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腕時計の種類は奥が深い!?選ぶときに基準となるポイントを解説

腕時計の種類は奥が深い!?選ぶときに基準となるポイントを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月18日

お店で販売されている腕時計はどれも同じだと思ってはいないだろうか。実は腕時計の種類は奥が深く、ムーブメントから機能、ベルトなどの組み合わせによって演出できる雰囲気が変わるのだ。そこで今回は、腕時計の種類をカテゴリー毎に解説していこう。まず初めにに腕時計の選び方について解説するので、自分に合う1本を見つけるための参考にしてみてほしい。

  

1. 腕時計の選び方

ムーブメントで選ぶ

ムーブメントとは時計の針を動かす駆動力のことだ。腕時計のムーブメントは大きく分けると「機械式」と「クォーツ式」の2種類のみだが、さらに細かく分類すると自動巻き・手巻き・アナログ・デジタル・ソーラー充電・オートクォーツなど、様々なタイプが存在する。それぞれにメリット・デメリットがあり、人によって適しているタイプが異なるため、ムーブメントをチェックする場合は使い勝手の良さを考慮して選ぶのがおすすめだ。

機能性で選ぶ

使い勝手の良さで選ぶ際は機能性のチェックも欠かせない。腕時計に付いている機能は、電波受信・防水・カレンダー・クロノグラフなど様々ある。とはいえ、無駄な機能が付いている腕時計を選んでも、その機能を使わなければ意味がないので、普段自分がどんなシーンで腕時計を使うのかイメージして機能を確認してみるといいだろう。

ベルトやデザインで選ぶ

腕時計を選ぶ上で最も重要となるのが、ベルトや腕時計全体のデザインだ。プライベートシーンで使うのか、はたまたビジネスシーンで使うのかによって適したベルトやデザインが異なるため、腕時計を選ぶ際は一番に注目したほうがいいだろう。プライベートシーンで使う場合は、普段のファッションや体型に合うかどうかもチェックするポイントだ。

2. 腕時計のムーブメントの種類

機械式

機械式はゼンマイを巻いて動かすタイプのムーブメントだ。仕組みとしては、巻いたゼンマイが解けることで歯車が動き、文字盤の針が動くようになっている。電池を使わないため、定期的に分解点検修理(オーバーホール)さえすれば、長く愛用することができることが可能だ。なお、機械式は自動巻きと手巻きの2種類に分類される。

自動巻き

自動巻きは腕の動きによって時計内部のローターが回転し、自動的にゼンマイが巻かれるタイプのことだ。腕時計を外すとゼンマイは巻かれないため、一定の期間使用せずにいると、時計が動かなくなる。

手巻き

手巻きはその名の通り、自分で竜頭(時計のねじを回すつまみ部分)を回してゼンマイを巻くタイプのことだ。オルゴールと似た仕組みで、ゼンマイがゆっくり解けることで歯車を回している。1日1回決まった時間に竜頭を回す必要があり、アンティーク時計によく見られる。

クォーツ式

クォーツ式は機械式とは逆に、電池で動くタイプのムーブメントを指す。電圧をかけることで水晶が振動し、針が動く仕組みになっている。その精度は高く、日差は0.01~2秒とかなり正確だ。定期的に電池を交換する必要があるが、クォーツ式も定期的にメンテナンスを行えば比較的長く使うことができる。また、最近ではクォーツ式の中でも太陽光で発電するタイプや、機械式の自動巻きと似たような動きでローターの回転によって発電するタイプもある。

3. 腕時計の機能の種類

電波受信

腕時計に付いている電波受信機能とは、標準電波の送信局から受信した電波によって、日付や時刻を自動的に修正する機能だ。腕時計の場合は毎日電波を受信して時間を調整してくれるので、自分で時刻を合わせるのが面倒な方や、時間の誤差を出したくない方におすすめといえる。ただ、標準時刻を知らせる電波は国内からなので、海外によく行く方は注意が必要だ。国外でも使える電波受信時計が欲しい方は、グローバル電波時計や、GPSで現地の電波を自動的に受信できる腕時計を選ぶといいだろう。

防水

腕時計は精密機械で水に弱いため、普段からつける機会が多い人は防水性能もチェックしておくと安心だ。防水機能は「○気圧防水」「○m防水」と記載されているので、ライフスタイルに合わせて選ぶといいだろう。お手洗いで水がかかったり、外出時に雨に濡れたりする程度であれば、5気圧防水と表記されたものでOK。一方で、スキューバダイビングなどの水上スポーツをすることが多い人は、潜水用に使われる100気圧防水のダイバーズウォッチがおすすめだ。

カレンダー

カレンダー機能はアナログ・デジタルのどちらにも付いているが、この機能を重視するのであれば、デジタルを選ぶのがおすすめだ。デジタルの腕時計の場合はほとんどの商品にカレンダー機能がついており、日付だけではなく、曜日も一緒に確認することができる。また、フルオートカレンダー機能が付いているデジタル腕時計なら、アナログのように月毎の調整をする必要もないので、日付がズレる心配もない。

クロノグラフ

クロノグラフは簡単にいえばストップウォッチのことで、竜頭を操作することで簡単に時間の計測ができる機能だ。実用性があるのはもちろん、メーターがデザインの良いアクセントになり、おしゃれな雰囲気を演出することができる。

4. 腕時計のベルトの種類

金属製ベルト

耐熱性に優れて頑丈、さらに水にも強く錆びにくい特徴がある金属製ベルトは、腕時計をつける機会が多い人におすすめだ。シンプルなデザインでスーツとの相性も良いので、ビジネスシーンにおいても使いやすい。なお、ポピュラーなのはステンレスベルトだが、時計の重さで腕が疲れる方や、つけたときのひんやり感が苦手な方はチタンベルトを選ぶといいだろう。ただし、金属アレルギーがある方は、使う際に問題がないかしっかり確認をすることが必要だ。

革製ベルト

革製ベルトは高級感があり、使っていくうちに味わいが出てくるのが特徴だ。幅広いシーンに合わせて色や種類を選べるため、デザインにこだわりたい方におすすめといえるだろう。デメリットとしては水に弱く、こまめなケアが必要ということだ。ベルト部分が濡れたままになっているとカビが生えてしまうこともあるので、雨に濡れた時や汗をかいた時は必ず風通しの良い場所で乾かそう。

ナイロン製ベルト

ナイロンベルトはプライベートシーンで使うときにおすすめだ。色や柄などのデザインが豊富で、カジュアルなファッションとの相性が良い。ビジネスシーンには向いていないが、プライベートシーンでつけるとおしゃれな雰囲気を演出することができるだろう。また、ナイロン製ベルトは文字盤から外して直接洗うことができるので、お手入れを簡単に済ませたい方にもおすすめだ。交換用のベルトも販売されているので、数種類揃えておき、ファッションに合わせておしゃれを楽しむのもアリだろう。

ラバー製ベルト

ウレタンや樹脂など、ゴム製の素材を使って作られているラバー製ベルトは、比較的リーズナブルで軽量なのが特徴だ。経年劣化は避けられないが、汗や水に強いため、スポーツやアウトドアなどの趣味で使うにはぴったりといえるだろう。

結論

腕時計を選ぶときは機能性や使い勝手の良さが一番外せないポイントとなるが、ファッションアイテムとして取り入れる方はデザインやベルトにも是非注目してほしい。どんな種類を選ぶかによって、自分の印象がガラリと変わるので、使うシーンに合わせて最適な1本を見つけよう。
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  • 公開日:

    2020年4月 8日

  • 更新日:

    2021年8月18日

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