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Tゾーンのテカリをなくしたい!額と鼻筋の洗い方やケア方法を解説

Tゾーンのテカリをなくしたい!額と鼻筋の洗い方やケア方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月27日

おでこから鼻筋にかけてのテカリが気になるという男性は少なくない。ここは「Tゾーン」と呼ばれる部分で、男性はここの皮脂量が多いといわれている。テカリをなくしたいなら、正しい洗顔やスキンケアなどが必要になる。しかし、正しいケアの方法を知らないという人も多いので、今回はTゾーンに多いトラブルや正しいケア方法について解説する。

  

1. 男性のTゾーンに多い悩みは「テカリ」

Tゾーンとは、額と鼻筋のラインのことをいう。おでこが横方向に広がっていて、鼻筋が縦方向に伸びていることから「T」の字に見えるのでそのように呼ばれている。男性のTゾーンに多いトラブルは、光を反射しているように見える「テカリ」である。キラキラと輝くそのテカリは周りから脂っぽく見えてしまうので、きちんと顔のお手入れをすることが重要となっている。

補足ではあるが、Tゾーンとよく一緒に説明されるUゾーンとは、あごのラインのことである。こちらの特徴は水分蒸発量が多くて乾燥しやすいこと。Tゾーンの脂っぽさと異なり、どちらかというと乾燥しやすい部分になっている。なお、このUゾーンの乾燥しやすさとTゾーンの脂っぽさが両方見られる場合には、一般的に混合肌タイプと呼ばれている。

2. Tゾーンのトラブルの原因は皮脂の多さ

なぜ男性の場合はTゾーンがテカリやすいのだろうか。その理由はどうやら男性の肌の特徴にあるようだ。男性の皮膚の特徴を説明しつつ、テカリやすさの理由を解説していこう。

男性のTゾーンは皮脂が多い

女性に比べて男性の皮脂量は多いといわれているが、顕著に見られるのがTゾーンである。皮脂量が多い理由は、男性ホルモンが関係しているという。実は男性ホルモンには皮脂腺の発育を促す働きがあるため、それに伴い皮脂分泌も活発になってしまうというのだ。しかも皮脂腺は前額、眉間、鼻などに多いという。その結果、男性のTゾーンは女性に比べてテカリやすいのである。

年を取っても皮脂量が変わらない

女性の場合は35歳頃を過ぎると、徐々に体の皮脂量は減少していく。一方、男性は30代を過ぎても、体の皮脂量は変わらないといわれている。したがって、顔が脂っこい人は、年齢を重ねたとしても脂ギッシュな顔をしている可能性が高いのである。

間違った洗顔が皮脂量を増やす

Tゾーンがテカリやすい理由は男性の肌の特徴にあるのだが、そのテカリを取ろうと思い間違ったスキンケアを行っている人も多いという。特に多い間違いが顔全体をゴシゴシと洗ったり、何回も洗ったりするというもの。これらはかえって皮脂の分泌を促すことにつながるため、顔の脂っぽさを助長してしまう。そのため、自分の肌に合った正しいスキンケアを身につける必要がある。

3. Tゾーンの正しいケア方法

Tゾーンのテカリを防ぐには正しい洗顔・スキンケアが必要になるが、その方法を知らない人は少なくない。正しいやり方を詳しく解説するので、ポイントを確認してからケアに取り組むとよいだろう。

1.ぬるま湯で顔の汚れやほこりを落とす

いきなり洗顔料を付けると肌への刺激が強すぎるため、まずはぬるま湯で十分に肌を濡らすのがよい。十分に濡らすことで、洗顔料などがなじみやすくなる。なお、熱いお湯で顔を濡らしてしまうと、皮脂を分泌させる原因になるので注意してほしい。

2.十分に洗顔料を泡立てる

洗顔料はそのまま作ると摩擦が強すぎるため、よく泡立ててから使うのがポイントになる。ペーストタイプの洗顔料なら2~3cm程度手のひらに取り、少量の水を加えて10秒程度よく混ぜる。さらに水を加えて10秒混ぜて、もう1回水を加えて10秒ほど混ぜるとキメの細かい泡を作ることができる。やや面倒に感じるかもしれないが、重要なので毎回ていねいに泡立てるようにしよう。

3.指先でマッサージするように洗う

泡をほほ、おでこ、あご、鼻筋につけてから、クルクルと指の腹を回すような感覚で顔を洗っていく。力いっぱいゴシゴシと洗ってしまうと、摩擦が強くなり皮脂の分泌を促してしまうので注意したほうがいい。また、おでこから鼻筋のラインは洗顔のし忘れが起こりやすい場所なので、ていねいに指でクルクルとするのがよい。これで不要な汚れや皮脂を落とすことができる。

4.ぬるま湯ですすぐ

顔全体をまんべんなく洗えたら、ぬるま湯ですすぐとよい。このときもバシャバシャと勢いよく顔にかけるのではなく、優しく泡を落とすように気を付けよう。刺激は少ないため爽快感はないかもしれないが、これで十分顔の汚れを落とすことができる。

5.洗顔後は化粧水と乳液を使おう

洗顔後は肌の水分と油分のバランスが悪くなっているため、早めに化粧水をつけるようにしよう。Tゾーンなど脂っこい部分に塗るときはトントンと軽く叩くような感じがよくて、Uゾーンなど乾燥気味の部分に塗るときは顔になじませるようするといい。また、そのあと肌の水分を逃がさないために、たっぷりと乳液を塗るようにしよう。

4. Tゾーンにニキビや炎症ができてしまったら

Tゾーンに多いトラブルは肌のテカリであるが、これを適切にケアしていないとニキビや炎症などの原因になってしまう。軽度のニキビであれば市販の塗り薬などでも対応できるが、重度のニキビや真菌(カビ)による脂漏性皮膚炎などが起きてしまった場合は皮膚科で処方される塗り薬などを使う必要がある。皮膚の赤みが長引くなら一度、皮膚科に受診しよう。

結論

皮膚のテカリをはじめとするTゾーンのトラブルは男性に多いため、適切な洗顔やスキンケアが必要である。単に顔を洗うだけではあるが、細かいところを気にするだけで皮脂量をコントロールしてテカリを防止できるはずだ。ここで紹介した正しい洗顔方法を身につけて、テカリのないTゾーンを目指そう。
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  • 公開日:

    2020年5月15日

  • 更新日:

    2021年8月27日

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