1. ビジネスシーンでスニーカーはあり?

ビジネスシューズとしてスニーカーを履く人は増えているが、そもそも一般的にビジネスシーンでスニーカーは「あり」なのだろうか?
TPOに合わせて考えるべき
基本的に会社のドレスコードがスーツ・ビジネスカジュアルの場合、スニーカーの着用はNGである。ビジネスカジュアルには革靴を合わせるのがマナーとされ、安易にスニーカーを履くべきではないというのが一般的な考え方だ。ただ、クールビズ期間やスニーカー通勤推奨の企業などではOKになることも多く、職種によってはもともとスニーカーOKな会社もある。明確な線引きはないので、個人個人がシーンに合わせて判断する必要があるのだ。
ビジネスシーンに履けるスニーカーのデザイン
ビジネスシーンでスニーカーを履く場合は、極力シンプルなデザインで色は黒か白が基本、素材は革が望ましいとされている。派手なもの、ハイカットなどボリュームがあり過ぎるものは避けるべきである。たとえスニーカーOKの職場であっても、好きなスニーカーを自由に着用できるわけではないと心得ておこう。
2. ビジネスで使えるおすすめスニーカー・黒編

しかし、ビジネスシーンにスニーカー履く機会は確実に増えている。実際履くとなったとき選ぶべきシンプルな定番スニーカーを、まずは黒から紹介しよう。
コンバース レザーオールスター
キャンバス地のイメージも強いコンバースだが、ビジネスシーンで履くなら革製の「レザーオールスター」がおすすめだ。なかでもブラックモノクロームは、ロゴ以外はオール黒のデザインがカッコよく、どんなスタイルにも合わせやすい。
ニューバランス M990vシリーズ
もともとがランニングシューズだったNBのM990vは、フィット感やクッション性に優れた履きやすさバツグンのモデル。オンでもオフでも使いまわせる適度なボリューム感なので、ややカジュアルな印象になる。レザー製のCM997Hもビジネスカジュアルにはフィットするモデルだ。
リーガル
紳士靴の定番リーガルからも、スーツやジャケットに合わせやすい細身のレザースニーカーが数多く発売されている。まるで革靴のような雰囲気があり上品な足元になるだろう。色も黒、茶、ネイビーなど豊富なラインナップなので好みの一足が見つかるはず。
3. ビジネスで使えるおすすめスニーカー・白編

続いてはオフでも活躍してくれる白の定番スニーカーを紹介する。
アディダス スタンスミス
アディダスのスタンスミスは、白スニーカーとして最も知名度が高いともいえる定番だ。汎用性の高いシンプルなデザインなので、ビジネスシーンに取り入れている人も多い一足だ。主張しすぎない白単色のタイプがおすすめである。
ナイキ エアフォース1' 07
カジュアルな印象の強いエアフォース1だが、1 '07はビジネスシューズとしても違和感なく使いやすいフォルム。ナイキらしい存在感もありながらレザー素材で高級さも兼ね備えており、もちろん柔らかい履き心地も健在だ。オール白・オール黒が用意されている。
4. スニーカースタイルをおしゃれに見せる方法

最後に、スーツのスニーカースタイルをおしゃれに見せる2つポイントにも触れておきたい。
パンツの丈は短めに!
スニーカーは革靴より厚みがあるため、パンツの裾が上に被って野暮ったく見えてしまう。そこでいつもより少し短め丈のパンツを合わせるだけで、足元がぐっとスッキリとした印象になる。
靴下はパンツかスニーカーのどちらかと同系色に
パンツかスニーカーのどちらかと同系色の靴下を選ぶのも、オシャレに見せるコツだ。白スニーカ―の場合は、真っ白よりややグレーがかった色味の靴下だとバランスがよい。ちなみにくるぶし丈の靴下はカジュアルな印象になるので、シーンを選んで使うようにしよう。
結論
ビジネススタイルにスニーカー合わせる人が増えているとはいえ、まだまだスニーカーNGな企業も多い。スニーカーを履く場合は社内の雰囲気やTPOをしっかり意識することが大事だ。スニーカーOKの職場でも、ビジネスシーンで浮かない黒や白のシンプルなスニーカーが基本。あくまでビジネス用に相応しいかを考えつつ選ぶようにしてほしい。