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水パーマとは?メリット・デメリットから注意点やケア方法まで解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年12月 1日

「コールドパーマ」「デジタルパーマ」「エアウェーブ」などいろいろなパーマがあるが、中でも注目を浴びているのが「水パーマ」だ。水パーマとはどのようなパーマなのか、普通のパーマとの違いやメリットなどを交えながら解説するとともに、かける際の注意点やケア方法などもお伝えする。

  

1. 水パーマとは?通常のパーマとの違いも解説

パーマをかけているところのイメージ写真
水パーマとはどのようなパーマのことをいうのか、通常のパーマとの違いなども交えて基本的なところを解説しよう。

一般的なパーマとは

一般的にいうパーマは「コールドパーマ」で、基本的にはアルカリ性の薬剤を使って髪の毛にウェーブや自然な動きを出す施術を指す。アイロンやドライヤーを使ったスタイリングとは異なり、パーマは水に濡らしてもウェーブが取れにくいことが特徴である。男性女性を問わず多くの人に受け入れられている。

【コールドパーマとホットパーマがある】

パーマには、コールドパーマのほかに「ホットパーマ」もある。違いは熱を加えるかどうかだ。コールドパーマは熱をかけずにカールさせる方法で、通常のパーマやクリープパーマ、コスメパーマなどがある。一方ホットパーマは熱をかけてカールさせる方法で、デジタルパーマやエアウェーブなどがある。

「水パーマ」はスチームをあててかけるパーマのこと

アルカリ性の薬剤ではなく、スチーム状の水粒子(スチーム、蒸気)を使ってかけるコールドパーマが、今回のテーマである「水パーマ」だ。水粒子を含むと髪の毛が膨らみ、パーマ剤が入るくらいまでキューティクルが開く。そこへ少量のパーマ剤を浸透させ、理想のヘアスタイルに近づけていくという施術である。

2. 水パーマの4つのメリット

水パーマをかけた笑顔の男性のイメージ写真
水粒子を使う水パーマにはさまざまなメリットがある。ほかのパーマとの比較も交えて解説しよう。

髪の毛にかかる負担が少なくて済む

水パーマは水粒子を使うため髪の毛へのダメージが少ないといわれている。従来のパーマで使うアルカリ性の薬剤には髪の毛のたんぱく質を分解する働きがあるが、水パーマは薬剤を用いないためそうしたリスクがない。すなわち髪の毛にかかる負担を減らせるというわけだ。加えて熱を使わないコールドパーマである点も、髪に優しいとされる理由であろう。

髪に潤いが生まれる

水パーマはスチーム状の水粒子をあてるため、髪に潤いが生まれツヤも出るようになる。潤いが足りないパサついた髪も、水パーマをかけることで改善が期待できるという。ヘアスタイルを整えると同時に髪のケアもできるパーマというわけだ。

ふわっと弾力のある髪に仕上がる

キレイなパーマを保つには弾力が必要になる。その弾力を出すには髪の毛が傷みすぎていないことが重要だ。水パーマでは髪の毛に水分を含ませ、健康的な状態にしてからカールをかけるため、毛先までしっかりパーマ剤が届く。結果として、根元から弾力のあるふわっとした仕上がりになる。

通常のパーマよりも施術時間が短い

水粒子を含ませてキューティクルを広げながら少量のパーマ剤を浸透させていくため、通常のパーマと比べてトータルの施術時間が短くて済む。こうした点も水パーマのメリットだろう。

3. 水パーマのデメリットとかける際の注意点

鏡を見ながら髪の毛をいじる男性の写真
水パーマは髪の毛に優しいなどのメリットがあるものの、熱を使うホットパーマなどに比べるとかかりにくいといったデメリットがある。水パーマを検討している方は、メリットとあわせてデメリットや注意点を理解しておくことも大切だ。

頑固なくせ毛など髪質によっては不向き

水パーマは比較的ナチュラルな髪質の方に向いている施術である。太い髪の毛や頑固なくせ毛、天然パーマといった髪質には不向きとされている。仮に水パーマをかけたとすると、効果がほとんど見られなかったり、髪がゴワついたりするおそれがある。ご自身の髪質が水パーマ向きかどうか分からないときは、担当の美容師に相談しよう。

1〜3カ月などパーマの持続期間が短め

水パーマは、ほかのパーマに比べると持続期間が短めである。一般的には1〜3カ月ほどが目安とされている。かけ具合やケアで多少は延ばせるものの、デジタルパーマの6カ月程度と比べると短いことは一目瞭然だ。

4. 水パーマの持続期間を少しでも延ばすためのケア方法

白い背景とドライヤーの写真
水パーマは丁寧にケアすることで持続期間を延ばせる。劇的に長持ちさせることは難しいが、少しでもお気に入りのヘアスタイルを維持するためにも次のようなケアを意識しよう。

髪の毛は優しく丁寧に拭き上げる

髪の毛は優しく包み込むように水分を拭き取ることを心がけよう。乾いたタオルをポンポン当てながら髪の毛の水分を取り、包み込むようにして残りの水分を拭き取る。タオルに水分をゆっくりじっくり吸収させるイメージだ。

拭き上げたあとは流さないトリートメントで保湿する

水パーマを少しでも持続させるためには、髪の毛の状態も重要になってくる。おすすめなのが流さないトリートメントだ。タオルドライのあとにトリートメントをして、髪の毛のダメージを修復したり保湿したりしよう。髪の毛が健康な状態を保てれば水パーマが落ちにくくなる。

ドライヤーで根元までしっかり乾かす

タオルドライとトリートメントが終わったら、ドライヤーで髪の毛をしっかり乾かす。根元にも熱が届くよう、指で髪の毛をパラパラ動かしながらドライヤーを当てていこう。襟足や耳周りは乾きにくいので入念に乾かすことが大切だ。

5. 初めてパーマをかけるなら水パーマ?それとも普通のパーマ?

広々とした美容室の店内の写真
初めてパーマをかけるという方は、水パーマにしたほうがよいのか、それとも普通のパーマにしておくべきか迷うかもしれない。もちろん最終的にはお好みで決めていただければよいのだが、それでも迷う方にはぜひ一度、水パーマをかけてみてはいかがだろうか?

髪質にもよるが水パーマはおすすめ

上述したように髪質によって向き不向きがあるため一概にはいえないが、仮に水パーマ向きの髪質であるなら、最初のパーマに水パーマを選ぶことをおすすめしたい。その理由として「髪の毛が傷みにくい」「持続期間が短い」ことなどが挙げられる。
初めてパーマをかける方は、仕上がりをイメージしにくいのではないだろうか?万が一失敗というかイマイチという仕上がりになってしまっても、水パーマであれば1〜3カ月など(個人差はある)、比較的短期間で落ちてくれる。そもそも初めての方が水パーマを控えるべき理由はないため、髪質が合い興味があるなら、試しにかけてみるというのはアリだ。

結論

水粒子を使う水パーマは、持続期間こそ短めだがほかのパーマと比べて髪の毛にかかる負担が少なくて済む。潤いを持たせることができるし、ふわっと仕上がるなどメリットは多い。とはいえ重要なことは「自分の理想のヘアスタイルに仕上がるかどうか」だ。事前に担当の美容師とよく相談して決めよう。
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  • 公開日:

    2020年5月22日

  • 更新日:

    2021年12月 1日

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