目次
1. コンシーラーを使ってメンズも化粧をする時代

コンシーラーとはニキビやシミなど、気になる部分をピンポイントでカバーできる部分ファンデーションのことだ。ファンデーションと聞くと、女性が使うものというイメージがどうしても強くなってしまうが、昨今はメンズ向けのコンシーラーも需要が高まりつつある。なぜなら、メンズ向けのコンシーラーは男性の肌悩みに特化したアイテムだからだ。
メンズ向けコンシーラーでできること
メンズ向けのコンシーラーは、ニキビや目の下のクマ、シミなどはもちろん、青髭のカバーといった男性ならではの肌悩みを解消できるようになっていることが大きな特徴だ。仕上がりは女性が使う化粧品と違い、ツヤ感を出すというよりもマットな感じになるものが多い。そのため、あからさまに化粧をしているような印象を与えることなく、自然な感じで肌をキレイに見せることができる。
メンズ向けコンシーラーはどんな人やシーンにおすすめ?
メンズ向けコンシーラーは、肌悩みに悩むすべての男性におすすめといえるアイテムだ。中でも以下のシーンではとくに活躍するに違いない。
- 証明写真を撮る際に
- 取引や営業で相手と顔を合わせる時
- 面接シーンで
- 会議やプレゼンなど、人前で話す前に
- 合コンやデートに備えて
- 結婚式やパーティーに出席する時
コンシーラーはビジネスシーンで使用してもマナー違反にはならない。むしろ使うことによって見た目の清潔感もアップするので、必要なシーンに応じて積極的に使っていくといいだろう。
2. コンシーラーのメンズ向けは何を基準に選ぶ?

どこをカバーするかで選ぶ
コンシーラーのメンズ向け商品を選ぶ時は、まず肌のどこをカバーしたいのか決めるのがポイントになる。というのも、カバーしたい場所によって、適したコンシーラーの形状が異なるからだ。
ニキビ・ニキビ跡・シミ・クマをカバーする場合
気になる肌悩みをピンポイントでカバーしたい場合は、スティックまたはペンシル状のコンシーラーがおすすめだ。リップクリームと同じようなサイズで持ち運びやすく、とっさの場面でもサッと出して使うことができる。
青髭・シワ・赤み・くすみをカバーする場合
広範囲にわたる肌悩みがある場合は、リキッドまたはクリームタイプのコンシーラーが適している。伸びがよく、顔全体に塗ることができるため、青髭やシワはもちろん、ニキビやクマなどの細かい部分もまとめてカバーすることが可能だ。
肌の色に合わせて選ぶ
コンシーラーを選ぶ時は色選びも重要だ。肌の色よりも明るい色を選んでしまうと、塗った部分だけが白く浮いて目立つので注意しなくてはならない。失敗を避けるためにはお店のスタッフに聞いて色を選ぶのが一番だが、周りに相談する人がいない場合は、テスターを使って直接試してみるといいだろう。手や腕にコンシーラーを試し塗りして確かめるのもありだが、日焼けなどで手と顔の色が違う人は色選びに注意してほしい。
3. コンシーラーを使ったメンズの肌悩み解消方法

ニキビやシミなどをカバーする
- スティックまたはペンシルタイプのコンシーラーを少しだけ出す。出し過ぎるとコンシーラーが折れてしまうため注意が必要だ。まずは3mm程度出して、使いながら長さを足していこう。
- ニキビやシミなど、カバーしたい部分に直接コンシーラーを塗っていく。この時、ニキビやシミよりも少し大きめの面積を塗っておくと、後からカバーしやすくなる。
- 指をつかってコンシーラーを肌になじませる。強く叩かず、トントンと境目をなくすイメージでなじませていくと自然な仕上がりになる。
目の下のクマをカバーする
- コンシーラーを化粧用のブラシに塗る。ブラシがない場合は指の腹に塗ってもOK。
- 指にとったコンシーラーを目の下に広げるように塗っていき、肌となじませていく。
青髭・シワ・赤み・くすみをカバーする
- 手の甲にリキッドまたはクリームタイプのコンシーラーを少量出す。目安としては1円玉ぐらいの量が丁度いいだろう。
- 指の腹を使っておでこ・頬・鼻・あごにコンシーラーをのせていく。この時はまだ広げず、均等にのせるだけでOK。
- 各箇所にのせたコンシーラーを外側に広げるように伸ばしていく。コンシーラーの量が足りず、気になる部分がカバーしきれなかった場合は追加で塗り重ねよう。ただし、色ムラができないように少量ずつ塗り重ねていくことがポイントだ。自然光が当たった時に違和感が出ないように仕上げていこう。
4. コンシーラーでメンズにおすすめの商品は?

メンズアクネバリア「薬用コンシーラー」
ニキビやニキビ跡のカバー力が圧倒的に高いコンシーラーで、発売以来、男性から人気を集めている商品だ。抗炎症作用のある成分が含まれており、ニキビをカバーしながらケアすることができる。低刺激性で肌が敏感な人でも安心して使えるので、ニキビに悩んだらぜひ試してみてほしい。
シャンティ「TEX MEX 薬用アクネコンシーラー」
美容成分にもこだわりたいならシャンティのスティックコンシーラーがおすすめだ。ヒアルロン酸やホホバ油などの保湿成分が含まれており、肌の乾燥を守りながら気になる部分をケアできる。カラーバリエーションは1色だが、自然な肌色で男性の肌ともよくなじむ。
HMENZ「メンズBBクリーム」
クリームタイプでありながら、パール状サイズで中身を出すことができるため、ピンポイントケアから顔全体まで範囲を選ばずカバーすることができる。日焼け止めとして使うこともでき、外回りの多い営業マンにぴったりのアイテムといえるだろう。
CRISIS HOMME「フェイスカバークリーム ハードタイプ」
ワックスのような使い心地で、清潔感のある肌に見せることができるフェイスカバークリームは、外出前に自宅で肌のケアをしたい人にぴったりだ。顔全体のトーンが何となく暗いと感じる時にも適しており、サッと塗り広げるだけでワントーン明るい健康的な肌に見せることができる。
結論
女性だけでなく、今や男性も化粧で肌悩みをカバーする時代だ。ニキビやクマ、青髭のない肌は清潔感がアップし、周囲の人へ与える印象もよくなること間違いなしといえるだろう。ビジネスシーンからプライベートシーンまで幅広く使えるメンズ向けコンシーラーで、気になる肌悩みを上手くカバーしたいものだ。