ブラックリバース処方（TM）って一体何？新しい白髪ケアを始めよう

髪の毛に限らず、誕生したばかりの体毛は、実は全て色がついていない。それなのに黒い髪の毛が生えてくるのは、成長過程でメラニン色素によって色が付けられるためだ。メラニン色素とは、毛髪や肌、瞳の色の元となる色素のことで、髪の毛に対する含有量が多いほど髪色が黒く見える。

逆にいえば、メラニン色素が少ないと黒髪は生えてこない。つまり、白髪が生えてくるのは、メラニン色素が何らかの原因で減少してしまっているからだ。では、メラニン色素が減少してしまう原因は何なのだろうか。考えられる原因は以下の2パターンがある。

メラニン色素はメラノサイトと呼ばれる細胞で作られている。基本的にメラノサイトが活性化していれば、十分なメラニン色素が生成されるため、白髪が大量に生えてくることはない。しかし、加齢や遺伝、生活習慣などによってメラノサイトの機能が衰えると、メラニン色素がうまく作られなくなり、結果的に白髪が増えてしまう。

また、メラニン色素の減少は、酸化ストレスとも深く関わっている。酸化ストレスとは、簡単にいえば体内の酸化と抗酸化機能のバランスが崩れている状態だ。精神的ストレスや紫外線、たばこ、大気汚染などで体内の酸化が優位になると、酸化ストレスがどんどん蓄積されて、メラニン色素だけでなく、メラノサイト自体の減少も招くことになる。

というのも、酸化ストレスはメラノサイトを生み出す色素幹細胞にまで影響が及んでしまうからだ。色素幹細胞が正常に働かなくなると、メラニン色素どころかメラノサイト自体作られなくなるため、白髪が一気に増える可能性がある。

ブラックリバース処方（TM）とは、株式会社ネイチャーラボの研究開発部門である「セルラボ」が7年間にわたり研究・開発して生みだした技術だ。その名の通り、白髪を染めるのではなく、自然な黒髪に戻すことを目的とした成分処方が施されている。

中でも、主成分の「PTP20（パルミトイルテトラペプチド-20）」は、前述で伝えた白髪の原因にアプローチする効果が確認されており、国際科学専門誌「International journal of Cosmetic Science」においてもその実力が掲載されている。なお、具体的な効果は以下の通りだ。

ブラックリバース処方（TM）は、あくまでもメラニン色素の生成をサポートする成分処方であるため、すでにメラニンがなくなっている場合は効果が期待できない。しかし、少しでもメラニン色素が残っている髪の毛に対しては、再び自然な髪色に戻す効果が期待できる。

その他、ブラックリバース処方（TM）には、頭皮環境を改善する効果が期待できる「アセチルテトラペプチド-3」を始め、ハリ・コシを高める成分、抗炎症や抗酸化に効果的な成分が配合されている。

ブラックリバース処方（TM）商品は2018年に先行発売され、本格的に登場したのは2019年と新しい。そのため、まだ認知度は低いが、これからは白髪染めと同じぐらい白髪ケアの定番となっていくことだろう。現在白髪に悩んでいる方は、ぜひ染めるケアと戻すケア、2つの方法で理想の黒髪を目指してほしい。