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足の臭いを気にしている男性のイメージ写真

足の臭いは重曹で消せる?注意点とリスクから効果的な使い方まで解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年2月15日

「足の臭いは重曹で消せる」と見聞きし、半信半疑の方も多いのではないだろうか?そもそも重曹は人体に使用しても問題ないのだろうか?本稿では先に、足の臭い対策に重曹を使う場合の注意点やリスクをお伝えし、そのあとで重曹を使った足の臭い対策を紹介する。簡単な方法ばかりなので、足の臭いが気になる方は試してみてはいかがだろうか?

  

1. 足に重曹を使う前に知っておきたい4つの注意点とリスク

ガラスの器にもられた重曹の写真
実際に重曹を使って足の臭い対策をする方法や、その効果などについては後述する。先に、重曹を使う際の注意点について解説しておこう。

メーカーが推奨している使用方法ではない

重曹は主に油汚れの掃除や下駄箱などの消臭、あるいは茶渋を落とすといった用途が基本だ。温泉の成分であるなど人体には優しいが、皮膚に直接使用することはメーカーが推奨していないし想定外の用途である。
大げさかもしれないが、用途外使用において生じたトラブルについては自己責任となるおそれがある。この点は最初にお伝えしておきたい。

肌荒れなど皮膚に何かしらのリスクがある

重曹は弱いとはいえアルカリ性だ。健康的な皮膚ならトラブルのリスクは低いといわれているが、皮膚の健康・不健康は我々には判断できない。たとえば乾燥肌の方や皮膚が弱い方が直接触れると、肌荒れといったトラブルを招くおそれがある点は忘れないでおこう。
皮膚が弱い方などは、本稿で紹介する足の臭い対策を控えていただくとともに、仮に試す際も「短時間」「少量」から始め、皮膚に問題が生じないことを確認しながらおこなっていただきたい。少しでもトラブルを感じたときは直ち中止し、大量のお湯で洗い流すようにしよう。

お湯の温度は40℃以下にする

重曹は加熱するとアルカリ性が高まる。60℃程度のお湯で弱アルカリ性(pH8.2程度)から強アルカリ性(pH11.2程度)へ変化することがある(冷めても戻らない)。強アルカリ性は肌へのダメージも大きくなるため「足湯」を試す際は40℃以下のぬるま湯で溶かそう。

臭いの原因によっては効果が期待できないことがある

足の臭いの正体は「イソ吉草酸」といわれているが、アンモニアなど重曹の効果が及ばない別の悪臭成分が混在していることも考えられる。また雑菌が大量繁殖している場合、重曹で対策しても十分な効果が期待できない場合がある。

2. 「重曹で足の臭いが消える」といわれる2つの理由

ガラスの器に盛られた重曹と木のスプーンの写真
なぜ足の臭いに重曹が効果的といわれているのだろうか?その理由を解説しよう。

酸性の悪臭成分を中和する働きが期待できる

重曹は弱アルカリ性のため、足のイヤな臭いの正体「イソ吉草酸」といった酸性の悪臭成分を中和する効果が期待できる。これが、重曹で足の臭いを軽減できる可能性があるという根拠のひとつだ。

皮膚の古い角質を除去する効果も期待できる

雑菌は汗や古い角質を分解することで「イソ吉草酸」を作り出す。そのため古い角質をケアすることは足の臭いを抑えるためにも重要だ。重曹にはその古い角質を柔らかくして除去しやすくする作用もあるため、足の臭いの軽減につながるといわれている。

3. 足の臭い対策に使う重曹の種類

ビンに入った重曹と木のスプーンの写真
重曹には大きく「医療用」「食用」「掃除用(工業用)」がある。これらの違いを簡単に説明しておこう。

足の臭い対策に使うなら「食用」がおすすめ

医療用は文字通り、医療現場や薬品などに使用される重曹である。純度が極めて高い。食用は、膨張剤(ベーキングソーダ)や臭み取りなどに使われることが多い。こちらは医療用に次いで純度が高い。もっとも純度が低いのが掃除用(工業用)だ。
それぞれ純度のほか、製造過程における衛生面や安全面の基準も異なる。ドラッグストアなどで手に入る重曹の多くは、ナチュラルクリーニングなどに用いる掃除用(工業用)だが、皮膚に使うのであれば食用がおすすめだ。

4. 足の臭いを重曹で消す方法

足の裏の写真
重曹を使った足の臭い対策で代表的なものが「重曹足湯」と「重曹パック」だ。

「重曹足湯」に浸かる方法・手順

  • 素足を丁寧に洗う
  • 洗面器に40℃程度のぬるま湯をはる
  • 重曹を適量溶かす(2Lあたり重曹小さじ1.5〜2杯が目安)
  • 素足を10〜15分くらいお湯に浸ける
  • ぬるめのシャワーで入念にすすぐ

「重曹パック」をする方法・手順

  • 素足を丁寧に洗う
  • 重曹ペーストを手作りする(重曹と水を1:1で合わせる)
  • ペースト状にした重曹を足の指の間などにまんべんなく塗る
  • 10分ほど待ってからぬるめのシャワーで入念に洗い流す

5. 靴や靴下の臭いを重曹で消す方法

靴下をはいた足と革靴の写真
足が臭いときは靴や靴下からもイヤな臭いが発生しているはずだ。靴や靴下の臭いが足に移る悪循環が起こることもある。靴や靴下、インソールなどの臭いを重曹で消す方法を紹介するので、併せて取り入れよう。

重曹スプレーで臭いを消す方法

  • スプレーボトルに水200mlと重曹小さじ2を加え、よく溶かしておく
  • 靴や靴下にスプレーし、靴は風通しのよい場所に置いて乾かす
  • 靴下はスプレーした後しばらく置いておき、いつものように洗濯する

粉末の重曹を入れた袋で臭いを消す方法

  • 古い靴下などに重曹を100g程度入れる
  • 足首部分を輪ゴムや糸などでしっかり結ぶ
  • 靴の中にその「重曹袋」をひと晩程度入れておく

重曹水に浸けて臭いを消す方法

  • 洗面器に水1Lに対し大さじ3程度の重曹を加えてよく溶かしておく
  • 臭いを取りたい靴や靴下(水洗い可能なもののみ)を入れる
  • 1時間程度浸け置きしたら入念にすすぐ
  • 風通しのよい場所でしっかり乾かす

6. 日常的な足の臭いケアに役立つアイテム【PR】

足の指の間にクリームを塗っているところの写真
重曹は足の臭い対策に一定の効果が期待できるが、足の雑菌を根こそぎ除去するのは難しい。重曹を使ったケアとは別に、足用のデオドラントクリームを使って多角的に臭い対策を講じるのがおすすめだ。最後におすすめ商品を2つ紹介しよう。

北の快適工房「ノーノースメル」

「ノーノースメル」は、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールなどを配合した足用デオドラントクリームだ。「殺菌・抗菌×防臭」効果によって臭いの原因のシャットアウトが狙える。
また日常的に塗ることで、イヤな臭いが発生しにくい足の皮膚環境を作ることにもつながる。改善しない足の臭いでお困りの方は「ノーノースメル」を試してみてはいかがだろうか。
商品の購入はこちらから!

ココえがお「ティノン」

「ティノン」は、殺菌成分と保湿成分が配合された足用デオドラントクリームだ。足の臭いの原因である雑菌を除去するだけでなく、傷ついた足を保湿してくれるのも特徴である。
無添加タイプのため、敏感肌や乾燥肌の方にも使いやすいといった利点もある。足の保湿もしたい、無添加タイプを試したいという方は「ティノン」を試してみてはいかがだろうか。
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結論

重曹には使用上の注意点があり、また劇的な効果は期待できないが、足の臭いの正体「イソ吉草酸」を中和する効果は期待できる。しかし根本的な原因である雑菌を根こそぎ除去する力はないため、まずは清潔な足環境に保つことを第一に考えよう。
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  • 公開日:

    2020年5月 6日

  • 更新日:

    2023年2月15日

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