目次
1. 夏も冬も使える「ジェルの特徴や種類」を知ろう

透明なゼリー状の整髪料であるジェル。まずはその特徴や他の整髪料との違いをチェックしよう。
ジェルの特徴
ジェルの主成分は「水(水溶性成分)」と「合成樹脂」である。どんな髪型でも乾くとガチガチに固めるセット力と、ウェットな質感が特徴だ。梅雨~夏の湿気が多い時期でも髪形を崩さずキープしたい方や、常に濡れたようなみずみずしいツヤを出したい方にジェルは最適である。水を主成分としているため、シャンプーで簡単に落としやすいのもメリットだ。
ジェルの種類
基本的にジェルは髪形をパリパリになるほど固めるタイプが多いが、ウェット感はキープしつつワックスのように自由に動きを出せる「ジェルワックス」といったアイテムもある。自分の髪型や望むセット力に応じて選ぶとよい。
ワックス・グリースとの違い
似たような整髪料にワックスやグリースがあるが、この2つはどちらも「油分」が主成分である。ワックスもグリースも主に髪に無造作な動きを出すのに使うが、グリースはワックスよりもウェットな質感を出せる。しかしどちらもセット力ではジェルには及ばない。
2. ジェルが似合う「髪型」メンズにおすすめは?

ジェルが似合うのは、その強力なセット力とウェット感を活かすことのできる髪型である。
七三・オールバックなどのかっちりした髪形
七三やオールバックなど、キープ力の必要な髪型はジェルを使うのに最適だ。髪型の乱れを最小限に抑えつつ、ツヤのある質感で上品さやきちんと感を演出してくれるので、スーツスタイルにもよく似合う。
ウェットに見せたいパーマスタイル
パサつきや痛みが目立ちやすいパーマスタイルを、しっとりと仕上げるのにもジェルはおすすめだ。濡れた質感によりパーマをくっきりとキレイに見せる効果もある。
キープ力が命のアップバングスタイル
前髪を立たせるアップバングスタイルも、ジェルを使えばキープしやすい。ワックスやスプレーで立たせる髪型をしても落ちてきてしまう型は、ジェルを試してみるとよい。
3. ジェルでスタイリング「かっこいい髪型にするコツ」

ジェルは髪型を強力にホールドできるのが魅力だが、乾く前にセットを完成しなければならない難しさもある。ジェルの使い方と髪型を上手にセットするコツを解説しよう。
髪を濡らしてからつける
ジェルは乾いた髪に直接つけるより、ある程度濡れた髪のほうがなじんでセットしやすい。おすすめなのは、一度濡らしてある程度ドライヤーで髪形を整えた後、ジェルで固める方法だ。霧吹きなどで湿らせてもよい。あまり水気が多いとジェルのホールド力が弱まるので気を付けよう。
500円玉ほどの量が目安
使うジェルの量は500円玉くらいを目安だ。多すぎると重さで髪型が崩れてしまうので、様子を見ながら足していくとよい。手のひら全体に伸ばして、根元から持ち上げるようにセットする。
手早く作業し、髪型が完成したら触らない
ジェルが乾く前に、手早く全体をセットする。ジェルが乾いた後に指やくしを通してしまうと、白く粉をふくことがあるので完成後はなるべく触らないように。セット後にドライヤーで完全に乾かすと、キープ力をさらに高められる。
4. 30代男性も必見「ジェルの正しい選び方」市販品も

使い勝手やコスパにすぐれた市販ジェルも紹介しよう。髪型に大人のツヤ感を取り入れたい30・40代の男性にもおすすめだ。
ロレッタ/ハードゼリー
どんな髪型も崩さないハードなセット力があるが、短時間で固まらないので初心者でも扱いやすいジェル。香りは控えめで男女ともに使える。
柳屋/Jウルトラハードジェル
ガッチリと固めて、1日中強風にも湿度にも負けない超強力なキープ力を発揮する。大容量でコスパも抜群なので毎日使いたい方にピッタリ。無香料・ノンオイリー。
ナンバースリー/DEUXER アクア ジェル ワックス 6G
ファイバーワックスの動きや質感と、ジェルのウェット感とホールド力を兼ね備えている。ジェルとワックスの両方のメリットがほしい方向け。髪形を仕上げるポイント使いも可能。
結論
ジェルの特徴は、強力なキープ力と、ウェットなツヤ感である。髪型を崩さないうえに大人の色気もあり、ビジネスやフォーマルなシーンにも向いているアイテムだ。髪を程よく濡らしてから塗布し、ジェルが乾く前に手早くセットするのが上手に使うコツである。