1. ワンタッチ式の折りたたみ傘とは?

グリップの部分のボタンを押すだけで、傘を自動で開いたり閉じたりできるのがワンタッチ式の折りたたみ傘である。通常のワンタッチ傘と違い、ボタン操作で傘を「閉じる」こともできるのが特徴だ。シャフト(中棒)から傘の骨組みにまで強靭なスプリングが通してあり、その力で開閉をおこなう仕組みになっている。
開くときはボタンを押せば一発で開くが、閉じるときは最後にシャフトをバネに逆らって手動で押し込まなければならない。このときそこそこ力が必要なので、お年寄りやお子さんだと多少使いにくさを感じる場合もある。ただ、シャフト収納時の反発を軽くしたタイプや、シャフトが飛び出さないよう安全ストッパーが付いたタイプなども売られている。
いずれにせよ手動の折りたたみ傘を出したりしまったりする手間を考えれば、その便利さは容易に想像してもらえるはずだ。
開くときはボタンを押せば一発で開くが、閉じるときは最後にシャフトをバネに逆らって手動で押し込まなければならない。このときそこそこ力が必要なので、お年寄りやお子さんだと多少使いにくさを感じる場合もある。ただ、シャフト収納時の反発を軽くしたタイプや、シャフトが飛び出さないよう安全ストッパーが付いたタイプなども売られている。
いずれにせよ手動の折りたたみ傘を出したりしまったりする手間を考えれば、その便利さは容易に想像してもらえるはずだ。
2. ワンタッチなのに大きい!おすすめ折りたたみ傘

ここからは、おすすめのワンタッチ式折りたたみ傘を紹介していこう。まずは身体や荷物を十分カバーできる「大きいサイズ」からピックアップする。
Wsky(ウスカイ)
ウスカイの折りたたみ傘は、直径105cmと男性用の長傘並みの大きさがありながら、耐風性、撥水性、携帯性がバランスよく揃っている。超撥水テフロン加工で水をしっかり弾き、10本骨構造で風にも強い。重量436g、収納時は32cmと自動開閉の折り畳み傘としては標準的なサイズで、かさばる心配もない。スペックの割に値段は2000円ほどとリーズナブルだ。
PARACHASE(パラチェイス)
世界展開する台湾の傘ブランド・パラチェイスには、メンズ・レディースともにサイズ豊富な折りたたみ傘が揃う。なかでもおすすめは直径140cmの大判タイプ。男性が2人で入ることもできる大きさだ。重量495g、収納時37cmとやや大ぶりだが、耐風性・撥水性でも高評価なので、荷物までしっかりカバーしたいときや、絶対に濡れたくない人に向いている。
totes (トーツ) Vented Canopy
アメリカ生まれのトーツ・ベンテッドキャノピーシリーズは、直径124cmの大きさに加え、傘を二重構造にすることで優れた耐風性を実現しているのが特徴だ。風を受け流す構造でおちょこになりにくいので、暴風雨でも壊れにくい傘をお探しならおすすめだ。重量500g、収納時35cmとやや大きめ。
3. 機能的なのに軽量なおすすめワンタッチ傘

ワンタッチ式の折りたたみ傘は、複雑な構造ゆえ重くなりがちなのがデメリット。そこで自動開閉機能が付いていながら、軽量で持ち運びやすいタイプも紹介しよう。
Knirps(クニルプス) T.220
折りたたみ傘の生みの親であるドイツのクニルプス。T.220は、シャフトの飛び出し事故を防ぐセーフティー・システムを採用したり、三段階の親骨で畳みやすさを向上させたりと、使いやすさにもこだわったシリーズだ。重量は345gと軽いが、開いたときの直径は97cmと男性でも問題なく使える大きさ。おしゃれなデザインにも注目してほしい。
hands+ 自動開閉 折りたたみ傘 50cm
東急ハンズのワンタッチ式折りたたみ傘の中では、親骨50cmのコンパクトタイプがおすすめだ。数種類あるがいずれも重量は250g以下と、自動開閉式としてはトップクラスの軽さ。傘の直径は89㎝とやや小さ目だが、晴雨兼用なので、折りたたみ傘を常に携帯していたい人にはピッタリである。
Leebotree
Leebotreeのワンタッチ傘は、閉じるときに濡れた面が内側になる「逆折り式」という造りをしている。急いでいる場面でも、手を濡らさずにサッとまとめられるのが最大のメリットだ。355gと軽量で、収納時も31.5 cmと許容範囲。開閉時の衝撃が少ないため、水滴が跳び散らないよう配慮されているのもポイントである。
結論
折りたたみ傘のデメリットといえば出し入れが面倒な点だが、ワンタッチ式はそれを克服した画期的なアイテムだ。ひとつカバンに入れておけば、急な雨でもストレスを感じずに使えるだろう。ただ、シャフトの収納が中途半端だと急に飛び出してしまうといった危険なケースもあるので、「安全に使う」意識も必要だと覚えておいてほしい。