1. ワイシャツの種類は襟型によって違う

ワイシャツの種類は色・柄・生地・襟の4つで決まる。
色の種類:白・水色・ピンクなど
柄の種類:無地・ストライプ・チェックなど
生地の種類:ブロード・オックスフォード・フランネル・サテンなど
襟の種類:レギュラー・ワイド・ボタンダウン・オープンなど
TPOに合わせて色や柄、素材の種類を選ぶことは簡単だが、襟型の場合はどうだろうか。ワイシャツの襟型なんてどうでもよいと軽視されがちだが、実は襟の種類もシーンに合うものと合わないものが存在する。同じ色・柄・生地でも、襟型ひとつで印象はグッと変わるので、ワイシャツを選ぶときは襟の種類にも注目してみてほしい。
色の種類:白・水色・ピンクなど
柄の種類:無地・ストライプ・チェックなど
生地の種類:ブロード・オックスフォード・フランネル・サテンなど
襟の種類:レギュラー・ワイド・ボタンダウン・オープンなど
TPOに合わせて色や柄、素材の種類を選ぶことは簡単だが、襟型の場合はどうだろうか。ワイシャツの襟型なんてどうでもよいと軽視されがちだが、実は襟の種類もシーンに合うものと合わないものが存在する。同じ色・柄・生地でも、襟型ひとつで印象はグッと変わるので、ワイシャツを選ぶときは襟の種類にも注目してみてほしい。
2. ビジネスシーンでよく見る襟型の種類

レギュラーカラー
レギュラーカラーはワイシャツのド定番ともいえる襟型で、ビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く活用できるスタイルだ。時代によって長さは多少異なるが、現在の定義としては喉元から襟までの長さが70~75mm、襟の開いている角度(スプレッド)が75~90度、襟台の高さが30~38mmとなるものをレギュラーカラーと呼んでいる。
スーツはもちろん、ジャケットやネクタイもデザインを選ばず合わせることができるので、最低でも1着は持っておくと便利だろう。なお、ネクタイの結び方は王道のプレーンノットがおすすめだ。会議や接待など、どんなシチュエーションにも合うので、ビジネススタイルの基本として覚えておくとよいだろう。
スーツはもちろん、ジャケットやネクタイもデザインを選ばず合わせることができるので、最低でも1着は持っておくと便利だろう。なお、ネクタイの結び方は王道のプレーンノットがおすすめだ。会議や接待など、どんなシチュエーションにも合うので、ビジネススタイルの基本として覚えておくとよいだろう。
ワイドカラー(ウィンザーカラー)
ワイドカラーはレギュラーカラーよりもスプレッドが広いワイシャツだ。定義としては角度が100~120度のタイプをワイドカラー、90~100度のタイプをセミワイドカラーと呼んでいる。
また、それぞれの襟型はイギリスで好んで取り入れられていたため、ワイドカラーはウィンザー公爵の名前をとってウィンザーカラー、セミワイドカラーはイングリッシュスプレッドと呼ばれることもある。その呼び名からもイメージできる通り、英国調のスーツによく似合うワイシャツだ。ネクタイの結び目もウィンザーノット、セミウィンザーノットがマッチするので、着用する際はイギリスの紳士になったつもりでおしゃれに着こなしてみよう。
また、それぞれの襟型はイギリスで好んで取り入れられていたため、ワイドカラーはウィンザー公爵の名前をとってウィンザーカラー、セミワイドカラーはイングリッシュスプレッドと呼ばれることもある。その呼び名からもイメージできる通り、英国調のスーツによく似合うワイシャツだ。ネクタイの結び目もウィンザーノット、セミウィンザーノットがマッチするので、着用する際はイギリスの紳士になったつもりでおしゃれに着こなしてみよう。
ボタンダウンカラー
ボタンダウンカラーは左右の襟の先端にボタンが付いているタイプを指す。第一ボタンを外すことで襟の上部がロールして美しい形に仕上がるため、ネクタイなしでも格好よい着こなしができる。ただし、ノーネクタイスタイルは本来フォーマルなシーンでは不適切なスタイルなので、大事な場面ではボタンダウンカラー自体避けるのがおすすめだ。クールビズなどでノーネクタイがOKな場合などに着用するとよいだろう。
3. カジュアル感を与える襟型の種類

オープンカラー
オープンカラーはその名の通り、襟が開いているタイプのワイシャツを指す。レギュラーカラーやワイドカラーと違って首元の露出部分が多いため、ビジネスシーンには適していないが、プライベートシーンで使う分には今イチオシといえるワイシャツだ。そのまま着用するもよし、羽織ものにしたりタックインしたりするのも様になるので、カジュアルな服装をする時には是非取り入れてみてほしい。
ラウンドカラー(クレリックカラー)
ラウンドカラーは襟先が丸くなっているのが特徴で、柔らかな印象を与えることができるワイシャツだ。カチッとしたビジネスシーンにはあまり向いていないが、最近はフォーマルシーンでもよく活用されるようになり、結婚式やパーティーで見かけることが増えてきている。襟先が丸いことから、丸顔の人は着用すると輪郭が強調されてしまうことがあるので注意が必要だ。
結論
ビジネスシーンに合うジャケットやネクタイが存在するように、ワイシャツも種類によっては向き・不向きのシーンが分かれている。とくに今まで気にしていなかっただろう襟元は、ワイシャツの種類を見分ける上で重要なポイントとなるため、今後着用する際は是非気にしてみてほしい。TPOに合ったワイシャツを着こなして、おしゃれをもっと楽しんでいこう。