1. ヘアワックスの種類と特徴

ヘアワックスにはさまざまな種類があるのだが、基本となるのがファイバータイプ、クリームタイプ、クレイタイプの3種類だ。ワックスによって質感や使いやすさが異なるので、まずはそれぞれの特徴をしっかりと理解しておこう。
ファイバータイプ
ファイバータイプは特殊な繊維が含まれており、糸を引くような伸びのある質感が特徴のワックスだ。髪の毛にもなじみやすくて、髪の毛の質感や長さなど関係なく誰にでも使いやすい。
ふんわりとした優しい質感を出したり、毛先につけて「動き」を出したりしたいときには、ファイバータイプをおすすめする。しかし、つけすぎると髪の毛が濡れた感じになり、ペッタリしてしまうので注意が必要だ。少なめを意識して、足りなければ少しずつ追加するのがよい。
ふんわりとした優しい質感を出したり、毛先につけて「動き」を出したりしたいときには、ファイバータイプをおすすめする。しかし、つけすぎると髪の毛が濡れた感じになり、ペッタリしてしまうので注意が必要だ。少なめを意識して、足りなければ少しずつ追加するのがよい。
クリームタイプ
クリームタイプは、ファイバータイプよりもツヤが少ないワックスだ。ほどよいツヤ感を出すことができ、またやわらかいため、ヘアセットがしやすいことが特徴である。比較的かたい髪質の方に向いているが、髪の長さは選ばないため初心者の方にもおすすめだ。
ただし、キープ力はファイバータイプよりも劣ってしまうことが欠点となる。髪の毛全体を固めるよりは、髪の毛の一部を軽くまとめたいという方に向いている。
ただし、キープ力はファイバータイプよりも劣ってしまうことが欠点となる。髪の毛全体を固めるよりは、髪の毛の一部を軽くまとめたいという方に向いている。
クレイタイプ
クレイタイプは、クリームタイプよりもさらにツヤ感が少ないワックスである。ツヤ感がなく濡れた感じにならないので、ナチュラルな仕上がりが魅力だ。また、キープ力とホールド力に優れているため、髪の毛を長時間固めておきたい方にも向いている。
しかし、クレイタイプのワックスは伸びにくく、手になじみにくいので、使い勝手が悪いと感じる方もいる。やわらかい髪質や、短い髪にはマッチしやすい。
しかし、クレイタイプのワックスは伸びにくく、手になじみにくいので、使い勝手が悪いと感じる方もいる。やわらかい髪質や、短い髪にはマッチしやすい。
2. ヘアワックスを選ぶ際に意識したい2つのポイント

ヘアワックスごとに特徴は異なるため、自分のヘアスタイル、髪の長さ、髪質に合ったものを選ぶのがポイントだ。たとえば、パーマをかけているなら髪で遊べるファイバータイプがおすすめであり、ナチュラルな感じに仕上げたいならクレイタイプがよいだろう。また、剛毛なら力強いファイバータイプがよく、軟毛なら重くさせないためにもクレイタイプを使うのがおすすめだ。このようにヘアスタイルや髪質などを考慮してワックスを選ぶとよい。
だが、同じヘアワックスの中でもかたさが異なる点には注意してほしい。かたさにはソフトタイプ、ミディアムハード、スーパーハードなどの種類があり、キープ力が違ってくる。
ナチュラル感のある髪型にしたいならソフトタイプ、がっちりと固めたいならスーパーハードを選ぶとよいだろう。市販のヘアワックスにはかたさの表記が1~7段階で表示されていることが多いので、購入時にはヘアワックスのかたさも忘れずにチェックしてほしい。
だが、同じヘアワックスの中でもかたさが異なる点には注意してほしい。かたさにはソフトタイプ、ミディアムハード、スーパーハードなどの種類があり、キープ力が違ってくる。
ナチュラル感のある髪型にしたいならソフトタイプ、がっちりと固めたいならスーパーハードを選ぶとよいだろう。市販のヘアワックスにはかたさの表記が1~7段階で表示されていることが多いので、購入時にはヘアワックスのかたさも忘れずにチェックしてほしい。
3. 4ステップでわかるヘアワックスの正しい使い方

ヘアワックスは正しい方法で使ってこそ、素敵なヘアスタイルへと近づけるアイテムだ。そこでヘアワックスの正しい使い方を紹介しておこう。なお、基本的にはどのヘアワックスも同じように使うことができる。
ステップ1.目指すヘアスタイルに合わせてブローをする
スタイリングをする前にはドライヤーを使ってヘアブローを行うことが重要だ。ヘアワックスは髪の毛を固めるためのアイテムであり、ヘアブローの役目は髪の毛を作ることにある。目指すべきヘアスタイルによりブローの仕方は異なるのだが、基本的にはトップはもみこむようにし、サイドは押さえながら、バックは持ち上げるようにするとよい。
乾かし具合は、ウィット感のあるヘアスタイルにしたいなら乾かす時間を短くすればよく、ナチュラルにしたいなら十分ドライヤーで乾かすようにするとよい。ブローの仕方で仕上がりは変わってくるので、理想のヘアスタイルをイメージしながらドライヤーで乾かし方を調節しよう。
乾かし具合は、ウィット感のあるヘアスタイルにしたいなら乾かす時間を短くすればよく、ナチュラルにしたいなら十分ドライヤーで乾かすようにするとよい。ブローの仕方で仕上がりは変わってくるので、理想のヘアスタイルをイメージしながらドライヤーで乾かし方を調節しよう。
ステップ2.1円玉程度取り手の中で温める
ワックスを1円玉程度の量を手に取り、手の熱でワックスを伸ばす。この伸ばしが足りないと、髪の毛につけたときになじみにくくなるので注意しよう。十分に伸ばすとワックスのムラがなくなり透明な状態になるため、一つの目安にするとよい。
ステップ3.バック・サイド・トップの順につける
髪の毛の量が多いバック、サイド、トップの順にヘアワックスをなじませる。最初は手にワックスがたくさんついているので、髪の毛の多いところにつけたほうが仕上がりはよくなる。また、ヘアワックスをつけるときは、髪の毛にもみこむようなイメージで行うと全体的にきれいになじむ。地肌につかないように気をつけつつ、根元から持ち上げるようにするのもポイントだ。
ステップ4.全体を調整してから細部を調整する
髪の毛に必要なだけのワックスをつけることができたら、髪の毛を左右にバサバサと振って自然な感じで髪の毛をくっつけるとよい。また、ボリュームが出すぎたと感じたら、押さえつけながら全体の仕上がりを調整しよう。
全体の仕上がりがよくなったら、理想のヘアスタイルになるようねじったり、ハネ感を出したりするとよい。髪の毛を少なくしてねじれば空間を作り出すことができ、多くすればまとまり感を出すことができる。最後にもう一度鏡を見て、気になるところがなければ、ヘアワックスつけは完了だ。
全体の仕上がりがよくなったら、理想のヘアスタイルになるようねじったり、ハネ感を出したりするとよい。髪の毛を少なくしてねじれば空間を作り出すことができ、多くすればまとまり感を出すことができる。最後にもう一度鏡を見て、気になるところがなければ、ヘアワックスつけは完了だ。
結論
男性の身嗜みにおいて、ヘアスタイリングの仕上げにヘアワックスをつけることは重要だ。忙しい朝でもヘアスタイルが整っているかを注意したいところだが、初心者に多い間違いが、「ヘアワックスの使い過ぎ」や「ブローのし忘れ」である。せっかくのスタイリングも、間違ったヘアワックスの使い方によって意味のないものになってしまうので、正しい使い方を守ってほしい。