1. アタッシュケースとは?

アタッシュケースは、大切な書類などを安全に持ち運ぶために作られた頑丈な鞄だ。もともと大使館に勤務する人のことをフランス語で「アタッシェ」と呼び、彼らが好んで使っていたことからその名が付いた。鍵付きのタイプが多く、ビジネスにおいても書類やPCを機密性を保って持ち運びたい場合によく使用される。
メリットは、外部からの衝撃に強く、書類がよれたりPCやタブレットが破損するリスクが低いことと、防犯性が高いことだ。重要なものを持ち歩く機会が多い人ならひとつ所有していると心強いだろう。また、仕事がデキる印象を与えてくれるビジュアルも持つ人にとっては魅力である。
メリットは、外部からの衝撃に強く、書類がよれたりPCやタブレットが破損するリスクが低いことと、防犯性が高いことだ。重要なものを持ち歩く機会が多い人ならひとつ所有していると心強いだろう。また、仕事がデキる印象を与えてくれるビジュアルも持つ人にとっては魅力である。
2. アタッシュケースにはどんなタイプがある?

アタッシュケースは、素材や鍵の形状によっていくつかのタイプに分けられる。とくに丈夫さや重さを左右する「素材」についてはこだわって選びたい。
素材は基本4種類
- アルミ製
アタッシュケースの素材として代表的なのが「アルミ」だ。頑丈かつ軽量で比較的安価なので、気軽に手に取りやすいタイプである。光沢のある銀色にカチッとしたフォルムのまさにアタッシュケース、といった商品が多い。 - ポリカーボネート製
丈夫でありながらアルミよりも軽量な素材がポリカーボネートだ。薄くても強度はしっかりと保たれるため、軽くて耐久性に優れたアタッシュケースをお望みの人にピッタリ。スーツケースの外装としてもよく使われている。 - 革製
機能性だけでなく上品さや高級感を求めたいなら、革製のアタッシュケースがよいだろう。革は長く使うほどに味が出るため、少々値段が高くても10年、20年と使えるパートナーとなってくれる。 - ナイロン製
ソフトタイプのナイロン製は、耐久性では革やアルミに及ばないが、使いやすさはナンバーワン。ポケットの数も多く、外面に収納が付いているタイプもあり便利だ。ほかの素材より軽く、ビジネスバッグに近い感覚で持ち歩けるのもメリット。
鍵の形状にも注目
アタッシュケースのロックには、「鍵タイプ・ダイヤルタイプ・TSAロック」の3種類がある。他人に開けられるリスクの少ない鍵タイプ、鍵をなくす心配のないダイヤルタイプ、空港の手荷物検査が簡単なTSAロック、と自分に合ったタイプを選べば使いやすさもアップするだろう。
3. アタッシュケースの有名ブランド

ここからは、アタッシュケースの有名ブランドを紹介しよう。どのブランドも、これを持っていれば間違いない!という定番かつ信頼のおけるブランドである。
ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)
ゼロハリバートンのアタッシュケースは、アポロ11号計画で月の石を持ち帰ったことでも有名だ。宇宙に行けるほどの耐久性・軽量性と、ビジネスでも使いやすい機能性を兼ね備えており、ここのアタッシュケースを持っているだけで仕事へのモチベーションが上がるだろう。数々のハリウッド映画にも登場しているその「ザ・アタッシュケース」という存在感も魅力だ。
RIMOWA(リモワ)
1898年ドイツで創業したリモワ。スーツケースメーカーとして培った技術を活かし、軽量で耐久性に優れたアルミ製・ポリカーボネート製のアタッシュケースが数々ラインナップされている。シンプルで洗練されたデザインも美しく、まさにアタッシュケースの定番である。TSAロック機能付きで、海外出張で活躍するモデルも多い。
PROTEX(プロテックス)
日本の老舗「フジコーワ工業」が手掛けるスーツケース専門ブランド。ハイパーレスキュー隊やJAXAのキャリーケースを開発するなど、その技術力はお墨付きだ。PCや重要な書類を安心して持ち運びたいならぜひ注目してほしい。アタッシュケースではグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性でも評価が高い。
結論
アタッシュケースの基本知識について、ご理解いただけただろうか?ちなみにアタッシュケースの値段は2,000円台~5万円以上と幅広く選ぶのも難しい。今回紹介したのは有名ブランドだが、もちろん低価格で使える商品もある。口コミなどを参考にして、安くて質のよいものを選ぶのもひとつの手だ。長く愛用できる一品を見つけてもらいたい。