1. メンズも「ハンドクリーム」で手のケアを

女性が思う「好感度の高いメンズの条件」として必ず挙げられるのが、「手や爪がキレイ」であることだ。手をつないだりすることを考えると、ガサガサな手やささくれだった手はどうしても敬遠されるようだ。またビジネスシーンでも指先は常に視線を浴びる場所である。手荒れしていれば、清潔感がない・身だしなみがだらしないという印象を持たれ、イメージダウンになる。男性でも面倒くさがらずハンドケアをしておくことは、もはや常識といってもいいだろう。
2. メンズ向けハンドクリームの「効果」は?

ハンドクリームの主な効果は「手の保湿・保護」だ。しかし乾燥を防ぐだけでなく、酷使したメンズの手のゴワゴワやひび・あかぎれを予防するハンドクリームも存在する。爪まわりに潤いを与え、爪の白筋やささくれを目立たなくすることにも期待できる。また、香り付きのタイプを選べばリフレッシュ効果もあるなど、単に保湿というより、手を健康・キレイに保つためのアイテムなのだ。
3. メンズ向けハンドクリームの「選び方」

悩みに合った配合成分を選ぶ
まずは自分の手の状態に適した成分が配合されているハンドクリームを選ぼう。乾燥・カサカサが気になるなら「セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン」といった肌に潤いを与える成分を選ぶ。ゴワゴワ感と皮膚が硬い方は、角質柔軟作用のある「尿素」を。ひび・あかぎれなどに悩んでいる方は、血行を促進する「ビタミンE」、抗炎症成分である「グリチルリチン酸・アラントイン」配合のハンドクリームがおすすめだ。
使用感や香りもポイント
ベタつきや強い香りが苦手な方は、実際の使用感を口コミなどでチェックすることも大事である。サラッとしているタイプor油分が多いタイプか、甘い香りかor男性でも使いやすい香りなのかなど、実際に使った人の感想を確かめてから購入すれば失敗も少なくなる。
4. メンズが買いたい「ハンドクリーム」の市販品は?

プラウドメン 「ハンド&スキンクリーム」
4種の天然由来オイルを配合し、手肌をしっとりと潤うメンズ向けハンドクリームだ。ほのかなシトラスの香りと、シンプルなパッケージでオフィスでも使いやすい。「ベタつかず、PC作業もやりやすい」など男性からの口コミ評価も高い。
ニュートロジーナ「インテンスリペア ハンドクリーム」
純度99%のグリセリンを高濃度に配合した、超乾燥肌にもおすすめのハンドクリームだ。角層までしっかり浸透するが、表面はサラッとした使い心地である。無香料なのもポイントで、男女ともに違和感なく使えるデザインだ。
資生堂 「尿素10%クリーム」
角質を柔らかくする尿素を配合し、ゴワゴワ・ガサガサの手をなめらかに整えてくれる。肘・膝・かかとなど全身のゴワつきが気になる部分にも使用できる。指定医薬部外品。
ユースキン「ユースキンA」
オレンジのパッケージがおなじみのユースキンは、ビタミンE・グリチルリチン酸配合で、あかぎれやしもやけにも有効だ。薬っぽい独特なにおいで多少ベタつきも残るため、ひどい手荒れの集中治療に使うのもおすすめだ。指定医薬部外品。
ロクシタン「シア ハンドクリーム」
シアバター配合で手を贅沢に潤わせる。リラックスできる上品な香りが続き、男女ともに支持が高いハンドクリームだ。ロクシタンのなかでもシックなデザインなので、男性へのプレゼントとしても人気である。
結論
メンズにおすすめのハンドクリームについて特集したが、いかがだっただろうか。日常的にハンドクリームを使う習慣がない方は、まずはサラッとした使い心地で香りの弱いタイプから始めると習慣化しやすいだろう。手はその人の人生をあらわすともいわれており、気を抜かずケアすることで「身だしなみの意識」も高まるはずだ。