間が多い。高級腕時計や希少性の高いモデルならともかく、自己負担を考えれば購入店や修理店にお願いするほうがおすすめといえるだろう。

家電量販店

ヨドバシカメラ・ビッグカメラ・ヤマダ電機などの家電量販店は、WEB購入・店舗購入関係なく腕時計のバンド調整を引き受けてくれる。ただし、バンド調整は時計を取り扱っている店舗のみなので、WEB購入した場合は持ち込む店舗に時計コーナーがあるかどうか確認しておくことが必要だ。また、家電量販店は購入証明書があれば無料でバンド調整を引き受けてくれる店舗が多い。購入後はレシートや納品書をすぐに破棄してしまいがちだが、いざという時のためにも保管しておくのがおすすめだ。

時計修理専門店

ネットショッピングで購入した腕時計のバンド調整をしたい場合や、一度コマ調整したバンドの長さを再調整したい場合は、時計修理専門店へ依頼するのがおすすめだ。多くの修理店に専門知識を持つ時計修理技能士がいるため、スピーディーに対応してもらうことができる。加えて腕時計の不具合がある場合は点検も一緒に行ってもらえるので、プロの手におまかせしたい人にはぴったりといえるだろう。

家電量販店や時計修理専門店で引き受けてくれないケースもある

強度が確認できないプラスチック製の腕時計や、1点モノの手作りの腕時計などはバンド調整を引き受けてくれないことが多い。なぜなら、万が一のことがあった際に店舗で対応ができないからだ。家電量販店や時計修理専門店で対応してもらえない場合は、購入店に相談してみるのがおすすめといえるだろう。

2. 腕時計のバンド調整の料金相場と所要時間は?

腕時計のバンド調整は時間のかかる作業ではないため、どこに持ち込んでも大体5~10分程で対応してもらうことができる。家電量販店の場合は専門スタッフがいないと一時預かりとなるケースもあるので、急ぎの人は注意が必要だ。メーカーに依頼する場合は郵送してからコマ調整、返却という流れになるため、店舗に持ち込むよりも所要時間が長くなる。

料金に関しては前述の通り、腕時計とレシート・納品書・領収書などを一緒に持っていけば、保証期間内は無料でバンド調整をしてもらえることが多い。ただし、コマ足しなど一部のサービスは有料になることがほとんどなので、料金が気になる方はスタッフに確認しておくのがおすすめだ。時計修理専門店に関しては大体500~2,000円程度でバンド調整を行ってもらえるが、時計の種類によってはもう少し料金が高くなることもある。海外ブランドの腕時計のバンド調整を依頼する際は事前に料金を確認しておくといいだろう。

3. 腕時計のバンド調整は自分で行う方法もある

ネジ止め式

ネジ止め式はコマの繋ぎ目にネジを使っているタイプだ。コマの側面にネジ穴があるものが該当する。

ネジ止め式タイプのバンド調整に必要な道具

  • 精密ドライバー
  • ピンセット

ネジ止め式タイプのバンド調整方法

  • コマの繋ぎ目に使われているネジの大きさに合った精密ドライバーを用意する。
  • 精密ドライバーを反時計回りに回しながらネジを外す。外したネジはなくさないように注意する。
  • 不要なコマを取る。
  • サイズが調整できたら残りのコマを繋げてネジで止める。

ピン止め式

ピン止め式は割ピン式・Cリング式・丸ピン式・板ピン式と呼ばれるタイプに分けられる。どのタイプも腕時計のベルトを見た際、バックル隣のコマの裏側に矢印マークがついているのが特徴なので、ネジ止め式かピン止め式か分からない場合の判断基準として覚えておくといいだろう。

ピン止め式タイプのバンド調整に必要な道具

  • ピンセット
  • ピン外し
  • プラハンマー
  • バンドホルダー(ピン抜き台)

ピン止め式タイプのバンド調整方法

  • 抜くピンの位置をバンドホルダーの穴の位置に合わせながら腕時計をバンドホルダーに固定する。
  • ピン外しを当ててプラハンマーで叩き、ピンセットでピンを外す。
  • 不要なコマを取る。
  • 外した時と逆の方向からピンを入れる。入れ方は外し方と同じように、ピン外しを当ててプラハンマーで叩くとはめることができる。

結論

現行品の腕時計はサイズが合わないことも多いため、購入後はすぐに確かめてみるのがおすすめだ。サイズが合わなければそのまま購入店でバンド調整を行ってもらうことができるので、後日わざわざ足を運ぶ手間もなくなるだろう。また、自分でバンド調整を行う場合は完全に自己責任となるので、怪我や破損のないように細心の注意を払いながら行ってほしい。
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  • 公開日:

    2020年4月 5日

  • 更新日:

    2021年9月22日

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