1. 男性もワキ毛は手入れすべき?

ワキ毛は自然に生えてくるものだし、何もせずにそのままにしている人も多い。それにも関わらずなぜワキ毛の手入れが必要なのだろうか。まずはなぜ男性もワキ毛を手入れすべきなのかという、この根本的な理由について説明しておこう。
理由1.ワキの嫌なニオイを防止できる
まずワキ毛を処理すると、ワキの嫌なニオイを軽減できるからだ。そもそもなぜワキがニオイやすいのかというと、ワキの下には「アポクリン汗腺」という組織が集中しており、ここからは嫌なニオイの原因となる脂質やタンパク質などが分泌されているからだ。そこに皮膚のばい菌が集まることで、嫌なニオイを発生させてしまっている。
アポクリン汗腺の量は減らないものの、ワキ毛を処理すると分泌液が付着する面積が少なくなる。そのため、ワキの嫌なニオイを抑えることにつながるという。一般的に男性のほうがアポクリン汗腺が発達しており、ワキのニオイはキツいといわれている。そのようなワキのニオイに悩んでいる場合、ワキ毛の処理をすることで解消できる可能性があるのだ。
アポクリン汗腺の量は減らないものの、ワキ毛を処理すると分泌液が付着する面積が少なくなる。そのため、ワキの嫌なニオイを抑えることにつながるという。一般的に男性のほうがアポクリン汗腺が発達しており、ワキのニオイはキツいといわれている。そのようなワキのニオイに悩んでいる場合、ワキ毛の処理をすることで解消できる可能性があるのだ。
理由2.女性からの好感度がアップする
ワキ毛を処理することで、女性からの好感度がアップする可能性がある。一般的に、男性の濃いワキ毛は女性から嫌われる傾向にあるのをご存じだろうか。もちろん個々人によって価値観は異なるため「処理しているほうが変」とする意見もあるが、ワキ毛を処理しているほうがおおむね女性からの評価は高い。このことからもワキ毛は処理したほうがいいだろう。
2. 家でワキ毛を処理する方法

ワキ毛を処理する方法にはいくつかあり、それぞれメリットとデメリットがある。代表的なワキ毛処理の方法を紹介しておこう。
処理法1.カミソリ
最も定番なのが、カミソリを使ったワキ毛処理である。シェービングクリームを塗った上から、「米」という文字を描くように剃っていけばよい。リーズナブルで簡単というのがメリットである一方、肌を傷つけやすいのがデメリットである。カミソリでワキ毛を剃ったあとは、化粧水や保湿剤などを使って必ずアフターケアをしよう。
処理法2.ボディグルーマー・ボディシェーバー
できるだけ肌を傷つけたくないなら、ボディグルーマーやボディシェーバーを使うとよい。いずれも体のムダ毛を処理するのに特化したアイテムだが、ボディグルーマーは長い体毛のカットに、ボディシェーバーは短い体毛のカットに向いている。手軽で簡単なのがメリットだが、少し値段が高めなのと毛が生えやすいというのがデメリットとなっている。
処理法3.除毛クリーム
少しリーズナブルにわき毛の処理をしたいなら、除毛クリームを使うのも一つの手だ。除毛クリームは塗った部分の体毛を溶かしてきれいにするクリームで、わき毛の処理などにも向いている。手入れに時間がかかるが、比較的きれいに処理できるのがメリット。基本的には肌に優しいのだが、成分によっては肌に合わないこともあるので注意したほうがいい。
この記事もCheck!
3. サロンやクリニックでワキ毛を処理することも可能

最近はメンズエステサロンや男性専門の美容クリニックなども増えてきており、男性でもこういった場所でワキ毛脱毛を受けられるようになった。扱っているマシンやメニューにより違いはあるのだが、基本的な特徴について紹介しておこう。
メンズサロンのワキ毛処理
メンズサロンの場合は、光脱毛(フラッシュ脱毛)が中心になる。光脱毛とは簡単にいうと毛根に届く光を当てて、ワキ毛を抜けやすくする施術のこと。照射をしてから数日後にスルッと抜けて、抜けたあとはきれいな状態の肌になる。料金はクリニックに比べると安いことが多いが、一回あたりの照射パワーが弱いため通院回数が多いのがデメリットになる。
クリニックのワキ毛処理
クリニックの場合は光脱毛のほか、レーザー脱毛やニードル脱毛なども受けられる。レーザー脱毛は、毛根に反応する波長のレーザーを照射してワキ毛を処理するというもの。強いエネルギーのレーザーを照射するため、一般的には光脱毛よりも早く効果が表れるといわれている。通院回数は個人差があるものの、通常であれば3~5回程度よいといわれている。
一方、ニードル脱毛は絶縁針という専用の針を使ってワキ毛を処理する治療で、完全に脱もすることが可能。しかし、針を刺すため男性でも強い痛みを感じることがある。また、1か所ずつ乳頭を破壊するため、完全に脱毛するまでには時間がかかるともいわれている。メリットとデメリットをよく考慮したうえで、治療を受けるようにするのがよい。
一方、ニードル脱毛は絶縁針という専用の針を使ってワキ毛を処理する治療で、完全に脱もすることが可能。しかし、針を刺すため男性でも強い痛みを感じることがある。また、1か所ずつ乳頭を破壊するため、完全に脱毛するまでには時間がかかるともいわれている。メリットとデメリットをよく考慮したうえで、治療を受けるようにするのがよい。
サロンとクリニックの違いを徹底解説!
4. 剃らない場合でもワキ汗のケアは必須

ワキ毛の処理をしない場合でも、ワキの下のニオイを防止するためにワキ汗のケアはしたほうがいい。たとえば、汗をかいたら制汗シートでふいたり、デオドラントスプレーを吹き付けたりしよう。また、汗が染みこんだシャツを着続けるとニオイの原因になってしまうので、定期的にシャツを着替えるなども必要だ。もちろん1日1回はシャワーを浴びよう。
結論
まだまだ男性でワキ毛の処理をしている人は少ないが、今後、ワキ毛の手入れも男性の身嗜みの一つになってくる可能性は十分ある。ワキのニオイや見た目で周りの人から嫌われないためにも、ワキ毛の処理やワキ下のケアなどにも気を付けてみてはいかがだろうか。
【関連記事|「ワキ脱毛」を含むメンズの全身脱毛大特集!】