1. 日焼け止めにはさまざまな種類がある

一口に日焼け止めといっても、その形状はジェル、クリーム、ローション、ミルク(乳液)、パウダーなどさまざまある。そして、この日焼け止めの形状の違いは、塗りやすさ、落ちにくさ、携帯のしやすさなどにも関係してくる。そのため、目的やシチュエーションに合わせて日焼け止めを購入し、その形状ごとの正しい方法で肌に塗る必要がある。
ここで紹介するスプレータイプの日焼け止めは、指に付けずに直接肌に塗ることができるのが長所。コンパクトなサイズのものも多いことから、外出先でも使いやすいのがメリットとなっている。しかし、スプレーを吹きかけるため、どうしてもムラができてしまうこと、水に落ちやすいことが欠点である。そのため、これらの特徴を生かした使い方が必要になる。
ここで紹介するスプレータイプの日焼け止めは、指に付けずに直接肌に塗ることができるのが長所。コンパクトなサイズのものも多いことから、外出先でも使いやすいのがメリットとなっている。しかし、スプレーを吹きかけるため、どうしてもムラができてしまうこと、水に落ちやすいことが欠点である。そのため、これらの特徴を生かした使い方が必要になる。
2. 日焼け止めスプレーの選び方

日焼け止めスプレーを選ぶ際も、基本的には通常の日焼け止めと同じようなポイントで選ぶとよい。効果の強さである「SPF・PA値」、携帯のしやすさに関係する「サイズ」、落ちにくさの「ウォータープルーフ」などで選ぶようにしよう。
SPF・PA値
SPFとPA値はいずれも紫外線をどれくらいカットしてくれるかを表した指標だ。これらの違いは、SPFの場合は日焼けを起こす紫外線B波を、PA値の場合はシミなどの原因になる紫外線A波を防いでくれる程度を表している。炎天下でスポーツなどをするならSPF50~50+、PA値++++がよいが、通勤時の日焼け予防ならSPF30、PA値+++くらいでいいだろう。
サイズ
スプレータイプは基本的に外出先で使うことが多いので、できればコンパクトなサイズのほうがいい。しかし、男性のビジネスバッグの場合はスペースも多くあるはずなので、あまり大きさを気にしなくてもいいかもしれない。日焼け止めスプレーはそこまで大きいものでもないので、普段使っているカバンのサイズに合わせて選ぶようにするとよい。
ウォータープルーフ
ウォータープルーフとは、汗などをかいても日焼け止めが落ちにくいことをいう。スプレータイプはほかの日焼け止めに比べて落ちやすいので、できればウォータープルーフやスーパーウォータープルーフに対応しているものを選ぶとよいだろう。
3. 日焼け止めスプレーの使い方

スプレータイプのメリットは、その場で吹き付ければいいこと。しかし、それではムラになってしまう可能性もある。せっかく日焼け止めを使うなら、しっかりと紫外線を防げるように正しい方法で吹き付けるようにしよう。
顔や首に使う方法
スプレータイプの日焼け止めを顔や首に使う際は、よく振ってから手に出してなじませるほうがよい。スプレータイプのメリットは直接噴射できることだが、ここは手につけて塗るほうが日焼け止めの効果が高くなる。顔の凸凹などにも気を付けながら、ていねいに日焼け止めをなじませよう。また、首の場合も手に取っておから、なじませるようにして塗ろう。
髪に使う方法
髪の毛も日焼けはしてしまうので、日焼け止めを使うほうがよい。髪に使う際には直接噴射してもよいので、10~15cmぐらい髪から離したところから直接吹き付けるようにしよう。ムラが出ないように、全体的に吹き付けるのがポイントだ。
腕や肩、足に使う方法
腕や肩、足などに使う場合は、よく振ってから多めに吹き付けよう。その後、できれば手で大きくなじませたほうがいい。体の場合も凸凹が多いので、単に吹き付けるだけではムラができてしまう。露出しているひじやひざ、足の甲などにもていねいに塗るようにしよう。
4. おすすめの日焼け止めスプレーはどれ?

日焼け止めスプレーは多くの化粧品メーカーから販売されているが、その中からデザイン的にも男性が持ちやすそうなものをピックアップした。いずれもSPF50~50+、PA値++++なのでどんな場所でも使いやすい。好みにあったものを選ぶようにしよう。
コーセー「サンカット プロテクトUV スプレー」
男性が持っていても違和感がない、白いデザインが印象的な日焼け止めスプレー。全身に使うことができ、すぐに乾くというのが特徴となっている。ウォータープルーフに対応している一方で、石鹸などで簡単に落とせるのも魅力。使い勝手がいいのがこの日焼け止めスプレーの長所だといえるだろう。
アネッサ「パーフェクトUVスプレー アクアブースター」
女性のあいだでもよく使われているアネッサの日焼け止めスプレー。アネッサらしいゴールドの見た目をしているが、男性が持っていても違和感はない。保湿成分や美肌成分なども配合されているため、日焼け止めに加えて美容効果も期待できるのがメリットとなっている。
花王「ビオレ UV 速乾さらさらスプレー」
爽やかな青色ベースの見た目をしている日焼け止めスプレー。ウォータープルーフ対応、石鹸で落としやすいなどの特徴を持っているほか、カモミールエキスが配合されており爽やかなつけ心地である。肌に吹き付けたときのサラサラ感があり、重ね塗りをしても問題ない。
結論
日焼けは夏の暑い季節だけでなく、ほかの季節でも起こるものだ。そのため、外に出る日はできる限り日焼け止めを使うようにして、紫外線から肌を守るようにするといいだろう。また家用とは別に、外出用として日焼け止めスプレーを常備しておくと塗り直しに便利である。自分にあったものを選び、持ち歩くようにしよう。